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生活バスよっかいち

生活バスよっかいち(せいかつバスよっかいち)とは、三重県四日市市においてNPO法人生活バス四日市によって運営されるコミュニティバスである。NPO法人によるバス運行のさきがけ的事例となっている。運行は三重交通に委託している。

概要

四日市市の羽津地区には、三重交通により近鉄名古屋駅へのアクセス路線としての「羽津山線」と近鉄四日市駅を結ぶ「垂坂線」の2路線が運行されていた。「垂坂線」は、利用者が少なく1980年代後半から赤字路線となり、本数も大幅に削減されてきた。そのような中で、三重交通は四日市市に対して当該路線の補助を行うか、廃止するかについて協議を行った。四日市市側は近隣に近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線があること、他のバス路線があることもあり、補助はしないこととなった。このため、2002年5月31日をもって垂坂線は廃止されることとなった。
この時、地元である羽津地区においては、アンケート調査を行ったところ、バスがなくっては困るという意見が多くを占めた。このため、自治会と一部住民が中心となり「生活バス」として運行できないかの検討が行われることとなった。その過程において、今ある交通機関を代替するだけではなく、自家用車を使えない、使いにくい住民の生活の補助だけではなく、新たな公共交通機関のニーズを創出する事を目標として、費用は、地域企業からの協賛金を得、地域住民が主体である公共交通機関の運行、企画に携わる事となった。
試験運行開始当初は、任意団体「生活バス四日市運営協議会」(2002年9月設立、地域住民と協賛企業、三重交通からなる)を設立し、地元企業から協賛金をあつめて、無償による運行を行っていた。その後、2003年4月からは本格運行に移行することとなり、新たに運営主体としてNPO法人「生活バス四日市」が発足することとなった。この際、1乗車100円の運賃をとることと、新たに行政から支援を受けることとなった。
また、道路運送法第21条に基づく申請を行った。ただし、21条においては市町村が運営することが原則となっており、許可が下りるまでに紆余曲折を経た。

利用状況

無料試験運行時においては、平均70〜80人程度であった。その後、本格運行に移行すると、減少は見られず平均90 〜100人程度と増加傾向にある。

法人の運営状況

収支は以下のとおりとなっている。
  • 収入:四日市市補助金、スーパーマーケット・病院などの協賛金、運賃収入
  • 支出:三重交通への委託費、事務局経費

現行路線

  • スーパーサンシ - 東垂坂 - いかるが - 別名四丁目 - 四日市社会保険病院 - かすみがうら駅かすみがうらクリニック
    • 一部の便は「四日市社会病院」を経由せず、「くわしん前」の次は「かすみがうら駅かすみがうらクリニック」となる。
    • ※「スーパーサンシ」停留所は、同名のスーパーマーケットスーパーサンシ大矢知店(四日市市大矢知町斎宮谷)、「くわしん前」は桑名信用金庫(くわしん)羽津支店前(四日市市別名)、「かすみがうら駅かすみがうらクリニック」は、近鉄・霞ヶ浦駅(四日市市八田)である。

車両

参考文献

  • まちづくり資料シリーズ31巻3「新バスシステム」

関連項目

外部リンク

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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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