来歴
日本大学
芸術学部中退後、芝居の勉強のため単身
アメリカへ渡る。帰国後に青春ドラマ『
これが青春だ』の主人公に抜擢され、一躍スターダムにのし上がった。ちなみに『これが青春だ』は後の『
太陽にほえろ!』で、才能ある新人
俳優をいきなり主役に抜擢して番組で成長する姿を映し、それとともにその新人俳優をスターにしていくという手法の先駆けであり、その後同番組でこの手法を使うことにより多くの新人俳優がスターになっていった。
芸名は、新人を売り出すのに本名の「長谷川龍男」ではインパクトが足りないということで『これが青春だ』の主人公の役名、大岩雷太にしようとプロデューサーの間で決めたが、本人が「
親に貰った名前を変えるのは嫌だ」と強く抵抗。結局、本名から「龍」の字を取り、「竜雷太」で納得してもらったという。しかし、本人はドラマ終了後は本名に戻すつもりだったらしい(岡田晋吉著『青春ドラマ夢伝説』より)
1972年にスタートした『太陽にほえろ!』では、ゴリさんこと石塚刑事役を10年間務めた。撮影現場では、ゴリさんの役柄そのままに新人教育係を務めていたという。
後年、
フジテレビ系列『
ハッピーボーイズアワー爆笑おすピー問題!』にゲスト出演した
渡辺徹が、竜はかなり熱血漢的な演技指導であった(竜本人も『太陽に〜』スタッフも認めている)が故に「『太陽にほえろ!』共演時、まず自分の出番よりも竜と一緒の撮影シーンがあるか無いかをチェックしていた」と告白する。竜もVTRコメントで「徹が太れなかったのは、どうも俺のせいだったらしい」と苦笑いで懐古していた。
1982年に『太陽にほえろ!』を降板、そしてその僅か4ヵ月後に『
金曜日の妻たちへ』に村越隆正役で出演。このドラマは当時『太陽にほえろ!』が終了してわずか1時間後からオンエアされており、大半の人はこのドラマを見るときにはまだ『太陽にほえろ!』の余韻が強く残っていた上、“竜雷太=ゴリさん”というイメージが全く払拭されていなかったためか当時の視聴者からは「死んだはずのゴリさんがなぜ若い女性と浮気してるの?」という意見もあったという。また、第1話で
モデルの
女性(
石田えり)と
浮気をしていたのはゴリさんが銃撃されたのと同じ
倉庫や
コンテナがある
港であったため、「ゴリさんが浮気をしている」というイメージを更に増長させてしまった。金妻のスタッフがゴリさんの殉職した地ということを意識して浮気のシーンを港に設定したという説があるが、その真意は定かではない(しかも「太陽~」で実際にはゴリさんは生涯独身であったため?浮気?にはあたらず、殉職した地も港ではなく工場である)。
1990年代中頃に
島田洋七への
土地売却を巡るトラブルを起こす。竜が洋七に「いい土地だから」と紹介したが、
水道、
電気の有無を確認もせずに紹介してしまったのが真相であるが、「
原野商法じゃないか!」と非難の眼を向けられ裁判沙汰となった。
一部で
京都府舞鶴市出身とされているが、生まれは大阪府箕面市(旧・箕面村)に生まれ、戦時中、父母の出身地であり、叔父のいる舞鶴に疎開して10年間育っている。
尚、ドラマで共演したこともある俳優の
峰竜太と名前が似ていることから、ファンの間でも勘違いされることが多い。また竜雷太という芸名柄、
中日ドラゴンズのファンと思われがちだが、芸名の“竜”は本名の“龍男”からとったものであり、中日ドラゴンズとは全く関係ない。そして竜自身も中日ファンではない。
出演
テレビドラマ
映画
- 春らんまん(1968年1月14日、東宝) - 奈良 役
- 若者よ挑戦せよ(1968年10月5日、東宝)
- 燃えろ!青春(1968年12月19日、東宝) - 江島雷太 役
- 夕日くんサラリーマン脱出作戦(1971年4月15日、東宝)
- 夕日くん サラリーマン仁義(1973年9月22日、東宝)
-
新幹線大爆破(1975年7月5日、東映) - 鉄道公安官 役
- 俺の選んだ女(1976年12月11日、東宝);唯一の主演映画
-
犬笛(1978年4月1日、三船プロ) - 橋川刑事
-
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく(1978年8月5日、松竹) - 宮田隆 役
-
戦国自衛隊(1979年12月5日、東宝) - 木村治久 三曹 役
-
首都消失(1987年1月17日、東宝) - 堀江 役
-
大誘拐(1991年1月15日、東宝) - 佐久間 役
-
美味しんぼ(1996年4月13日、松竹) - 中川 役
-
釣りバカ日誌7(1994年12月23日、松竹)
- 釣りバカ日誌8(1996年8月10日、松竹)
- 釣りバカ日誌9(1997年9月6日、松竹)
- 釣りバカ日誌10(1998年8月8日、松竹)
-
ケイゾク / 映画(2000年3月4日、東宝)
-
自虐の詩(2007年10月27日、松竹)
-
20世紀少年(2008年) - チョーさん 役
その他のテレビ番組
CM
ゲーム
音楽
シングル
- あの娘と暮らしたい / 君と二人で(1967年、キングレコード BS-635)
- 愛の子守唄 / いいかい?(1967年、キングレコード BS-740)
関連項目
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)