概要
ドラマの中で、堺演じる正午のレコード会社からメジャーデビューすることになっている新人バンド・
ZUKANは、現実でもメジャーデビューが決定しており、メンバー本人がドラマに出演している。また、デビュー曲『ハイジ』のジャケットに複数のデザイン候補の中から正午が選んだものを使用したり、現実同様
米米CLUBの『
つ・よ・が・り』や
AIの『大切なもの』と同日発売されるなど、ZUKANのデビュー曲発売前後の活動がドラマとリンクしながら展開されている。
オープニングタイトルでは、堺の幼少時代から芸能界デビューした当時までの写真が使用されている。
あらすじ
主人公・
立木正午(堺正章)は60歳で
還暦を迎えたばかり。若い頃は
GSバンドの一員として人気を集めたが、現在はバンド解散後に設立した
レコード会社で、役員待遇のプロデューサーをしている。バツイチである正午が、ひょんなことから出会った25歳年下の
女優、
長野かえで(
夏川結衣)に一目惚れする。
キャスト
- 昭和23年生まれ、牡羊座のO型。オールインレコードの役員待遇プロデューサー。グループ・サウンズ全盛期に、ケンちゃんたちとザ・レインドロップスを組んで活動していたが、最近の音楽についてはよく分からない。地位・名誉・金の全てを手にし、結婚した光代との間に一人娘の朝子をもうけたが、仕事で家族を顧みなかったため離婚し、現在は独身。かえでとの出会いがキッカケで、自身の人生観が大きく変わっていくこととなる。菊原が発掘し、自らプロモーションの陣頭指揮を執ってきた新人バンド・ZUKANのデビュー曲の売上が伸びなかった責任を取り、会社に辞表を提出。その後再会した菊原とともにインディーズレーベル「チャッピーズ」を立ち上げ、新人アーティストの発掘に駆け回っている。キャバクラではよく『雨あがりの夜空に』(オリジナル:RCサクセション)をカラオケで歌っている。
- 昭和47年5月20日生まれ。女優を目指して金沢から上京し、再現ドラマに出演しながら、生計を立てるために居酒屋「てんてこ舞」でアルバイトをしている。60歳の正午と年下の龍彦との間で思いが揺らぐ。その後オーディションを受けながら、村上社長とともに営業活動を続け、映画『タクシー亀山』でヒロインの叔母役を演じた。そしてその演技が評価され、武蔵野映画祭の助演女優賞を受賞。授賞式の席上、正午に言われた言葉を信じてやってきたこと、それを言われたのは自分の大好きな人だと話し、プロポーズを断念した龍彦から知らされた居場所に向かい、正午にそばにいてほしいと伝える。母・秀子が大ファンである正午のニックネームから命名したトイプードルのチャッピーを飼っている。
- かえでの彼氏的な存在で腐れ縁の関係。小説家を志しているものの、肝心の作品は一向に執筆する気配もなく、金も仕事も住む所もないため、かえでだけでなく、複数の女性の部屋を転々としていた。だが、ひょんなことから知り合った正午がかえでに思いを寄せていることを知った上、正午から恋のライバル宣言をされたことに危機感を募らせ、ようやくアルバイトを始める。また一郎に頼まれて読んだ脚本の手直しを始めたことがキッカケとなり、自身のバイト代で中古のパソコンを購入し、シナリオコンテストへの応募を本格的に目指す。武蔵野映画祭の授賞式でかえでにプロポーズをしようとしたが、かえでにとって正午の存在がいかに大きかったかを思い知らされ、断念。脚本執筆の取材中に偶然知った正午の居場所をかえでに伝え、正午の元に送り出した。正午のことは「おっちゃん」と呼んでいる。
- 獅子座生まれのA型。正午の秘書。本人的には全く悪気はないのだが、ストレートな言動でいつも周りの人々を嫌な気分にさせてしまう。正午の下についてから長く、プライベートもある程度把握している。
- 正午の部下。天然キャラの今どきの若者で、菊原退職後に増えた仕事や正午の恋を応援するなど、いろいろ彼なりに頑張るも、少々空回り気味なのが玉にキズ。幼い頃に父親を亡くしたため、正午を実の父親のように慕っている。これまで彼氏のいる女性ばかりを好きになっては振られ続けていたが、現在は合コンで知り合った朝子に思いを寄せている。
- かえでが出演する再現ドラマのディレクター。嫌味っぽく、グジグジこうるさいが、弱キャラである。律子を主役にした映画を作るのが夢。
- 居酒屋「てんてこ舞」でアルバイトをしている大学生で、就職が決まったばかり。かえでのことを東京のお母さんのように慕う。
- 再現ドラマに出演しはじめた若手女優。可愛くアイドル的ではあるが、致命的に芝居が下手。
- 菊原が発掘した沖縄県出身の5人組バンド。菊原の退職後、正午がプロデュースを担当し、プロモーションの陣頭指揮を執った。正午退職後は文平がその担当を引き継いだ。実在するバンドで吉本興業の音楽レーベル、よしもとアールアンドシー所属。ドラマの展開と同様、実際にメジャーデビューを果たし、デビュー曲『ハイジ』のジャケットやポスターは、劇中正午が選んだデザインと同じものが実際に使用された。またセリフには沖縄訛りが多様された。
- 正午と光代の娘で女子大生。父親譲りの歌唱力を持ち、正午のレコード会社の新人オーディションを受け、最終審査まで残った。正午と過ごした記憶はほとんどなく、光代と圭介が自分の家族だと思っている。だが光代の影響からか、ザ・レインドロップスの楽曲をカラオケで歌うこともある。文平との交際について、ずっと返事を保留していたが、最終的に付き合うことにした。
- 小さなロックバー「GRACE LAND」のマスター。かつては正午とともにザ・レインドロップスの一員だった。
- ケンちゃんのロックバー「GRACE LAND」で働いている。父親は45歳。
- 光代の現在の夫。光代とはひと回りの年齢差がある。
- かえでの友人で同郷の役者仲間。正午がいなくなった一年後、付き合っていた一郎とできちゃった結婚。
- 正午の元妻。現在は圭介と再婚し、朝子と3人で暮らしている。生命保険の外交員をしている。
- 菊原浩介 - 坂口憲二(特別出演)(第1話、最終話)
- 正午の部下だったが、目標としていた正午がかつて持っていた情熱を失っていることに失望し、オールインレコードを退職。その後バイトをしては日本国内を転々とする日々を過ごしていたが、偶然再会した正午とともにインディーズレーベル「チャッピーズ」を立ち上げる。
- 村上社長 - 不破万作(第5話、第9話、第10話)
- かえでの所属する芸能事務所社長。
- かえでの母で(GS時代の)正午の大ファン。かえでが正午と知り合いだと聞きつけ、ひと目正午に会う為に上京。光代とはザ・レインドロップスの追っかけ仲間。
- ラジオ局のプロデューサーで、正午とも旧知の仲。担当するラジオ番組にZUKANがゲスト出演。
- かえでの父。仕事で上京した際、バーで自分と同じ年の正午と意気投合するが、正午の恋の相手が自分の娘だと知り、気まずくなってしまう。
放送日・サブタイトル・視聴率
サブタイトルはドラマのオープニングで表示されたもの、シナリオ題は新聞のラテ欄に掲載されたものである。
使用楽曲
- 作詞:秋元康 / 作曲:Gajin / 編曲:清水信之
- 劇中歌:『サイケなハート』ザ・レインドロップス《堺正章、コーラス・ムッシュかまやつ》
- 作詞:秋元康 / 作曲・編曲:後藤次利
- 作詞:ZUKAN、阿部義晴 / 作曲:ZUKAN / 編曲:阿部義晴
DVD
- 無理な恋愛 DVD-BOX
- 発売日:2008年9月17日
- 販売元:ポニーキャニオン
- 価格:21,945円(税込、11話+特典映像)
- 特典映像:未定
スタッフ
脚注・出典
外部リンク
前後番組
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)