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2013-08-16

在日米国海兵隊報道部

沖縄の人たちが米軍関係者と地元の伝統を分かち合う

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沖縄の人たちが米軍関係者と地元の伝統を分かち合う
【沖縄県浦添(うらそえ)市】ステージからはライブミュージックが響き渡り、鮮やかな衣装を着・・・

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【沖縄県浦添(うらそえ)市】
ステージからはライブミュージックが響き渡り、鮮やかな衣装を着た人たちが目の前を早足で通り過ぎていく。

それは7月下旬に開催された第36回浦添てだこまつりで見られた光景で、集まった日本人やアメリカ人の観客を十二分に楽しませました。

松本哲治浦添市長が市内にある海兵隊施設キャンプ・キンザーの海兵隊員たちをお祭りに招待し、キャンプ・キンザー司令官のエドマンド・ボーウェン大佐は夫人同伴でこのお祭りに参加しました。

ボーウェン司令官は、「キャンプ・キンザーを代表して沖縄の伝統についてもっと学ぶために来ました。松本市長にご招待いただき、市長と市長夫人と私たち夫婦が共に時間を過ごすことができて光栄です」と話しています。

「てだこ」とは「太陽の子」という意味で、浦添が琉球王国の首都であった頃、王「英祖王」の父が太陽であったという伝説にちなんで沖縄の方言で太陽をあらわす「てだ」と、子どもの「こ」をあわせて「てだこ」と呼ばれています。

毎年7月下旬頃に開催されるこのお祭りは琉球王国時代の有力な国王に敬意を表しています。

夏祭りで観客はライブミュージックを聴き、沖縄の伝統的な踊り、エイサー、相撲、花火鑑賞ができ、様々な屋台やアトラクションも楽しみました。

米軍関係者は地元の人たちとの交流を図り、彼らの文化を深く理解する機会を得ました。

車両オペレーターで、この祭りに参加したグラッハム・オフォリ伍長は、「このようなイベントに初めて参加しました。アメリカでは絶対見ることがないので、地元のお祭りに一度も参加したことのない人には、参加することを強く勧めます」と語っています。

複数の日本人とアメリカ人の家族がお祭り会場で一緒に時を過ごしました。

松本市長は、「友人や家族と集って最高の時を過ごす機会の一つです。米軍関係者が祭りで楽しんでいるのを見ると嬉しいですね」と述べています。

地元の伝統を共有することは、地元社会と米軍関係者との絆を深めるのに役立ち、観客らが祭りで楽しい時を過ごしたのは、賑やかな観衆の肯定的な反応から明らかでした。

松本市長は、「人々が結束するので、文化交流はどのような時でもすばらしいものです。ボーウェン大佐と奥様が私たち夫婦と共に参加できて光栄です。また、今後開催される祭りでもお目にかかれることを楽しみにしています」と話していました。


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