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2013-11-01 14:08

在日米国海兵隊報道部

うるま市で行われた闘牛をアメリカ人家族も観戦

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二頭の牛が角を突合せ巨体同士が力強くぶつかり合うと、会場が割れんばかりの歓声がアリーナ全体に広がりました。・・・

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二頭の牛が角を突合せ巨体同士が力強くぶつかり合うと、会場が割れんばかりの歓声がアリーナ全体に広がりました。
うるま市石川にある多目的ドームで開催されたうるま祭り闘牛大会には、地元の人たちに混じってアメリカ人家族も一連の対戦を観戦しました。

闘牛大会は、海兵隊員やその家族が沖縄の豊かな伝統ある独特な側面を体験する絶好な機会となりました。
ジョエル・ニューポート一等軍曹は、「日本で初めての体験で、このような闘牛を観戦したことがなかったので、とても面白かったです」と話しています。

ツアーガイドのマーク・ウエヤスターさんは、沖縄の伝統的な闘牛は他の文化に見られる闘牛とは異なり、牛同士の過度の激しい行為を避け、闘牛場での動物の安全を守るため厳しい規則がしかれていると説明しています。
取組では二頭の牛が対戦相手を圧倒して優位に立とうとお互いの角を突き合わせて相対し、先に相手を追い込んで突いた方が勝利します。勿論、取組は観客に楽しんでもらうために行われますが、牛の安全が最優先されています。

ウエヤスターさんは、「それぞれの牛には格闘中の安全を確保するためにセコ(闘牛士)がいます。多くの人は牛が非常に攻撃的だと思っているようですが、実際はそうではありません。牛たちは闘牛場外ではペットのように扱われ、非常におとなしいんですよ」と話しています。

そして、「対戦中に牛が傷を負ったりした場合、取組はすぐに中断されます。闘牛は沖縄文化の一部で、19世紀半ば、集落で娯楽として始まりました。今日、沖縄県は闘牛の伝統を重んじている数少ないの都道府県の一つです」

「19世紀後半には闘牛が非常に盛んになったため、琉球王国では3つの村共同でひとつの闘牛大会を行うことを許可する法律を執行しました。その後闘牛は大変盛んでしたが、1945年の沖縄戦で一時中断されたものの、再び人気を集めています」と説明を続けました。

闘牛観戦に来た亀山あられさんは、「今日の対戦はとてもよかったです。頻繁に会場に来ているので、時々、闘牛場内で牛の安全に目を配って闘牛士の手伝いをすることもあるんですよ」と話しています。

ニューポート一等軍曹は、闘牛は観客全員を楽しませ、アメリカ人観客は沖縄の伝統の一部に対する新たな発見と共に帰路に着いたと話し、「他の海兵隊員、特に家族同伴で赴任している人たちに観戦することを強く勧めたいです。沖縄の文化を肌で体験することはとても楽しいことなので」と締めくくりました。

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