若草山(わかくさやま)は
奈良県奈良市、
奈良公園の東端に位置する標高342m、面積33haの山。山が三つ折り重なっているため
三笠山(みかさやま、みかさのやま)とも呼ばれる。
かつては三笠山が正式名称であった。
概要
1935年、この山名に因んで
三笠宮が創設される際に、同じ名前では恐れ多いとして
山焼きに因んで若草山に改称した。北海道
三笠市は、この山に因んで名づけられた同名の山が由来である。なお、
阿倍仲麻呂の和歌「あまのはらふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」の「三笠の山」はこの山のことではない。南隣にある
春日山のことであり、春日山は御蓋山と書いて「みかさやま」の別名がある。
奈良新聞のページにもあるように、この両者はよく混同される。なお
日露戦争での
日本海海戦の
旗艦、
戦艦「
三笠」はこの山の名にちなんで命名されている。
毎年1月に行われる山焼きは、
1760年に
東大寺と
興福寺による領地争いが発端といわれているが定かではない。山頂には
仁徳天皇の
皇后磐之姫命の墓といわれる、鶯塚古墳がある。春季と秋季に開山。
若草山の山頂から見る
奈良の夜景は、大都市のような華々しい光量はないものの大変見晴らしがよく、
新日本三大夜景のひとつに認定されており、晴れた日の夜には多くのカップルが訪れる。若草山山頂への車のアクセスは
奈良奥山ドライブウェイの利用に限られる(新若草山コース:510円/22時以降は無料)。山頂へのアクセスは山焼き前、新芽時期を除き可能(奈良奥山ドライブウェイに要確認)、前述の入山料はこの場合徴収されない。
奈良公園と隣接しているため若草山にも鹿が多数生息している。
なお、関西では
どら焼きの形が三笠山に似ていることから、「三笠まんじゅう」や、「三笠焼き」と呼ばれる。なお、大きな「三笠焼き」を奈良名物として売る店もある。
開山期間
平成20年度 春:3月15日(土)〜6月15日(日) 秋: 9月13日〜11月24日
周辺情報
外部リンク
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)