ムシャーマ 2013
参考画像 | |
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開催日時 | 2013年 8月20日(火) |
開催地 | 波照間 公民館前広場 |
アクセス | 波照間中学校すぐとなり。旅客ターミナルより徒歩約15分。 |
料金 | - |
主催者 | - |
ジャンル | 沖縄の夏祭り |
お問い合わせ | 0980-85-8008 (波照間公民館) |
URL | - |
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備考
波照間島は日本最南端の小さな有人島。
この島の名前は、「果ての珊瑚礁(ウル)の島」から名付けられたと言われている。
珊瑚礁の石垣とフクギに囲まれた赤瓦の家々、ブーゲンビリアやハイビスカスの花々が咲く、美しい島の景色。
その島での最大のイベントが「ムシャーマ」の日。
島を離れて暮らす人々も、この日は島に帰り、島の繁栄を皆で願って過ごす。
ふだん550人程の人口が、倍近くにもなるという。
「ムシャーマ」とは、旧暦7月14日、お盆の中日に行われる「豊年祈願」と「祖先供養」を目的とする波照間島独特の祭事である。
波照間島の言葉で「面白い」ことを「ムッサハー」と言うが、ムシャーマの語源は、この「ムッサハー」だと言われている。その由来のとおり、この祭事の日は一日中様々な芸能が披露され、島の人々を楽しませてくれる。娯楽の少なかった時代、人々にとってこのお祭りは待ち遠しい行事の一つであった。
ムシャーマの一日は仮装行列から始まる。
航海安全と人生航路の安全を祈りながら踊る「嘉利吉節(かりゆしぶし」。
軽快な曲調に合わせて農耕の様子を踊る「豆どうま節(まみどうまぶし」。
稲穂から精米にして俵にするまでの行程を踊る「稲摺節(いにすりぶし)」。
行列の演目は、豊年祈願・祖先供養の意味を持つものであるが、時代の世相を反映して幾多の変遷があったと言われている。
この島で生まれ育った若者達が島を離れていく反面、南国の生活に憧れて沖縄県外から移り住む人たちも多い。昔から伝え受け継がれてきた文化、新しく入ってきた文化、ムシャーマの仮装行列からこの島の歴史を知ることができるかもしれない。
仮装行列の後は、オーシャー(公民館)の中庭でテーク(太鼓の舞)とボー(棒術)が行われ、その次に「ニンブチャー」(念仏踊り)が行われた。「ニンブチャー」は、極楽の天国へ成仏できずにいる無縁仏を慰霊し、故人を偲び感謝するもの。
そしてブドリ(舞踊)、コンギー(狂言)等が演じられた。
祭の最終演目は獅子舞。
獅子は計6頭。なかなかの迫力!毎年泣き出す子どもが出るという。
波照間島の夏、一年で最も賑わう一日、ムシャーマの日。祖先への崇拝の心、島の繁栄を願う心が溢れる一日になるだろう。
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