くんくんしー 工工四琉球音楽の独自の楽譜。登場は18世紀の後半、屋嘉比朝寄(1716〜1775)の時代。それまでは専ら口伝によって伝えられていたが、屋嘉比は中国の「工尺譜」を参考にして「工六四(クルルンシー)」という琉球の楽譜を創案した。 その後、楽聖・知念績高(1761〜1828)や野村流の祖・野村安趙(1805〜1871)らよる長年の心血注いだ改良により、現在の「工工四(くんくんしー)」となる。 工工四は、漢字で縦書きで音程を示すのではなく、弦を押さえる指使いを示している。
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