その流域には
成都、
武漢、
重慶などの重要工業都市、
上海、
南京などの商業都市を含む中国の19の省(市、自治区)があり、全流域の人口は4億5000万にも達している。
古くから水上交易の盛んだった華中でも中心的な交通路として利用されてきた。
上流部は
金沙江(きんさこう)または
ディチュ河、下流部は
揚子江(ようすこう、中国語拼音字母: )とも呼ばれる(後者は外国人に長江全体の名前として誤用された)。
河とか
江といった
漢字は本来固有名詞であるため、中国で「河」とだけいった場合は
黄河を指すが、「江」とだけいうと長江のことを意味する。長江南岸の湿潤な
稲作地帯は「江南」と呼ばれ、中国大陸南部の東海岸地域は「江東」となる。
金沙江
青海省西部で発した後、南の
崑崙山脈へ向かい、青海省とチベット(西蔵)自治区の境界をなす
タンラ山脈の北麓を流れ、チベット東部の
カム地方を東西に二分している。東経97度、北緯27-37度付近では、中国の行政区分でいう「
西蔵」と「
四川」の境界となっている。
また四川から雲南にかけての
褶曲山脈地帯では、南東へ流れる金沙江と瀾滄江(
メコン川上流部)、
怒江(
サルウィン川上流部)がそれぞれ深い谷間を刻みながら平行に流れ、
三江併流をなしている。
関連項目
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)