『
車井戸はなぜ軋る』(くるまいどはなぜきしる)は、
推理作家横溝正史が著した短編
推理小説、及びそれを原作とした
テレビドラマ作品(但し、「水神村伝説殺人事件」にタイトルを変更)である。
1949年(昭和24年)に「読物春秋」にて発表された。
初出時に
金田一耕助は登場していなかったが、
1955年に単行本化された際、金田一の登場部分が書き足された。
本作品は創元推理文庫「日本探偵小説全集9 横溝正史集」、角川文庫「
本陣殺人事件」、春陽文庫「華やかな野獣」に収録されている。
あらすじ
“私”は、金田一耕助よりある事件に関する手紙一束・新聞記事の切り抜き・手記を提供してもらった。そこには
1946年(昭和21年)5月から10月までに繰り広げられた、岡山県K村の本位田家・小野家・秋月家の中で起きた異変及び事件についての全貌が記されていた…。
主な登場人物
-
金田一耕助 (私立探偵)
- お槇 (大助らの祖母)
- 本位田大三郎 (故人。大助・伍一の父)
- 本位田大助 (長男)
- 本位田慎吉 (次男)
- 本位田鶴代 (長女)
- 本位田梨枝 (大助の妻)
- 秋月善太郎 (故人。本位田家によって没落した秋月家の当主)
- お柳 (故人。善太郎の妻。大助の母)
- 秋月伍一 (太三郎とお柳の息子)
- おりん (伍一の姉)
- 小野宇一郎 (本位田家によって没落した小野家の当主)
- 小野昭治 (宇一郎の息子。脱獄囚)
映像化リスト
テレビドラマ
- 水神村伝説殺人事件 (2002年、TBS系列、金田一耕助:古谷一行)
- 出演/檀臣幸(本位田大助)、石橋保(本位田慎吉)、佐藤友紀(本位田梨枝)、坂口良子(本位田鶴代)、大林丈史(本位田大三郎)、宮内順子(本位田槇子(お槇))、二瓶鮫一(鹿蔵)、田中美奈子(秋月凛子)、西沢利明(秋月善太郎)、泉晶子(秋月貞子)、大和田伸也(横尾康之)、岸本鮎佳(お杉)、尾美としのり(宮村巡査)、谷啓(河合警部)ほか。
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)