【沖縄県うるま市】
色鮮やかな反射安全ベストを着用している光景が、うるま市民や米軍人も参加した交通安全運動の華やいだ始まりを告げました。

7月9日にうるま警察署で実施された平成25年夏の交通安全県民運動の出発式に、市内にあるキャンプ・コートニーとキャンプ・マクトリアスからの幹部も出席しました。

交通安全運動ではキャンプ・コートニーやキャンプ・マクトリアスの基地内、そしてうるま市内でのドライバーに安全運転を促進することを目的としています。

うるま警察署交通課の玉城尚也警部補は、「米軍の方々が出発式に参加してくれて良かったです。米軍が出発式に参加する事はそうそうあることではないので」と話しています。

海兵隊員が出発式に参加したのは、2週間の交通安全運動で、地元地域と米軍人の双方がどれだけ交通事故件数の低減に役立つかを示すためでした。

キャンプ・コートニーとキャンプ・マクトリアスの基地作戦担当官のアンドリュー・ウイリアムズ中尉は、「うるま市の地元地域に関わるあらゆるイベントへの参加や支援は、いつでも喜ばしいことです。平成25年夏の交通安全県民運動の出発式への参加は、基地内外における安全運転の重要性を強調しています」と述べています。

出発式では、子供たちによる伝統舞踊、地元や海兵隊の代表によるスピーチが行われました。

キャンプ・コートニーとキャンプ・マクトリアスの基地司令官マイケル・テイラー大佐は、「海兵隊の良き隣人であることへの取り組みは、あらゆる機会に置いて安全運転の重要性について海兵隊員に話をすることを意味しています」と説明しました。

さらに、「私たちの取り組みは在沖海兵隊全体で継続して強調している『常に安全第一』キャンペーンの一環です。基地内だけでなく、地域においても安全運転を行い、気を配ることは大切なことです」と述べました。

「常に安全第一」は、在日米海兵隊の組織的活動で、所属する全ての隊員と家族に関連する安全プログラムに重点的に取り組んでいます。

テイラー大佐は、「誰かが注意散漫、または酒に酔った状態で車を運転していると、自分自身、または他人が大怪我をする危険があるので、今回の交通安全県民運動は大切です」と語りました。

玉城警部補は、これまでの地元のイベントに海兵隊員が参加したことはありましたが、交通安全県民運動は単に地元の人のためではなく、米軍人にとっても大切なことだと誰もが理解することが大切ですと話し、「軍人の方々に出発式に参加してもらえて良かったです。軍人の方々も真剣に受け止め、地域をより安全な場所するように取り組んでいることを多くの住民が認識しています」と述べました。

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