水冷(すいれい)とは、稼動により
熱を発生する機械装置などにおける冷却法の一つであり、冷媒に
液体の
水を用いる方法である。
概要
空気を冷媒に使用する
空冷と比較すると、水は比熱が大きく、容易に循環させられるので温度勾配が小さくなるのが利点である。そのための水を
冷却水というが、実際にはただの水(真水)ではなく、防錆剤、
不凍液(
エチレングリコールなど)入りの混合液が用いられているケースが多い。特に大量に必要な場合には、直接に
海水を取り込んでそのまま利用する例もある。
冷却水は、特殊な成分を含まない場合にはエンジンなどの内部に直接触れないで、閉じた空間内を流れるだけなので、排出した場合も重大な汚染源になるとは考えられない。しかし、原子力発電所のように大きな熱を発する場合、多量の冷却水は周囲の温度より高い状態で排出される。これを温排水と呼び、環境への影響を懸念する向きもある。
関連項目
すいれい
すいれい
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)