- ごーやーどっとネット
- 沖縄ニュース
- おすすめ
- 全国学力テスト:沖縄小6ほぼ全国水準、中3は全て平均以下
2017-08-29 07:40:00
沖縄タイムス社
全国学力テスト:沖縄小6ほぼ全国水準、中3は全て平均以下
文部科学省は28日、全国の小学校6年生と中学校3年生を・・・
記事読み込み中...
文部科学省は28日、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に4月に実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。沖縄の公立学校を見ると、小学校は全4科目とも全国平均との差が1〜2ポイントで、ほぼ全国平均並み。中学校は3年前の2014年に小学校で好結果を残した学年がどのような結果を出すか注目されたが、各科目とも全国平均を5〜7ポイント下回った。ただ、数学A・Bが全国平均との差を過去最少に縮めるなど、中長期的には全国水準に近づきつつある。
都道府県別の平均正答率について、文部科学省は序列化や過度な競争を防ぐため、昨年から整数値で公表している。
小学校は算数Aの平均正答率が全国平均より2ポイント高く、4年連続で全国平均を上回った。ほかの科目も14年以降は他県と肩を並べている。
中学校は、年や科目によって多少の変動はあるが、07年に数学で最大13〜14ポイントあった差は大幅に縮小している。ただ、小学校時代に全国水準並みの結果を残した学年が中学校では平均以下になったことで、原因の分析や対策が課題になりそうだ。
県教育委員会は「教科担任制で学校ぐるみの対策が取りにくいほか、生活指導など勉強面以外の課題もあり、小学校と比べると効果が出にくい」と分析している。
県内の公立校の参加状況は、小学校が260校(特別支援学校2校含む)、中学校が147校(同2校、県立中学1校含む)で、参加者は計2万8989人。 全国学力テスト 正式名称は「全国学力・学習状況調査」。2007年度から小6と中3の全員を対象に実施。国語と算数・数学のほか、3年に1度は理科が加わる。中3は19年度から英語も3年に1度程度実施する予定。国語と算数・数学は基礎的知識を問うA問題と、知識の活用力をみるB問題を出す。児童生徒や学校に生活習慣などを尋ねるアンケートも行う。  おことわり 沖縄タイムスは全国学力テストの結果に関し、昨年と同様、都道府県別の順位を明示する報道は控えます。上位も下位も正答率に大差なく、順位付けすることで過度な競争を招きかねないためです。原則として「全国水準並み」「上位グループ」などと表現します。
都道府県別の平均正答率について、文部科学省は序列化や過度な競争を防ぐため、昨年から整数値で公表している。
小学校は算数Aの平均正答率が全国平均より2ポイント高く、4年連続で全国平均を上回った。ほかの科目も14年以降は他県と肩を並べている。
中学校は、年や科目によって多少の変動はあるが、07年に数学で最大13〜14ポイントあった差は大幅に縮小している。ただ、小学校時代に全国水準並みの結果を残した学年が中学校では平均以下になったことで、原因の分析や対策が課題になりそうだ。
県教育委員会は「教科担任制で学校ぐるみの対策が取りにくいほか、生活指導など勉強面以外の課題もあり、小学校と比べると効果が出にくい」と分析している。
県内の公立校の参加状況は、小学校が260校(特別支援学校2校含む)、中学校が147校(同2校、県立中学1校含む)で、参加者は計2万8989人。 全国学力テスト 正式名称は「全国学力・学習状況調査」。2007年度から小6と中3の全員を対象に実施。国語と算数・数学のほか、3年に1度は理科が加わる。中3は19年度から英語も3年に1度程度実施する予定。国語と算数・数学は基礎的知識を問うA問題と、知識の活用力をみるB問題を出す。児童生徒や学校に生活習慣などを尋ねるアンケートも行う。  おことわり 沖縄タイムスは全国学力テストの結果に関し、昨年と同様、都道府県別の順位を明示する報道は控えます。上位も下位も正答率に大差なく、順位付けすることで過度な競争を招きかねないためです。原則として「全国水準並み」「上位グループ」などと表現します。
スポンサーリンク
スポンサーリンク