沖縄気象台によると、猛烈な台風１３号は、勢力を維持したまま６日には沖縄の南へ進み、７日にも沖縄地方に接近するおそれがある。

　台風１３号は４日午後３時現在、沖ノ鳥島の南東約３１０キロにあり、時速２５キロで西に進んでいる。中心の気圧は９００ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は６０メートル、最大瞬間風速は８５メートルで、中心から半径１９０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっている。

　大東島地方の沿岸の海域では、５日明け方からうねりを伴い波が３メートルと高くなり、しける見込み。沖縄本島地方では５日夕方から、宮古島地方では５日夜から、波が高くなるおそれがあり、同気象台は注意を呼び掛けている。【沖縄タイムス＋プラス編集部】