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鹿男あをによし

鹿男あをによし』(しかおとこあをによし)は、日本万城目学小説。タイトルの「あをによし(青丹よし)」とは枕詞で奈良の前につく修辞である。
2008年1月にフジテレビにて玉木宏主演でテレビドラマ化された。また、コミックバーズ2008年3月29日号より梶原にき作画によるコミックとして連載中である。

概要

奈良の女子高に赴任した教師奈良公園鹿に命を受け、日本の滅亡を防ぐために奮闘するファンタジー小説。2007年4月10日幻冬舎より刊行され、2007年夏には第137回直木賞候補にもなった。さらに2008年1月には「2008年本屋大賞」の10作品にノミネートされた。発行部数は当初7万部と発表されていたが、ドラマ化の影響もあり、2008年2月現在では18万部を突破した。

あらすじ

9月、「おれ」はひょんなことから大学の教授に勧められ、2学期の間限定で奈良の女子高の教師になる。しかし、生徒にからかわれたり、無視されたりとコミュニケーションが取れず、途方に暮れる。そうして迎えた10月。奈良公園の大仏殿にいた「おれ」の前に突如鹿が現れ、人間の言葉で話しかけてきたのだ。実はその鹿は1800年前から人間を守りつづけてきた存在で、60年に1度行われる「鎮めの儀式」で用いるを運ぶ役(「運び番」)に「おれ」を任命する。目は人間界で「サンカク」と呼ばれ、の「使い番」を任せられた女性から渡されると話す鹿であったが、「おれ」は「使い番」に気づかず、挙句に違うものを渡された。鹿は「目を鼠に奪われた」と言い、わけが分からない「おれ」にをつけ、「おれ」の顔を鹿にしてしまう。そして鹿は「目を取り戻さないと日本が滅びる」と警告するのであった。ちょうど同じころ、東では火山性微動が続き、富士山噴火する兆候にあった。
一方、勤務する高校では年に一度のスポーツイベントである姉妹校との交流戦「大和杯(やまとはい)」が行われようとしていた。そして「おれ」はその優勝プレートが「サンカク」と呼ばれていることを聞く。剣道部の顧問になった「おれ」は、そのプレートこそ、鹿が言っていた目であると考え、人類を危機から救うために目を取り戻そうと優勝を目指すのだが…。

備考

鎮めの儀式

地中には大鯰がいて、時々大暴れをして災害を起こすという言い伝えがある。卑弥呼(ヒミコ)に仕えていたという奈良の鹿、京都の狐、大阪のは卑弥呼の死後、1800年に渡っての力を使い、大鯰が暴れるのを封印していた。彼らは60年に一度、神無月になると、「運び番役」と「使い番役」の人間を介して、を神の目が届かない場所に遷し、また自らもの力を手に入れて鯰の動きを鎮める。この儀式は満月の夜に行われなければならず、満月以外の場合ではの力が衰え、封印に時間がかかるという。そして、神無月に儀式が行えなかった場合に日本全体が大変なことになってしまう。約300年前には鼠が「使い番」をなかなか決めなかったため、満月の夜に儀式が行えず、人間世界が大変なことになってしまったという。

大和杯

奈良、京都、大阪の女学館三校にて行われるスポーツイベント。学校創立の60年前(ただし史実では戦後すぐのこの時代はGHQによって学校における剣道は禁止されていた)から続いていて、毎回オリンピック並みの盛り上がりをみせる。元は剣道部のみの交流戦であったが、現在はバドミントンなど他のスポーツも行われている。しかし、この名残で剣道部は優勝カップではなく、鹿、狐、鼠があしらわれたプレートが使われ、形状から「サンカク」と呼ばれている。大会は各校持ち回りで、開催校は各大会のルールの選択が自由にできる。 これまで剣道は京都の独擅場で、過去59回すべてで優勝している一方、「おれ」が顧問を勤める奈良は、部員が3人しかいない弱小チーム。これまでは剣道の経験がない教師が他の部活と顧問を掛け持ちしていた。

登場人物

奈良女学館高等学校

平城宮跡の隣に建てられた学校で「おれ」が勤務することになった場所。シンボルは鹿。
おれ
主人公だが原作では本名不明。28歳。大学の研究室で実験をしていたが、助手との折り合いがつかず、「神経衰弱」とのあだ名をつけられている。そのせいもあり、腹が弱く整腸剤が欠かせない。准教授を目指す助手の研究の邪魔になるため、今回、悠久の地、奈良に行くことを薦められたが、鹿から「目の運び番」に任命されたり、さらには役目を失敗して顔が鹿にされたりとありえない事態に遭遇してしまう。ただし、この秘密を知るのは自分とある特定の人物のみで、それ以外の人間には、鹿になった姿が見えない。また、鹿がしゃべることや、運び番、使い番の話を伝えることができない。
堀田イト(ほった いと)
16歳。ヒロイン。古風な名前だが、当校の生徒。しかし、「おれ」の授業一日目から遅刻をしたり、腹いせにクラスメートを扇動して「おれ」を攻撃するなど、水と油の関係。実はあることに「おれ」より早く気づいていて、そのことで悩んでいた。どの部活にも属していなかったが、「おれ」が顧問になった剣道部に入部することになる。実家が剣道の道場を経営していて、腕前はかなりのもの。その顔立ちから「野性的魚顔」と表される。
小治田(おはりだ)
教頭。ダンディーな出で立ちで生徒だけでなく保護者にも人気がある。紳士的な振る舞いで「おれ」を励ます一方、古くから彼を知っている人間からは「野心家」と言われている。考古学に精通し、遺跡発掘をライフワークにしている。本を何冊も書いていて、特に邪馬台国の所在地を探ることに心血を注いでいる。あだ名は「リチャード」。
福原重久(ふくはら しげひさ)
33歳。美術教師。通称「重さん」。「おれ」が下宿している家の「ばあさん」の孫。祖父、父から3代続けて教師を勤めている。物静かでインドア派。生徒の人気はリチャードと二分する。落語好きで、通勤時には車で毎日聴いている。
藤原君(ふじわら くん)
25歳。歴史教師。妻子持ち。神経衰弱な「おれ」を何かと気遣う能天気な性格。古代史に造詣が深く、薀蓄も豊富。あだ名は「かりんとう」(よく食べるからだそうで、このかりんとうは、妻のお手製である)。酔うと羽目を外してしまい、愛妻弁当抜きになってしまうことも。原作では男だが、ドラマでは女になっている。
大津(おおつ)
3つの女学館校長を兼任。禿げ上がった頭が印象的。京都に住んでいるので、奈良には週に1、2度しか来ていない。

京都女学館高等学校

平安京大内裏の近くに建てられた学校。奈良女学館の姉妹校。シンボルは狐。
長岡(ながおか)
数学教師で剣道部顧問。教師の間からは「マドンナ」と呼ばれる美人。実は重さんに惚れている。実家は道場を経営、自らの腕前は4段。

大阪女学館高等学校

難波宮跡の隣に建てられた学校。奈良女学館の姉妹校。シンボルは鼠。
南場(なんば)
体育教師で剣道部顧問。かつてマドンナにプロポーズをして失敗し、その時にマドンナの意中の相手を聞いている。剣道5段の腕前で打倒京都に意欲を燃やす反面、弱小奈良には見下した態度をとっている。

鎮めの儀式を行う動物

鹿
見た目は雌鹿だが、実は百回以上魂を他の鹿に移し変えて生きており、命を受けたときは立派な牡であった。屈強な牡鹿を従えている。「目」の力を使って、人間と話すことができるほか、人間が言うことを聞くようにをつけ、顔を鹿にする術を持っている。ただし印の消し方は知らない。人間社会を嫌っている一方で、ポッキーが大好物。鼠とは仲が悪い。ちなみに、奈良の鹿がお辞儀をするのは彼が教えたからであるという。(なお、ポッキーが好物という設定はあくまで小説だけのものであり、実際の鹿にポッキーを与えるのは病気の原因になるため、好ましい行為ではない。
鹿同様、卑弥呼の命を受け儀式を行っているが、の受け渡しを妨害するなどしばしばイタズラをしてくる。約300年前には「使い番」をなかなか決めなかったために、満月の夜に儀式が行えず、先述のように人間世界が大変なことになったという。鹿、鼠、狐の中で唯一、印の消し方を卑弥呼から教えてもらったが、印の付け方は知らないらしい。
卑弥呼に鎮めの役目を引き受ける代わりに、目の力によって人に化ける方法を教えてもらった。狐も儀式を行うが、今は動物園の中にいて、自らの「使い番」以外には話し掛けないという。このため、本編には登場していない。使い番をつとめた人物曰く、『紳士』的。

テレビドラマ

2008年1月17日から3月20日までフジテレビ系で毎週木曜22:00〜22:54(JST)に、玉木宏主演の連続テレビドラマとして放送された(初回は15分拡大)。
主演の玉木宏は民放の連続ドラマでは単独初主演であり、綾瀬はるかとは映画『雨鱒の川』及びTBSで2005年に放送されたドラマ『赤い運命2005』以来の3度目の共演となる。また綾瀬はるかは『僕の生きる道』(関西テレビ製作)以来二度目のフジテレビ系連続ドラマ登場である。長岡美栄役の柴本幸は、福原重久役の佐々木蔵之介と前年放送の大河ドラマ『風林火山』に続いての共演であり、民放の連続ドラマ初出演である。
キャッチコピーは「神は使いに、鹿を選んだ。」。
番組名・キャッチコピーとも、タイトル画面・公式ウェブサイトでのロゴなどの代表的(かつ横書き環境に依存しない)箇所では、原則として縦書きで表示される。

原作からの変更点

オリジナルのエピソードを加え交えながら、ほぼ原作を忠実にドラマ化している。
  • 主人公は原作では「おれ」とされ名前が明らかにされていないが、ドラマでは「小川孝信」とした。このほかにも原作で名前のない人物にも名前がつけられている。また、原作の主人公は腹が弱く整腸剤が欠かせないが、小川にはその設定はされていない。
  • 「綾瀬はるかの持つ天真爛漫な魅力が藤原君に通じる」と感じたプロデューサーの意向により、歴史教師の「藤原君」の性別を男性から女性に変更し、主人公の一番重要な相棒と設定している。また、原作では藤原君の顧問はバドミントン部だがドラマでは剣道部になっていて、小川に剣道部の顧問を依頼するのは小治田教頭ではなく藤原君になっている。
  • 原作では鹿はポッキーが好物であるが、ドラマではその設定はない。
  • 原作では、“狐のは(このは)”で長岡先生から渡されたのは「オーダー表」だが、ドラマでは「八つ橋」になっている。
  • 原作では、「使い番」といった儀式にまつわる話や鹿がしゃべることを、話そうとしても話せない設定になっているが、ドラマでは誰にでも話すことができるようになっていて(ただし信じてもらえるかどうかは別)、藤原君もその話を小川から聞かされて認識している。
  • 原作では、使い番や運び番が誰であるのかがはっきり分かる決定的なカラクリがあるが、ドラマではそのことに触れず、「サンカク」の正体を突き止めることで、鼠の運び番を証明している。
  • 原作では、鹿は印の消し方を知らないので、知っている鼠が堀田に消し方を教えるが、ドラマでは鹿は知っていて、藤原君伝いに堀田に教えている。

キャスト

  • 小川孝信〔あだ名:鹿せんべい〕(奈良女学館・理科教師/1-A担任) - 玉木宏
    • 本作の主人公。やることなすことすべてが裏目になる「不運な男」という設定が追加された。今までの経験で物事に対して後ろ向きな性格。
  • 藤原道子〔あだ名:かりんとう〕(奈良女学館・歴史教師) - 綾瀬はるか
    • 小川と同じく、重さんの下宿に住んでいる。つきあっている最中に相手が別の女と結婚、その式に招待されてしまったことがある。小川に劣らぬ不運ぶりだが、大概は前向きに考えている。
  • 堀田イト(奈良女学館・1-A生徒) - 多部未華子
  • 長岡美栄〔あだ名:マドンナ〕(京都女学館・剣道部顧問) - 柴本幸
  • 溝口昭夫(奈良女学館・学年主任) - 篠井英介
  • 前村さおり(奈良女学館・体育教師) - キムラ緑子
  • 名取良一(奈良女学館・古文教師) - 酒井敏也
  • 福原房江(下宿・小料理屋「福はら」の女将/重久の祖母) - 鷲尾真知子
  • 大津守(校長・3つの女学館を兼任) - 田山涼成
  • 佐倉雅代(奈良女学館・2年/剣道部主将) - 藤井美菜
  • 原和歌子(小料理屋「福はら」の店員) - 川辺菜月
  • 吉野綾(奈良女学館・1-A生徒/剣道部) - 東亜優
  • 西尾京子(奈良女学館・1-A生徒/剣道部) - 江頭由衣
  • 村瀬(奈良女学館・3年/元剣道部主将)(第三回、第四回、第五回、最終回) - 高瀬友規奈
  • 南場勇三(大阪女学館・剣道部顧問) - 宅間孝行
  • ニュース番組「News Street」アナウンサー - 宮田早苗
  • 鹿(声) - 山寺宏一
  • 鼠(声) - 戸田恵子
  • 福原重久(奈良女学館・美術教師/房江の孫) - 佐々木蔵之介
  • 小治田史明〔あだ名:リチャード〕(奈良女学館・教頭) - 児玉清
  • オープニングナレーション - 中井貴一

ゲスト

  • 卑弥呼(第一回、最終回) - 大塚寧々
  • 内閣総理大臣(第一回) - 夏八木勲
  • 物理学者(第一回) - 戸次重幸
  • 会議メンバー〔地震についての会議・総理から向って左席〕(第一回) - 野村昇史
  • 会議メンバー〔地震の対応策を説明・学者から向って左席〕(第一回) - 遠藤たつお
  • 小川の母〔小川孝信の回想シーン・鹿島神宮〕(第一回) - 椿真由美
  • 幼少の小川〔小川孝信の回想シーン・鹿島神宮〕(第一回) - 岩田朝日
  • 池にワニがいると騒ぐ老人(第一回) - 佐々木睦
  • 少年の小川〔小川孝信の回想シーン〕(第一回) - 倉本発
  • ?子〔小川孝信の元彼女〕(第一回) - 山口紗弥加
  • 研究室にいる小川を呼びに来た女性(第一回) - 鈴木貴乃
  • 長谷部教授(第一回)(小川孝信が以前いた研究室の教授) - 白井晃
  • 野口〔小川孝信のライバル〕(第一回) - 手塚とおる
  • タクシー運転手(第一回) - 芝崎昇
  • 新幹線の車内販売員(第一回) - 山口ひろ子
  • 新幹線で小川の左に座る太った乗客(第一回) - 鈴木昌平
  • 新幹線で小川の右に座る太った乗客(第一回) - 柴田将士
  • 大和杯親睦会が行われた料亭「狐のは」の女将(第二回) - 井上夏葉
  • 城山〔城山工芸・店主〕(第三回) - 六平直政
  • 小木〔京都女学館剣道部員・先鋒〕(第四回、第五回) - 近江麻衣子
  • 高柳〔京都女学館剣道部員・大将〕(第四回、第五回) - 高野歩日
  • 清水〔大阪女学館剣道部員・中堅〕(第四回、第五回) - 吉谷彩子
  • 岩崎〔大阪女学館剣道部員・副将〕(第四回、第五回) - 由良有里紗
  • 末永〔大阪女学館剣道部員・大将〕(第四回、第五回) - 沖佳苗
  • 剣道の審判員(第四回、第五回) - 小山弘訓
  • 個展の客〔福原に花を渡して親しげに話している〕(第六回) - 大塚達矢
  • 避難所の女の子(第六回) - 樽本真生夏
  • サウナ店員(第七回) - 古秦むつとし
  • 黒塚古墳展示館学芸員(第九回) - 石井正則アリtoキリギリス
  • 高松塚古墳の古墳管理人(第九回) - 花王おさむ

スタッフ

音楽

  • エンディング・テーマを含む劇中音楽は佐橋俊彦によるインストゥルメンタル曲。主題歌は存在しない。
  • オリジナルサウンドトラック「鹿男あをによし」(PCCR-00463)は2008年3月5日発売/2625円(税込)
  • 吹奏楽譜「鹿男あをによし」エンディング・テーマは2008年3月14日発売(ウィンズスコア版)/3890円(税込)

DVD

  • 「鹿男あをによしDVD-BOX ディレクターズ・カット完全版」2008年7月16日発売(PCBC-60939:ポニーキャニオン)/23940円 (税込)
    • 全話コメンタリーにはキャスト、スタッフに脚本家と原作者も参加していて、あえて標準語で書いた原作の話やオープニングナレーションの「八百万(やおよろず)」を「はっぴゃくまん」とした経緯などが、撮影裏話などとともに収録されている。特典の充実度は驚き。
    • 特典ディスク内容:?「鹿男」ファン必見!スペシャルインタビュー ?「鹿男」公認奈良ロケ地ツアー/MAP ?喋る鹿の秘密 ?未公開映像集(メモリーズ・オブ・鹿男/制作発表ダイジェスト/涙のクランクアップ/地震ニュースダイジェスト) ?「鹿の疾走」フルカラーDVD EDITION ?ノンテロップエンディング ?よく分かる鹿くん解説1,2/教養講座 日本史用語解説 ?予告編集
    • 特典映像演出:吉田至次

放送日・サブタイトル・視聴率

  • 話数の表示については、公式ウェブサイトでは「第一回」のように漢数字及び「回」の字を用いているため、それに倣って表記する。放送画面での話数表示はない。

主なロケ地

【奈良県】
奈良市
  • ならまち(第二回:奈良町あしびの郷/第六回:ならまち紅屋、TEN.TEN.CAFE、まんぎょく)
  • 極楽湯(第七回:藤原先生がいなくなった堀田イトを見つけたスーパー銭湯・しかし看板のみで、室内は別の場所なので、極楽湯へ行っても該当場所は無い)
  • 奈良ロイヤルホテルB1F「La Royal Spa」(藤原先生が堀田イトを捜しに行ったサウナ、外観は上記の“極楽湯”)
  • 正木坂道場(第七回:長岡先生の実家の剣道場)
  • 春日大社(第一回・第五回)
  • 東大寺(大仏殿、南大門、猫段、鐘楼、講堂跡)
  • 興福寺(五重塔・南円堂)
  • 猿沢池(第一回・第五回)、五十二段(最終回:藤原先生が“かりんとう”の入った缶を小川先生に渡したシーン)
  • 奈良公園(第一回〜最終回:飛火野/第一回・最終回:若草山山頂展望台、鷺池と浮見堂)
  • 平城宮跡朱雀門(第一回・第二回・第三回・第五回・第九回・最終回)
  • 旅館静観荘(第四回:ドラマでは飛鳥にあるが、実際は奈良市内の奈良町の一角にある旅館。元は遊郭として建てられたが、今は外国人のバックパッカーに人気の宿である。しかし実際は、玄関とロビーのみがここで、室内は別の建物を使用している。この場所は一般の人は入れない)
  • 奈良文化財研究所(奈文研)(第三回・第五回・最終回:奈良女学館の屋上)
  • 国道369号(小川先生と藤原先生が歩いているシーンなどで度々出てくる場所は近鉄奈良駅より東側なので「登大路〔のぼりおおじ〕」という)
  • 近鉄奈良線 近鉄奈良駅(第六回:東改札口/第九回:西改札口)
桜井市
橿原市
明日香村
天理市
  • 天理市立黒塚古墳展示館(第四回・第八回)
  • 近鉄天理線 天理駅(最終回) ドラマでは駅標が「奈良」となっているが、実際の奈良駅の駅標は「近鉄奈良」であり、また、近鉄奈良は地下駅のため、陽は当たらない。
【京都府京都市】
伏見区
左京区
  • 京都市動物園(第六回:小川先生と藤原先生が狐に会いに行った動物園)
右京区
  • 嵯峨野竹林(第二回:小川先生と藤原先生が“狐のは”に向かうシーン)
下京区
【大阪府大阪市】
中央区
  • 千日前道具屋筋商店街(第三回:小川先生と藤原先生が城山工芸へ行くため通っていた道具屋筋のシーン)
  • 難波千日前公園(第三回:藤原先生と小川先生がベンチに座って話していたシーン)
【東京都】
中央区
  • ADK 松竹スクエア(最終回:藤原先生がベンチに座って小川先生を待っていたシーン)
港区
【千葉県】
館山市
  • 安房南高等学校(奈良女学館の外観)

関連項目

  • 鹿島神宮 - 主人公の地元にある神社。
  • 松尾芭蕉 - 奈良の鹿を詠んだ句が引用されている。
  • 奈良公園 - 物語の舞台。原作では大仏殿北側の講堂跡で、ドラマでは飛火野で鹿に話しかけられる。
  • 三角縁神獣鏡 - 卑弥呼の鏡とされる銅鏡
  • 坊つちやん - 直木賞選考委員の井上ひさしが『坊つちゃん』譲りのテンポのいい文章であると評した。物語中にも『坊つちゃん』の台詞を引用した箇所があり、赴任から帰郷までという物語の時間軸、生徒にいたずらされるなどの内容、「マドンナ」や主人公が漱石と同じで内臓が弱いという人物設定など、夏目漱石(主に坊ちゃん)を本歌取りした遊びを読者に感じさせる作りとなっている。
  • 近畿日本鉄道 - テレビドラマ内で協力しており、車内がロケで使用されている。
番しかおとこあをによし かおとこあをによし

出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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