沖縄wikipedia検索はごーやーどっとネット検索

wikipedia検索
ホーム > wikipedia検索 > 大正製薬
wikipedia検索[大正製薬]

大正製薬

大正製薬株式会社(たいしょうせいやく Taisho Pharmaceutical Co.,Ltd.) は、東京都豊島区高田に本社を置く製薬会社である。栄養ドリンクのロングセラー「リポビタンD」の製造発売元として、その名を広く知られている。

概要

ワシのマーク」の社章で広く知られ、一般の薬局ドラッグストアで市販される大衆薬ではトップシェアを誇る。創業者の時代より無借金経営で知られる(連結ベースでは子会社に短期借入金があるが、長期借入金は連結ベースでも全くない)。
2001年9月に田辺製薬(現・田辺三菱製薬)との経営統合が発表されたが、同年12月に白紙撤回を発表。2002年10月に富山化学工業の第三者割り当て引き受けを実施。子会社とし、両社の医療用医薬品の営業販売部門を折半出資した大正富山医薬品へ移行した。同社のマークは 山の上にワシが飛んでいる物である。
養命酒製造は大正製薬の持分法適用会社である。
元社長の上原正吉は、高額納税者の常連として知られたが、上原の歿後に妻の小枝は「ゴッドマザー」として各方面へ巨額の寄付や財団設立(上原記念生命科学財団)を行っている。一方で甥に甘かったことから、埼玉県知事として知られた土屋義彦が、小枝の尽力で知事になれたという噂が強く残っている。
同社の現在までの繁栄の陰には、上原の手足となって全国を駆け回った部下がいた。その代表は小野充(オノジュウ創設者)であり、岩政幸伸などがいる。
なお上原は厳密には創業者ではなく、石井絹治郎 が創業者である。初代社長の死去により、2代目社長に息子、石井輝司 が就任し、その後に上原が第3代目社長として就任した。上原が社長に就任する際、株で半ば強引に乗っ取り、またその過程で創業者一族である石井家の親族をまとめて解雇するなど、創業者一族との確執がある。
なお、同じ製薬会社の大正薬品工業大正薬化工業とは資本・人材面を含めて一切の関係はない。

沿革

  • 1912年10月 - 「大正製薬所」創業
  • 1927年 - 咳止め薬「パブロン」発売
  • 1928年5月 - 「株式会社大正製薬所」設立
  • 1948年5月 - 社名を「大正製薬株式会社」に改称
  • 1953年6月 - 皮膚病薬「ダマリン」発売
  • 1955年7月 - 「ワシのマーク」を採用
  • 1957年9月 - 目薬「アイリス」発売
  • 1960年10月 - 鎮痛剤「ナロン」発売
  • 1962年3月 - 「リポビタンD」発売
  • 1962年12月 - 初めての無臭性エアゾル殺虫剤「ワイパアエースゾル」発売(76年「大正殺虫ゾル」に名称変更)
  • 1963年9月 - 東京証券取引所第2部上場
  • 1965年2月 - アンプル入り風邪薬の死亡事故続発により「強力パブロン」販売中止
  • 1966年8月 - 東京証券取引所第1部上場
  • 1972年4月 - 住友グループと業務提携開始
  • 1974年7月 - 総合研究所 竣工
  • 1974年10月 - 温感鎮痛プラスター剤「カプシプラスト」発売
  • 1976年3月 - 「ワシのマークの大正のゴキブリゾロゾロ・ローキャッチ」発売。長いネーミングと、滝口順平の独特のナレーションによるTV-CMが話題に。
  • 1977年4月 - 「ワシのマーク」の正章と略章を廃止し、肉太に修正した「統一章」を制定し使用開始
  • 1977年4月 - 本社新社屋竣工
  • 1978年 - 長年使用してきた殺虫剤ブランド「ワイパア」を「大正」ブランドに変更。これを皮切りに「ダマリン(皮膚病薬)」「パレン(胃腸薬)」なども、「大正」ブランドにスイッチ(以降1980年後半まで、新商品名に「大正」を冠けることが多くなる)。
  • 1978年8月 - 「大正漢方胃腸薬」「大正胃腸薬」発売
  • 1978年10月 - 1社提供番組『演歌の花道』(テレビ東京)放送開始
  • 1983年 3月12日 - 上原正吉名誉会長死去
  • 1987年9月 - スイッチOTCかぜ薬「パブロンS錠」(基準外成分2種配合)発売
  • 1987年11月 - 痔疾治療薬「プリザS」(静止型坐剤)発売
  • 1988年1月 - スイッチOTC水虫薬「ダマリン液」「ダマリン」発売
  • 1989年3月 - ゴキブリ用誘引駆除剤「コンバット」発売
  • 1990年10月 - スイッチOTC解熱鎮痛薬「ナロンエース」発売
  • 1991年6月 - 抗生物質「クラリス錠200」発売
  • 1997年 - P&Gグループ(日・米)から便秘薬「コーラック」の日本国内の製造販売権を譲受
  • 1999年4月 - 規制緩和に伴いコンビニエンスストアなどでリポビタンD(医薬部外品)の販売開始
  • 1999年6月 - 日本初の壮年性脱毛症における発毛剤「リアップ」発売(アップジョン社が開発し、海外の販売名はロゲイン
  • 1999年9月 - 殺虫剤部門を2000年3月で終息し、「ワイパア」ブランドの商標使用権を製造権と販売権に分割貸与する、と発表。2000年1月、製造に関する商標使用権はこれまで製造をしていた5社に貸与し、実質的に事業撤収した。販売に関する商標使用権は白元に。
  • 2000年9月 - 1社提供番組『演歌の花道』放送終了
  • 2002年5月 - P&Gグループ(日・米)からヘルスケア製品ブランド「ヴイックス」の日本国内の販売権を譲受
  • 2002年8月 - 富山化学工業株式会社と資本及び業務提携を発表
  • 2002年10月 - 「大正富山医薬品株式会社」設立
  • 2005年7月 - 養命酒製造との業務提携を発表
  • 2008年2月 - ビオフェルミン製薬株式公開買い付け(TOB)による子会社化を発表
  • 2008年2月 - 富山化学工業ならびに富士フイルムホールディングスとの戦略的資本・業務提携を発表。富山化学工業が行う第三者割当増資を引き受け、最終的に富山化学工業を富士フイルムHDとの合弁会社とする方針。

発売品一覧(大衆薬医薬部外品など)

宣伝活動

歴代キャッチコピー

  • ワシのマークの大正製薬
  • 技術は人にあたたかい Medical Frontire(メディカル・フロンティア)」1990年代中期〜
  • いつも、そばにいるよ。あなたのメディカルパートナー」 2000年代中期〜
  • Self-Medication(セルフ・メディケーション) 健康から未来を考える」 現行

主なCM出演者

現在過去問わなく
  • 大正漢方胃腸薬
小林桂樹宇津井健田中邦衛中村雅俊渡辺徹長塚京三
  • リポビタンD
宮本敏雄王貞治宝田明高橋英樹勝野洋宮内淳真田広之渡辺裕之野村宏伸前園真聖ケイン・コスギ宍戸開山口達也
  • パブロンゴールド
乙羽信子武原英子長山藍子中田喜子川谷拓三愛川欽也榊原郁恵近江俊郎坂上二郎三田佳子後藤久美子竹下景子(なお、三田は旧三共(現第一三共ヘルスケア)のルルのCMにも出演していたことがある)
  • パブロンエースAX
水野真紀
  • メンフラハップ
江川卓
  • ダマリン
筧利夫
  • ダマリングランテ
モグランテ
  • コーラック
飯島直子→コーラッコ
  • ゼナ
所ジョージ高橋克典→真田広之→岸谷五朗
  • リアップ
中村雅俊→椎名桔平
  • アルフェ
京野ことみ小西真奈美

スポンサー番組

※一部一社提供あり

テレビ

現在
過去

ラジオ

その他

商品の譲渡・譲受

「コーラック」「ヴィックス」ブランドの譲受
P&G(厳密には日本法人のプロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク、リチャードソン・ヴイックス(日本法人はヴィックス譲渡時に解散)と、日本法人であるマックスファクター(株))から、コーラック(便秘薬。国内シェアトップ)と、ヴィックス・メディケイテッド ドロップ(口腔咽喉薬)/ヴェポラッブ(鼻づまり改善薬)の日本における販売権を取得。クレアラシル(ニキビ治療薬)は譲受せず。
なお、日本以外の事業(kaz社製のVICKS加湿器の国内発売を除く)については米P&Gグループが引き続きブランドを保有し、事業展開している。
ゴキブリ用「コンバット」のライセンス契約を解消
1989年にゴキブリ用誘引殺虫剤の「コンバット」をクロラックス社から導入し事業展開していたが、同社との契約解消により1997年4月に同事業から撤退(後に大正が有する「ワイパア」ブランドで名称と処方を変更して発売)。
なお「コンバット」シリーズは同年より、家庭衛生用剤事業でクロラックス社と提携関係にある、金鳥ブランドの大日本除蟲菊から発売されている。

関連企業

  • 大正富山医薬品
  • 大正ビジネス総研

外部リンク


出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
Text is available under GNU Free Documentation License.


Copyright© 2012 Goyah.net Inc. All Rights Reserved.