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再放送

再放送(さいほうそう)とは、テレビラジオなどで一度放送(オンエア)された作品を再度放送することである。テレビで多い。

再放送される番組の種類、及び時間

日本国内のテレビ放送で再放送されることが多い番組は、主に紀行番組ドキュメンタリーバラエティ番組テレビドラマテレビアニメなどである。番組対抗クイズ企画番組などの特別番組が再放送されることもある。再放送はキー局製作の全国ネット番組・各局自社製作のローカル番組のいずれも対象になっている。日本ではゴールデンタイムに再放送することは少ないが、NHK教育テレビでは19:00〜22:00の時間帯に過去に放送した番組の再放送が定期的に行われている。アメリカでは、ゴールデンタイムやプライムタイムにドラマなどの再放送が行われている。
再放送の際には、番組視聴者プレゼントコーナーにおける応募受付終了に関する注記や他の時間帯に同局で放送される番組の番組宣伝など、本放送時にはなかったテロップが付与するケースが多い。ドラマやアニメがゴールデンタイムに再放送される場合は、『〜総集編』や『〜完全版』、『〜アンコールスペシャル』などと題して番組の解説や新たなシーン、原作者、出演者のトークなどを加えた上で放送されることがある。また、バラエティ番組は名場面集などとして過去に放送したコントやトークなどを放送することがある。ゴールデンタイムの場合は特別企画として放送するため番組表に再放送のマークはつかない。提供クレジットによるスポンサーの表示は、地上波放送・BS放送CS放送のいずれにおいても行われない場合が多い。

再放送される大まかな理由

再放送は、「経費削減」「過去のドラマのリメイク版を行う場合の宣伝」「新番組の前作を放送」「昼間の空白の穴埋め」といった理由が主なものであるが、視聴者からの希望により再放送される番組もある。http://www.nhk.or.jp/css/houkokusho/pdf/service2007_2-1.pdfhttp://www.nhk.or.jp/faq-corner/02housoubangumi/01/02-01-14.htm
ゴールデンタイムの番組も再放送される場合がある。それらは「番組の急な打ち切り」「その放送分の内容に問題があり自主的に放送を取りやめる」「出演者や声優の都合」などの理由により、つなぎ番組として再放送する場合である。また、例外的に『サザエさん』は1975年4月1日から1997年11月18日までゴールデンタイムの火曜日19:00〜19:30に再放送していた(OP、EDは新規に制作したもの)。また、『ポケットモンスター』も1999年10月19日から2002年9月17日まで『ポケットモンスターアンコール』として副音声英語放送を追加して放送していた。
また、再放送が突然打ち切りとなる場合もある。放送倫理上問題のあるものなどは、本編に差支えがない程度に編集されることもしばしばある。同じ番組を繰り返し放送することもある。民放キー局系のCS放送チャンネル(TBSチャンネルフジテレビ721テレ朝チャンネルなど)の再放送ではCMカットで放送したり、ドラマ番組の全話一挙放送が行われている。また、権利上の関係 (主題歌に洋楽が使われているなど)でDVDなどのソフト化が困難な作品も再放送されるケースが多い。
ちなみにドラマなどの場合は、系列局で放送する際、再放送についても契約の中に含まれるという。

傾向など

1980年代前半までは主なキー局で夕方の時間帯を独占していたアニメの再放送は、1990年代以降では大幅に減少している(独立U局では現在でも放送している。地方局各局では、ほとんどの局でテレ東の新作アニメ放送枠となっている)。アニメに代わってドラマの再放送や夕方ワイド番組が増えてきている。現在テレビ東京のみがこの傾向を守り通しているが、近年視聴率は凋落の一途を辿っている。

地域による違い

たとえば関西地区(特にテレビ大阪)では、2008年現在も朝8時台や深夜帯を中心にアニメの再放送が比較的多く行われている。またテレビ神奈川のように、21世紀になって深夜の再放送がきっかけでアニメの再放送に力を入れるようになったケースもある。他にも、深夜にアニメの再放送が行われるケースや、テレビ東京系では空いたアニメ枠の穴埋めに過去の作品の再放送が行われるケースも見られる。

アニメの場合

テレビ局がアニメの製作として加わった場合、局側の権利として2年間で2回の放映権があり、本放送に加えて再放送が1回出来ることになっている。その後はテレビ局が製作会社と改めて放送契約を結んで再放送することになり、その内容は2年間で何回も放送できるものだという。そのため、旧作のアニメを、本放送とは異なる放送局で放送されるケースもある。たとえばフジテレビ系で放送されていた『うる星やつら』が、後に東京MXテレビチバテレビなどの独立U局で放送されたケースなど。自社系列外のテレビ局がクレジットされる部分を消すこともある。また、『地獄少女』『金田一少年の事件簿』など一年以上の長期の作品の場合は途中までの放送となったり、『〜傑作選』『〜ベストセレクション』などと題して、特に選んだ話を数話放送するだけということがある。
本放送では低視聴率で打ち切りになった作品が再放送によって人気が再燃し、リメイクが行なわれることがかつてしばしばあった。例として『ルパン三世』、『宇宙戦艦ヤマト』などである。中にはテレビ東京が読売テレビ系で放送された『元祖天才バカボン』を再放送して高視聴率を挙げ、フジテレビで『平成天才バカボン』が製作されるという例もある。
再放送にあたっては、制作会社から日本脚本家連盟に所属する脚本家日本俳優連合所属の声優に使用料が支払われる。声優の場合は最初に再放送込みの出演料が支払われているため、放送から7年以上経過した作品からになる。
2000年代に深夜などによく放送されている新作のUHFアニメ(深夜アニメ)の場合、DVD販売の宣伝目的で枠買いと呼ばれる放映枠買取番組として放送される番組である。その性質上、テレビ局が製作に入らないことも多い製作委員会方式で製作されている。また、再放送はCS放送を中心に行われるという都合もあり、地上波では一回きりの放送となることが多く地上波で再放送されたことのある番組は『陸上防衛隊まおちゃん』などごく一部のみである。例外的に東京MXテレビでは、2000年以降に放送された深夜アニメやWOWOWアニメなどの再放送が行われている。また、2008年からは一部の新作アニメで本放送とリピート放送で2回づつ放送する番組もある。

ラジオの場合

ラジオでは固定枠で再放送されることは主に、デジタルラジオのみでしか行われない。特例として、NHK第2NHK-FMの番組の一部で行われる。また、開局記念番組や番組のスペシャルとして、一部引用のような形で放送される場合がある。

CS放送の場合

また、CS放送などのニューチャンネルと呼ばれる放送局は、「繰り返し放送」と銘打って本放送よりも再放送やリピート放送を行うことを重視した局が圧倒的に多い。これは、途中から加入した視聴者でも最初から視聴できるようにするのと、既存の視聴者からもう一回見たいと要望があること、また、用事があって見逃したり、衛星放送の性質上豪雨雷雨大雪などの悪天候で受信しづらくなった場合でもまた見られるようにとの配慮などの理由による。アニマックスよくある質問 チャンネルネコFAQその一方で、BSデジタルの番組(特にアニメやドラマ、世界遺産をテーマにした番組など)は再放送がほとんど行われない。

その他の場合

地方局では、空白枠の穴埋めの例が最も多い。自主制作番組(中にはKBS京都の『ぽじポジたまご』のように生ワイドの再放送を行なうところもある)を再放送することがあるが、これはCS放送のリピート放送と同意である。東京MXテレビの『TOKYO MX NEWS』は平日の18時〜18時25分に放送したものを同日の21時30分から22時に再放送している(重大なニュースが入った時には生放送に差し替える)CS放送以外の地上波でニュース番組を定期的に再放送するのは珍しいケースである。
1990年代から、本放送中であるにもかかわらず(最終回を待たずに)夕刻や深夜、また昼間帯に、その時までの既放送分を再放送することも行われ始めた(そのまま1回分放送する場合と、ダイジェストで短くまとめて放送する場合がある)。これは、ドラマや一部の新作アニメの視聴率の低落が止まらぬために、初回・第2回…を見なかった視聴者を本放送に引き戻そうとするものであり青春出版社発行の「大人の裏ネタ大全集」によるとTBSテレビ宣伝部は「効果は計算どおりだった。」とコメントしており、その効果があったという放送関係者もいるが、その効果を疑問視する向きもある。例を挙げれば過去にはTBS系が深夜バラエティ枠を休止してドラマの第1回を再放送していたケース(現在は実施されていない)やフジテレビ系が月9枠(『薔薇のない花屋』など)を平日ないし土日昼枠での追っかけ再放送をしていたことがあった。

脚注

関連項目

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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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