【死霊の唄】 ~喜如嘉~
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大宜味村字喜如嘉の山奥に、大川ペークというところがある。
昔、木こりが木を切っていると、美しい声で女が歌うのが聞こえました。
彼は薪取りの乙女が歌っているのだと思い、気にも止めなかったが、
いつ聞いても同じ歌ばかり繰り返しているのを不思議に思うようになる。
~続き~
不思議なことに、はるか遠い所で歌っているかと思うと、
今度は近くで歌っているようにも聞こえる。
山の中だけに、そんなに早く歩きまわる事は出来ないはずだと思うと、
ますます不思議に思えるようになった。
彼は、斧を持つ手を緩め、歌声のする方に向かって耳を澄ませてみる、
今度は自分の背後から聞こえてくる。
彼はふっと振り向いてみると、2・3件ばかり離れたこうぼうの木に、
ドクロが掛かっていた。
よく見ると可哀想なことに、鼻穴からも小枝が刺し貫いている。
彼は腰を抜かさんばかりに驚き、思わず手を合わせ地にひれ伏した。
「くちゃねーぬふきば、みからじんやむい。さんかみじふしや、ぬみんならん。」
それは、ドクロの歌である。つまり、
『東風が吹けば、自分の頭も痛み出し、
三日水(死に水)を飲みたいと思っているけれど、飲むことも出来ない』
と言っているのである。
伝わるところによれば、喜如嘉の女が薪取りに出かけ、
毒蛇に噛まれて死んだが発見されず、骨となったものらしい。
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