概要
万葉線を運営していた加越能鉄道が、利用客の著しい減少と経営環境の悪化を理由に、廃止とバス代替の意向を示し、
2001年(平成13年)に、高岡市と旧
新湊市が中心となって第三セクター会社の「
万葉線株式会社」が設立された。
2002年(平成14年)2月に、加越能鉄道から事業譲渡され、同年
4月1日から新会社にて正式に運行が開始された。路面電車を運営するための第三セクター会社は日本初であった。
路線
運行形態
全線を運行する系統が15分(早朝夜間は30分)間隔で設定。朝晩はさらに区間運転の系統が加わる。
利用状況
輸送実績
万葉線の近年の輸送実績を下表に記す。輸送量は激減しているが、第三セクター化後は下げ止まっている。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋
収入実績
万葉線の近年の収入実績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋
営業成績
万葉線の近年の営業成績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋
車両
万葉線の在籍車両は以下の通り。太字は冷房車。
- デ7000形
- デ7051(廃車)、デ7052、デ7053(廃車)
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1961年製造。富山地方鉄道7000形電車とほぼ同型だが、乗降扉が車端にある。設計を流用したため、中央扉を最後部に移設しただけのような外観で、車掌小窓もそのまま残された感じになっている。なお、当形式の番号が50番代から始まっているのは、当時、富山地方鉄道射水線との乗り入れを行っていたことから先の7000形と番号が被らないようにしたためで、「7050形」と記述されることもある。
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1965年製造。7000形とほぼ同型だが、かつては射水線乗り入れ時に連結運用するための連結器があり、総括制御可能であったことから区別されている。
- デ7070形
- デ7071、デ7072、デ7073、デ7074、デ7075、デ7076
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1967年製造。7000形や7060形とほぼ同じだが、設計の変更で側面中間部の車掌小窓がなくなり、すっきりした窓配置になっている。デ7072は加越能鉄道時代の1994年から車体正面にネコ、側面に十二支の動物の絵が描かれている。これには「アニマル電車」という正式な愛称があるのだが、正面の絵柄から「ネコ電車」と呼ばれている。
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MLRV1000形(アイトラム)
- MLRV1001-a・b、MLRV1002-a・b、MLRV1003-a・b、MLRV1004-a・b
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2003年 - 2004年と2006年 - 2007年製造。超低床構造の2車体連接車。詳しくは当該記事参照。
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1950年製造。1971年に富山地方鉄道から譲受。除雪用にスノープロウを装着している。かつての射水線の主力車両でもあり、高岡駅前から富山市内まで直通運転していた。
外部リンク
社
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)