1972年、第4回
手塚賞佳作(『負けるな紀三郎』、柳沢公夫名義)。 同期受賞者に黒咲一人がいる。
作品の傾向
デビュー当初はギャグとラブコメをメインとした明るいタッチであったが、柳沢の代表作『翔んだカップル』を機に暗さもあわせもつストーリー調に変化していった。特に『翔んだカップル』は、初期はラブコメ調だったのが、中盤以降は暗さを増していく。終盤の暗さと重さは、柳沢の全作品でも際立ったものである。
それ以降の作品はやや異なり、柳沢の持ち味であるぐいぐいと引き込まれるストーリー展開で、連載本数が増え始めた。一時期は10誌近くの連載を持ち、その凄さは
喜国雅彦の『傷だらけの天使たち』でもネタになったほどである。柳沢の絵はややラフなタッチであるが、それを補って余りあるストーリー構成があるからこそ連載を多く持てたと言えよう。当初は少年誌で活躍していたが、その後青年誌・総合(活字主体の)週刊誌と活動の場を移し、それにつれて内容もアダルト色を強めている。『特命係長・只野仁』はその典型的な作品でありドラマ化もされているが(同項参照)、原作においては作者本人の社会観や人生論が滲み出ている箇所も多い。
ラストが尻切れトンボで終わるケースがままある。短期打ち切り作品だけでなく、長期連載した作品にも例があり、近年の柳沢の代表作となった『特命係長・只野仁』も、突然終了している(2007年4月)。
作品リスト
- 講談社から単行本化の際に『原宿ファッション物語』に改題
- 瑠璃色ゼネレーション
- 青き炎
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男の自画像
- 東京BJ
- ふしだらなフェイス
- 寝物語
- SHOP自分
- 悪の華
- 次男物語
- 七百三十夜
- 妖しい花
- 自分が好き
- 魔天使小夜子
- Bのアルバム
- GYM
- MISOJI
- 色男色女
- 平成羽衣物語
- 俺にもくれ
- 俺にはオレの唄がある
- 東京千夜一夜
- 未望人
- 流行唄
- 烈拳
- BOY
- 極棒兄弟
- ハレム参宮橋
- マルチェロ
- 夜の紳士
- 夜物語
- 乱造斎女絵日記
-
特命係長・只野仁
- 大市民番外編
- 夢の国
- 夜の街
- THE 大市民
- 消えた恋人
-
特命女子アナ 並野容子
師匠
アシスタント
外部リンク
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)