地理
地勢及び位置
市の面積は27.06km?、広袤は東西3.22Km、南北9.79Kmと南北に細長く、標高は最大90m、最低30mで丘陵起伏がほとんどない都市である。鉄道は中央部を東西に
相模鉄道本線、南北に
小田急江ノ島線が走るほか、北部には
東急田園都市線が乗入れ、狭い市域に8駅がある。このため、市内のどこからも最寄りの駅まで10分前後で行け、更に新宿・渋谷・横浜にはそれぞれ一時間以内に直通出来るという便利さがある。また、道路網も
国道246号線や旧国道246号線、
国道467号線、旧国道16号線、主要地方道丸子中山線などが東西、南北に走り、交通の便も良い。
電話番号は現在は046(2xx) であるが、以前は0462(xx) であった。
河川
-
瀬谷区側に被害が集中することが多いが、毎年大雨・台風が襲来し境川があふれると、ひどい時には床下浸水に遭うことがしばしばある。特に平成3年の時は被害が甚大で鹿島橋を架け替える程であった。
歴史
大和市内の人類の足跡は、今から約23,000年前の
旧石器時代の遺跡で確認されている。市域を流れる引地川、境川に沿った台地には遺跡が点在し、質の高い石器類が発掘されている。数多くの石器類からは当時の人々が狩猟中心の生活をしていたことがわかる。約12,000年前ごろの縄文時代には、気候が温暖になってきた。動植物も豊かになり、人々のくらしも安定し、土器を使い、竪穴式住居にすむようになる。市内には縄文時代の草創期の遺跡があり、日本最古レベルの土器片が出土している。
市内最古の神社である深見神社は、927年の
延喜式にその存在が記録されている。創建は更に時代を遡るはずである。現在の場所に移ったのは焼失(明治期)後再建された戦中の事で、以前はやや西にあったという。神社の表参道であった大門は
横浜市瀬谷区側にあった。大門の地名はすでに失われたが、大門川、大門小学校(いずれも瀬谷区)に名残がある。
鎌倉幕府が開かれると、市域は高座郡渋谷庄と呼ばれ渋谷重国が、室町時代には鶴間郷と呼ばれ足利氏が支配した。その後、戦国時代には後北条氏が相模の国を支配、市域はその家臣たちによって治められるようになった。そのころ、保田筑後の守など9人(「福田九人衆」と呼ばれ、現在も福田の開発伝承として伝えられており、九人の姓名は、保田筑後守、田辺因幡守、広村刑部介、斉藤民部、駒井文太夫、広瀬藤八、市川源兵衛、山下半哉、小林大玄)が今の福田地域に土着して開墾している。古道として知られる滝山街道(現在の国道467号線)は鎌倉時代の重要な道のひとつである。
室町期には
深見城が築かれた。城主として山田伊賀守経光の名が知られる。深見城の掘りとして機能した
境川には、経光にちなんだ山田橋が現存する。深見城は大和市域に存在するが、馬場屋敷、中屋敷、牢場坂などの地名は境川の対岸
横浜市瀬谷区にある。大和市域は乾燥した台地上であり、水の便の良い横浜市側の低地に多くの人々が居住していたのであろう。
1590年の
後北条氏滅亡後
徳川家康が関東に入国した。検地が実施されたり、宗門人別帳の作成などが行われ、近世農村としての基礎固めが行われようになった。江戸時代後期の市域の戸数は646戸だったと記されている。また、現在市役所のある鶴間は、旅篭や茶店などがあり、大山参りに使われた矢倉沢往還の宿駅(下鶴間宿)であったと
渡辺華山の「游相(ゆうそう)日記」に記されている。幕藩体制時代、市域は初期を除き大部分が旗本領であったが、5代将軍
徳川綱吉の時代、常陸・鹿島にも領地をもつ坂本重冶は次第に加増をうけ、
寺社奉行を歴任し、1万石余の大名になった
深見藩:家中)が、逆鱗にふれ、元の旗本になり子孫は深見を領した。よって陣屋も建てられなかった。市内仏導寺には坂本家の慶長時代の墓所があり、坂本重安屋敷跡もある。近くのK氏宅には坂本家累代の位牌を預かっている。深見に明治以前から続く姓として中丸、富沢などがある。上和田地区の領主は
石川氏、福田地区の領主は中根氏である。
町村制の施行
1889年町村制が施行され、市域には
鶴見村、
渋谷村の2つの村ができた。その後、鶴見村では分村問題が発生し、それを収拾するために
1891年9月25日、村名を
大和村と改称し、ここに「大和」の名称が誕生した。
現在の市名の由来
「鶴見村」は下
鶴間村、深見村、上草柳村、下草柳村、上和田村の一部が合併してできた村。下鶴間村の“鶴”と深見村の“見”をとって名づけられたとされている。その後分村問題などの末、当時の八須賀村長の提言を元に、皆が「大いなる和」で協力していこうという意味から、
1891年に「大和村」に改称したのである。(明治以降誕生した大和村・大和町はほぼこれと似たような意味から付けられている。)
二つの鉄道開通から終戦まで
市制施行から東急田園都市線の開通へ
終戦後も大和町、渋谷町と二つの町で構成されていた。しかし、市制施行の数年前に渋谷町の南半にあたる長後、高倉などが
藤沢市に編入することが決まった。その結果、渋谷町は規模が縮小し、旧町の北半部で改めて
渋谷村が設置された。そこで
1956年9月1日に大和町が渋谷村を編入合併し、現在の大和市の形が出来上がったのである。さらに
1959年2月1日に、大和町が市制施行を実施、ついに「
大和市」となった。その後、つぎつぎと区画整理事業などが実施され、
1976年には
東急田園都市線が
つきみ野駅まで開通。
1984年には
中央林間駅まで開通した。完成までおよそ10年余りを要した相模鉄道の延べ1キロの地下化も平成5年に完成した。そして一年遅れて
小田急大和駅が新装になり、また、小田急江ノ島線の
ロマンスカーえのしま号、
ホームウェイが大和駅に停車するようになった。
特例市制定
「
特例市」制度は、地方分権を推進することを目的として、
2000年4月、
地方自治法の改正により創設された新たな都市制度である。人口20万以上の市に一般の市よりも多くの事務権限を与え、
地方分権を推進する新たな核となることを期待した制度である。2000年11月1日、大和市は特例市に移行した。地域のことは地域で考え、地域で決める。そして自己責任を持つ。市民と行政が一体となり、そんなまちづくりを目指していくとしている。
人口
行政
国の行政機関
県の行政機関
広域行政機関
- 広域大和斎場組合 (大和市・綾瀬市・海老名市・座間市)
市の行政機関
- 宣言
- 環境への取組み
行政機構(2007年4月1日現在)
- 渉外室
- 企画部
- 企画政策課
- 分権強化推進担当
- 財政課
- 行政改革推進課
- 情報政策課
- 防災対策課
- 総務部
- 総務課
- 職員課(現在は人財課に名称変更)
- 契約検査課
- 管財課
- 収納課
- 市民税課
- 資産税課
- 市民経済部
- 市民活動課
- 広聴相談課
- 市民課
- 保険年金課
- 安全なまちづくり課
- 農政課
- 産業振興課
- 環境部
- 保健福祉部
- 福祉総務課
- 医療健康課
- 障害福祉センター松風園
- 福祉事務所
- 都市部
- 都市総務課
- 建築課
- 建築指導課
- 開発審査課
- 都市整備課
- 大和駅周辺再開発事務所
- 土木部
- 土木総務課
- 道路整備課
- 土木管理課
- 下水道整備課
- 水質管理センター
- 渋谷土地区画整理事務所
- 会計課
- 市立病院
- 診療部
- 医療技術部
- 看護部
- 医療安全管理室
- 地域医療連携室
- 病院事務局
-
消防本部
- 消防署
- 行政委員会
- 教育委員会
- 教育総務部
- 生涯学習部
- 社会教育課
- 生涯学習センター
- 青少年センター
- スポーツ課
- 図書館
財政
平成18年度
- 標準財政規模 377億3700万円
-
財政力指数 1.05 ( 神奈川県市町村平均 1.05 全国市町村平均 0.53 )
- 経常収支比率 86.0% ( 神奈川県市町村平均 88.9% )
- 実質収支比率 6.5
- 実質公債費比率 14.9% ( 神奈川県市町村平均 19.5% )
- 人口1人当たり地方債現在高 22万0304円 ( 神奈川県市町村平均 47万6542円 全国市町村平均 45万6703円 )
- 人口1000人当たり職員数 5.86人 ( 神奈川県市町村平均 6.59人 )
- 内訳 一般職員 1031人 教育公務員 19人 消防職員 234人 合計1284人
-
ラスパイレス指数 102.0 ( 全国市平均 97.9 )
- 人口一人当たり人件費・物件費 9万5264円 ( 神奈川県市町村平均 10万3215円 全国市町村平均 11万6701円 )
- 参考 人件費総額/職員数=1023万8345円 (職員一人当たり人件費概算値)
地方債残高
- 普通会計分の地方債現在高 482億5400万円
- 上記以外の特別会計分の地方債(企業債)現在高 493億0100万円
- 内訳 下水道事業特別会計分 420億5600万円 、病院事業会計分 72億4500万円
病院事業
- 病院事業 収支 △2億4455万円(赤字)
- 普通会計からの繰入額 10億0033万円
下水道事業
- 収支 1億5775万円 (黒字)
- 普通会計からの繰入額 36億5566万円
- 下水道債残高 420億5600万円
立法
市議会
-
社会民主党 2名
- 神奈川ネットワーク運動 3名
- 無所属クラブ 8名
- 大志会 3名
- 市民クラブ 3名
-
日本共産党 4名
-
公明党 5名
- 無所属 1名
県議会
神奈川県議会で大和市に与えられている議席数は3議席。前回(2007年)の選挙結果は以下の通りとなる。
国会議員
衆議院
大和市は、周辺の綾瀬市、海老名市、座間市から構成される神奈川13区が選挙区となる。下記は2005年に実施された第44回衆議院議員選挙の選挙結果である。2006年9月26日に発足した安倍晋三内閣の経済産業大臣に甘利明議員が任命された。
経済
産業
特産・名産品
銘菓
- さくら街道
- やまと最中
- 大和っ子
- りんかんサブレー
その他
- 日本酒「吟醸 泉の森」(いづみ橋酒造)
- 大和ワイン「巨峰の雫」
- ワイン「鶴舞の里」
- 湘南なし
-
高座豚
駅周辺及び市内の商業施設など
イトーヨーカドーと
イオンは共同で鶴間駅近くの旧
いすゞ車体工場跡地に大型SC「
大和オークシティ」を出店し、市役所との間にも連絡橋が設置された。またつきみ野には
サティ(市内唯一の映画館、ワーナー・マイカル・シネマズが入居している)が特色ある店舗運営をしている。
最近、
東洋製作所、日本ビクター大和工場の隣にNECホームエレクトロニクスがあった
ホームセンターコーナンがオープンした。
競争が激しいスーパーであるが、各スーパーともにポイントカード持参者には無料でミネラルウォーターを提供するサービスを行っている。
ディスカウントストアの
ダイクマが家電量販店最大手の
ヤマダ電機の傘下になり、テックランド大和店がオープンしたため一時期ダイクマがなくなっていたが、現在は同店3階がダイクマとなり、2階や屋外にも複数の業種の店舗が出店している。また、同店には100円ショップ
キャンドゥも入居しているが、藤沢街道沿いには(大和駅寄りから)キャンドゥの他、
ザ・ダイソー(相鉄ローゼン2階)や、近くに
SHOP99もあり、100円ショップが多い。
その他の商業施設では、従来のホテルに加えて
東横インなどもできた。また、飲食店では、大和北京飯店(中国料理)、甲羅本店(かに料理・日本料理)、
木曽路(しゃぶしゃぶ・日本料理)などがあり、つきみ野には横浜うかい亭(鉄板焼きステーキ)がある。ファーストフード関連では大和駅周辺に
吉野家(以前はオリンピック(スーパーマーケット、撤退済)の近くにあった)、
すき家、
松屋、
ケンタッキーフライドチキン、
マクドナルド、
ミスタードーナツ、
餃子の王将、
ペッパーランチなどがある。なお 料亭山栄(割烹、料亭)は2008年4月をもって閉店、大和グランドホテルは2008年5月27日でテナントごと閉鎖している。
製造業・研究機関
姉妹都市・提携都市
国内
教育
小学校
公立
- 大和市立大和小学校
- 大和市立渋谷小学校
- 大和市立引地台小学校
- 大和市立下福田小学校
- 大和市立桜丘小学校
- 大和市立上和田小学校
- 大和市立深見小学校
- 大和市立西鶴間小学校
- 大和市立草柳小学校
- 大和市立大野原小学校
- 大和市立大和東小学校
- 大和市立中央林間小学校
- 大和市立南林間小学校
- 大和市立福田小学校
- 大和市立文ヶ岡小学校
- 大和市立北大和小学校
- 大和市立柳橋小学校
- 大和市立緑野小学校
- 大和市立林間小学校
私立
中学校
公立
- 大和市立大和中学校
- 大和市立渋谷中学校
- 大和市立光丘中学校
- 大和市立つきみ野中学校
- 大和市立引地台中学校
- 大和市立下福田中学校
- 大和市立上和田中学校
- 大和市立鶴間中学校
- 大和市立南林間中学校
私立
高等学校
公立
私立
短期大学
隣接している自治体
神奈川県
マスコミ
交通
鉄道
路線バス
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
- シラカシ林(泉の森)
- 引地台公園
- つきみ野遺跡
- 下鶴間ふるさと館
- 深見神社・「なんじゃもんじゃの木」
- 旧小倉家住宅母屋・土蔵(市指定重要有形文化財)
- 下鶴間の矢倉沢往還(現:大山街道)
祭事
-
どんど焼き(1月)
- 節分例大祭(2月)
- 大和市民まつり(5月)
- 神奈川大和阿波おどり(7月)(公式サイト)
- 大和天満宮例大祭(8月)
著名な出身者
芸能
スポーツ
関連項目
外部リンク
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