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2017-10-07 05:00:00

沖縄タイムス社

見せた女子野球の力 「美ら沖縄」男子相手に初勝利

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見せた女子野球の力 「美ら沖縄」男子相手に初勝利
【北部】北部地域の小学生から社会人までの野球好きな�・・・

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 【北部】北部地域の小学生から社会人までの野球好きな女子選手が集まった野球チーム「美ら沖縄」が公式戦で男子チームに挑戦している。名護市営球場のサブグラウンドで8月にあった軟式野球の公式トーナメント戦に初出場し、男子チームに勝利した。女子チームが男子チームと公式戦で戦うのは県内初めてだった。今月、北部地区選手権大会に出場し、リベンジに燃える。チームの阿波連一光代表(48)は「女子野球も盛り上がってほしい」と意気込んでいる。(北部報道部・山田優介) 美ら沖縄は、2011年にあった第1回全日本女子小学生九州大会に出場するため、県内の小学生16人で結成した。現在、県内で5団体ある女子野球チームの中で公式戦に出場するのは美ら沖縄だけ。

 練習は月2回あるが、選手たちはそれぞれ学校の部活動に所属しているためメンバー全員が集まることはほとんどない。阿波連代表は「試合で初めて顔を合わせる選手もいて、即席でやっている」と苦笑いする。

 招待チームとして8月にあった第134回秋季北部地区大会のC級トーナメントに出場。県野球連盟北部支部の古堅剛支部長は「練習しても大会に出場する機会が少なければ、女子選手のやる気も起きない。大会に出ることで女子野球の発展につなげたかった」と説明する。

 初戦、美ら沖縄の平均年齢は約20歳に対し、対戦相手の男子チーム「シンシアーズ」は平均年齢約60歳と、年齢差は3倍。

 2−3の最終六回裏、美ら沖縄は2死三塁と逆転のチャンスを迎え、ソフトボール経験者の7番比嘉敦子さん(18)=名護高3年=がライト前ヒットを打ち、同点に追いついた。比嘉さんは「打席に立ったときヒットを打てるかとても緊張した。同点に追いつくことができてほっとした」と笑顔。

 延長七回に突入し、無死満塁の特別ルールとなったが互いに攻撃の手を緩めず、5−5の同点。相手投手が足を痛め、棄権勝ちした。続く2回戦は、0−9の五回コールド負けだった。

 小学生の時から野球を続けてきた湧川優菜さん(18)=名護商工高3年=は「男子チームには負けたくなかったが、バッティングなど力の差を感じた。もっと練習して次は勝ちたい」と意気込む。

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