路線データ
- 路線距離:27.4km(相模大野分岐点から)
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軌間:1067mm
- 駅数:17駅(起終点駅含む)
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複線区間:全線
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電化区間:全線(直流1500V)
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閉塞方式:自動閉塞式
- 最高速度:110km/h
概要
相模野台地を南北に貫き、直線が多く、曲線は少なめだが細かいアップダウンはそれなりにある。東側は少し離れたところを
境川の中流から下流が、西側は
大和市から南を
引地川が並行しているが、ともに渡らない。藤沢の先は方向転換して平地を進み、海に面した境川の河口に行き着いて、終点の片瀬江ノ島となる。
優等種別を中心に、小田原線
新宿方面と直通運転している列車が多い。
各駅停車や一部の急行など江ノ島線の大部分の列車は6両で運転される。これは藤沢駅、片瀬江ノ島駅をはじめとしてホームの延長が困難な駅が多いためである。快速急行と大部分の急行は10両編成で運転される。
列車種別
特急(ロマンスカー)
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小田原線
新宿駅 - 藤沢駅・片瀬江ノ島駅間に朝方から日中の上下と夕方の上りに「えのしま」が運転されている。
- 2004年の快速急行新設に伴うダイヤ改正以降、平日日中はほとんど運転がなく、土曜・休日はおおむね2時間に1本程度の運転である。
- 新宿駅 - 藤沢駅・片瀬江ノ島駅間に夕方の下りに「ホームウェイ」が運転されている。
快速急行
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東日本旅客鉄道(JR東日本)の湘南新宿ラインに対抗するため、2004年12月11日に登場した種別。
- 小田原線内・江ノ島線内共に急行より停車駅を減らし、速達化を図っている。
- 日中は1時間に2本の運転。
- 全列車が10両編成で運転されている。
- 江ノ島線の快速急行の大半は新宿駅 - 藤沢駅の運転となるが、平日は新宿駅 - 片瀬江ノ島駅の列車が1往復ある。
- 藤沢発着の快速急行は藤沢駅で片瀬江ノ島発着の各駅停車と接続する。
- 江ノ島線内は、それまで運行されていた湘南急行と停車駅が同一となっている。
急行
- 1959年4月に登場。
- 朝夕は、平日が新宿駅・相模大野駅 - 片瀬江ノ島駅間、土曜・休日が町田駅・相模大野駅 - 藤沢駅(一部片瀬江ノ島駅)間の10両編成(一部は6両編成)で運転されている。
- 日中は平日が新宿駅 - 片瀬江ノ島駅間の10両編成、土曜・休日が町田駅 - 藤沢駅間の6両編成で、1時間に1本運転されている。
- 土曜・休日の夜間には新宿駅 - 片瀬江ノ島駅間を結ぶ6両編成(小田原線内は10両編成で、後ろの4両が相模大野止まり)の列車もある。
- 片瀬江ノ島駅発着の急行のうち、10両編成の列車は、ホームの長さの関係で本鵠沼駅と鵠沼海岸駅に停車しない。
- 土曜・休日夜間の急行藤沢行は、大和駅で特急に追い越される列車がある。
- 停車駅の変遷
- 1959年4月(急行の運行開始)
- :相模大野駅・藤沢駅・片瀬江ノ島駅
- 1961年10月
- :長後駅が停車駅に加えられる。
- 1964年11月
- :本鵠沼駅と鵠沼海岸駅が停車駅に加えられる。
- 1965年11月
- :南林間駅と大和駅が停車駅に加えられる。
- 1990年3月27日
- :中央林間駅が停車駅に加えられる。
- 1998年8月22日
- :本鵠沼駅と鵠沼海岸駅が一部設定された10両編成による急行の通過駅となる。この時点では、10両編成の電車の運用自体が少なく、あくまで一部通過とされた。
- 2000年12月2日
- :湘南台駅が停車駅に加えられる。
- 2004年12月11日
- :本鵠沼駅と鵠沼海岸駅が一部の6両編成による急行のみの停車駅となる。6両編成のほとんどが10両編成に置き換わり、通過列車の割合が大きくなった事から、一部停車としたのみである。1998年8月22日からこの前日までの停車パターンと変わったわけではない。
各駅停車
- 大半が町田駅・相模大野駅 - 藤沢駅・片瀬江ノ島駅の折り返し運転だが、朝夕に一部新宿駅発着列車があるほか、早朝に成城学園前駅発列車が2本ある。
- 相模大野駅で種別を変更し、小田原線内は急行となる列車もある。
- 急行停車駅以外の駅のホーム有効長が6両分のためすべての列車が6両編成である(2008年3月のダイヤ改正で4両編成の運転はなくなった)。
- 大和駅・長後駅・藤沢駅では特急ロマンスカー・快速急行・急行などの待ち合わせや通過待ちを行う列車がある。また、藤沢駅では藤沢発着の快速急行や急行との接続を行う列車がある。
特急ロマンスカー
め組エクスプレス
江ノ島・鎌倉エクスプレス
湘南マリンエクスプレス
- 1990年7月 - 8月、多摩線唐木田駅 - 小田原線新百合ヶ丘駅経由 - 片瀬江ノ島駅間にて運行される。
湘南国際マラソン号
千代田線直通列車
秋のレジャートレイン 江の島号
- 2004年秋に東京メトロ千代田線綾瀬駅 - 片瀬江ノ島駅間で運転された臨時列車で、綾瀬駅 - 相模大野駅間は秋のレジャートレイン 箱根号(綾瀬駅 - 箱根登山鉄道線箱根湯本駅の臨時列車)と併結運転され、秋のレジャートレイン 箱根・江の島号と称した。
- 10月10日・30日 - 11月21日の土曜・日曜に運転された(祝日である11月3日には運転されていない)。
- 停車駅
- :相模大野駅・中央林間駅・大和駅・湘南台駅・藤沢駅・本鵠沼駅・鵠沼海岸駅・片瀬江ノ島駅
江の島マリン号
- 2003年 - 2005年の夏に東京メトロ(←営団地下鉄)千代田線綾瀬駅 - 片瀬江ノ島駅間で運転された臨時列車で、このうち2003年と2004年は綾瀬駅 - 相模大野駅で箱根湯〜ゆう号(綾瀬駅 - 箱根登山鉄道線箱根湯本駅の臨時列車)と併結運転された。
- 2003年は7月26日 - 8月16日の土曜に、2004年は7月24日 - 8月22日、2005年は7月23日 - 8月21日(8月13日は除く)の土曜・日曜に運転された。
- 2003年の停車駅
- :相模大野駅・藤沢駅・本鵠沼駅・鵠沼海岸駅・片瀬江ノ島駅
- 2004年・2005年の停車駅
- :相模大野駅・中央林間駅・大和駅・湘南台駅・藤沢駅・本鵠沼駅・鵠沼海岸駅・片瀬江ノ島駅(2004年秋のレジャートレイン 江の島号と同一)
箱根・湘南あじさい号・湘南・鎌倉あじさい号
- 2004年6月19日 - 6月27日の土曜・日曜に江ノ島マリン号と同じルートで箱根・湘南あじさい号が運転された。綾瀬駅 - 相模大野駅間は箱根湯本行と併結運転された。
- 2005年は6月11日 - 6月26日の土曜・日曜に湘南・鎌倉あじさい号として運転された。
- 停車駅
- :相模大野駅・中央林間駅・大和駅・湘南台駅・藤沢駅・片瀬江ノ島駅
箱根駅伝応援号
- 2004年以降、1月2日と3日に東京メトロ千代田線 - 箱根登山鉄道線箱根湯本駅・小田急江ノ島線藤沢駅間で運転される臨時列車。1月2日は千代田線大手町駅→箱根湯本駅・藤沢駅の運転で、3日は箱根湯本駅→綾瀬駅の運転である。また、箱根湯本駅で2日は箱根町行、3日は箱根町発の連絡バスと接続する。なお、2004年は復路にも藤沢駅→綾瀬駅で運転していた。
- 2004年の停車駅
- :相模大野駅・藤沢本町駅・藤沢駅
- 2005年・2006年の停車駅
- :相模大野駅・中央林間駅・大和駅・藤沢本町駅・藤沢駅
- 2007年の停車駅
- :相模大野駅・中央林間駅・大和駅・湘南台駅・藤沢本町駅・藤沢駅
現存しない種別
直通
- 直通は、江ノ島線開業時(1929年4月1日)から1945年6月まで存在した種別である。
- この時期は「各駅停車」は新宿駅 - 稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)間のみで運行されており、「直通」は稲田登戸駅 - 小田原駅・片瀬江ノ島駅の各駅に停車していた。
準急
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準急は、1946年10月1日から2002年3月22日まで存在した種別である。晩年は定期列車での設定はなく、年末年始の終夜臨上りでのみ運行されていた。
通勤急行
- 通勤急行は、1955年3月25日から1971年4月まで存在した種別である。
- 停車駅の変遷
- 1955年3月25日(通勤急行の登場)
- :相模大野駅・南林間駅・大和駅・新長後駅(現・長後駅)・藤沢 - 片瀬江ノ島間の各駅
- 1962年 - 数年
- :数年間のみ、朝ラッシュ時の上り列車の1本に限り六会駅(現・六会日大前駅)が停車駅となる。
快速急行(夏季臨時)
- 1957年 - 1960年代に存在した種別で、現在の「快速急行」とは別物である。
- 鵠沼海岸・江ノ島への海水浴客輸送用の臨時列車で、夏季のみ運行された。
- 停車駅の変遷
- 1957年
- :相模大野駅・藤沢駅・鵠沼海岸駅・片瀬江ノ島駅
- 1958年 - 廃止まで
- :相模大野駅・藤沢駅・片瀬江ノ島駅
湘南急行
-
湘南急行は、2002年3月23日から2004年12月10日まで存在した種別である。
- JR東日本の湘南新宿ラインに対抗するために、江ノ島線内では急行より停車駅を減らし、速達化を図っていた。
- 新宿駅 - 藤沢駅間で、10両編成で運行された。また、2003年3月28日までは土曜・休日の一部列車が片瀬江ノ島駅まで乗り入れていた。
- 2004年12月11日のダイヤ改正で、快速急行に置き換えられた。
- 停車駅
- :新宿方面・相模大野駅・中央林間駅・大和駅・湘南台駅・藤沢駅・片瀬江ノ島駅
沿革
藤沢 - 江ノ島間については、免許を申請した段階で、既に江ノ島電気鉄道(現・
江ノ島電鉄)の藤沢 - 江ノ島 - 小町(鎌倉)間の路線(現・
江ノ島電鉄線)や大船 - 江ノ島 - 茅ヶ崎間の建設予定線があった。
特に後者とは片瀬江ノ島駅付近で交差するため、当初は江ノ島電気鉄道の予定線が開業した場合には撤去するという条件の仮設線として建設された。当時としては巨額の18,000円を投じて建設された片瀬江ノ島駅の
竜宮城を模した駅舎も、この計画の関係上、名目上は本設ではなく仮設駅舎として建設された。
しかし、着工した段階で後者の免許の期限(1930年1月)が迫っており、また江ノ島電気鉄道には着工に入るだけの資金もなくその失効が確実視されていたため、実際には小田急電鉄は本設物として同区間を建設し、予定通り免許が失効して本設物扱いに変更され、同時に片瀬江ノ島駅の仮設駅舎は本設駅舎に変更された。また、大野方面から藤沢市街地へは用地買収の手間が掛からない西側から入ることにしたが、ここからまっすぐ江ノ島へ進むと江ノ電と完全に並行することになり、そうしないように
鉄道省から指導されていたため、藤沢駅でスイッチバックを行って西側を進むルートをとった。
女性専用車
女性専用車が、平日朝7:30 - 9:30に新宿駅に到着する上り快速急行・急行の進行方向最後尾車両に設定されている(実施区間は藤沢 - 新宿間)。
駅名・停車駅
- 各駅停車は各駅に停車するため省略(相模大野分岐点は通過)。
- 小田原線との運賃計算は相模大野分岐点経由で行う。小田原方面との運賃は相模大野駅 - 相模大野分岐点間のキロ程を含めずに計算する。
- 凡例
- ●印…全列車が停車
- □印…本鵠沼駅・鵠沼海岸駅には6両編成の急行のみが停車
路線概要
相模大野 - 大和
通過線を含む2面6線の相模大野駅を発車するとすぐに小田原線から分岐し右手に
大野工場・
海老名検車区大野出張所を見て南東を向き、間もなく東林間駅へ。さらに
林間都市として開発された住宅街を直線で抜け、
大和市に入り右へカーブし南を向くと東急田園都市線と接続する2面2線の中央林間駅に到着する。
中央林間駅を発車すると住宅街を走りながら再び南東を向き、2面2線の南林間駅へ。さらに間もなく鶴間駅に到着。鶴間駅を発車すると住宅街を直線で抜け、
国道246号(大和厚木バイパス)を跨ぎさらに
東名高速道路をくぐると大和市の中心街へ入る。高架を上ると地下を走る相鉄本線と交差し2面4線の大和駅に到着する。
大和 - 藤沢
大和駅を発車するとしばらく市街地を走り高架を走り右へカーブし南を向く。この先は
国道467号と平行し桜ヶ丘駅へ。この先も国道467号と平行し、
東海道新幹線と交差すると高座渋谷駅に到着。発車するとしばらくして
藤沢市に入る。2面4線の長後駅は藤沢市北部だけでなく鉄道のない
綾瀬市の住民の足も担っている。長後駅を発車するとしばらくして南東を向く。昭和40年代から宅地開発の進んだ湘南台地区に入ると間もなく
相鉄いずみ野線・
横浜市営地下鉄ブルーラインと接続する2面2線の湘南台駅に到着する。
湘南台駅を発車するとしばらく住宅街を走り、六会日大前駅へ。発車して右手に
日本大学湘南キャンパス・
日本大学藤沢高等学校が見えるが、この先は住宅と畑の混在する区間を走り、急勾配を駆け下りる。さらに勾配を上ると善行駅に到着する。その直後に江ノ島線唯一のトンネルを抜け、しばらくして左へカーブし南東を向くと藤沢本町駅へ。その後
国道1号をくぐり、ここから先は藤沢市の市街地を走る。
日本精工の工場が右手に見え、左へ急カーブし東を向くと
東海道本線をオーバークロスし、坂を下ると右手から片瀬江ノ島方面からの線路が合流、小田急電鉄第3の規模を誇り東海道本線・
江ノ島電鉄線と接続する2面3線の藤沢駅に到着する。
藤沢 - 片瀬江ノ島
この区間も相模大野 - 藤沢間と同じく住宅地が広がっており利用客も多いが、それにもかかわらず藤沢駅と片瀬江ノ島駅を除く途中2駅は相模大野 - 藤沢間の急行通過駅と同じくホーム有効長が最大6両分しかなく10両編成の急行は停車できない。
スイッチバックし藤沢駅を発車すると相模大野方面の線路を右上に見ながら左にカーブして南西を向く。この先の地域は
鵠沼と呼ばれ、江戸時代は
天領(幕府直轄領)、明治以降は別荘地であったが、
関東大震災以降政治家や実業家、上級軍人が転居してくるようになり
首都圏有数の高級住宅街へと成長した。住宅街を直線で抜けると本鵠沼駅に到着。発車するとこの先で左へ大きくカーブし南東を向く。鵠沼海岸駅を発車すると車内からは見えないが完全に
相模湾・
国道134号と並走する。
片瀬地区に入り、正面に
竜宮城を模した建物(片瀬江ノ島駅舎)が見えると2面3線の片瀬江ノ島駅に到着する。駅舎を出ると
境川、境川にかかる弁天橋を渡り右へ曲がると関東随一の景勝地・
江の島である。
関連項目
えのしません
路えのしません
おたきゆうえのしません