来歴・人物
1960年、
大映『明日から大人だ』でデビュー。当初から悪女系の女優として密かな人気を集め、
1966年に負傷した
若尾文子から代って主演した『女の賭場』が出演本数58本目にして初の主役となった。女賭博師を題材にした映画で「昇り竜のお銀」として大ブレークし、後の女性
任侠映画にも大きな影響を与えた。倒産寸前の当時の大映で『
座頭市』シリーズに次ぐ人気シリーズとなり
1971年の『新女賭博師・壺ぐれ肌』まで17本が制作された。
- 曾祖父が、最後に沖田総司をかくまった植木職人の柴田平五郎。
- スリーサイズは、B89・W57・H90(1969年当時)。
- 母・江波和子も戦前に映画女優として東宝で活躍し、その影響で高校生の1959年に大映入り。中学生の時から女優志望で、動機は母の仕事を継ぎたい一心だったらしい。
1973年、映画『津軽じょんがら節』の主演で見事
キネマ旬報主演女優賞を獲得。ヤクザ映画のヒロインから完全に脱皮を遂げた。
日本人離れしたシャープで個性的な美貌と、都会的な雰囲気、豊満な肢体の持ち主のため、新鋭写真家達の人気の的で
60年代 -
70年代は
モデルとして見事なヌードも披露し、
グラビアでも大活躍した。その後は演技派女優として映画だけでなくテレビドラマや舞台でも活躍。近年では
東京電力のCMに
鈴木京香の姑役を好演した。
エピソード
- 大映ニューフェイスのオーディションの時、16歳だった彼女は年齢を1歳上にサバを読んだ。母親が女優だったことは言わなかったそうである。
- 映画『女賭博師』シリーズ出演当時、新幹線の中でヤクザに「姐さん、きょう西成で賭場が開いてます」と言われたらしい。
- 本当は『女賭博師』シリーズのような古風な役はやりたくなく、フランス映画のような作品に出たかったらしい。気持ちの切り替えのために、休日は金髪&ミニスカートで闊歩していたという。
- 派手な外見と相反して読書が趣味。新聞を読むのが一番の楽しみ。
- 毎日欠かさず発声練習、ストレッチを30分やっている。現在でも体が驚くほど柔らかい。
-
刑事ドラマ『Gメン'75』のヨーロッパロケ中にスリ被害にあった。
- 大映時代、縦社会にうんざりして時には先輩に反発していたという一面も。
- ホテルに滞在してる時、トイレから戻ってスカートをパンストの中に巻き込んだままロビーまで来てしまったことがある(『徹子の部屋』より)。
- 一日で禁煙をやめた。(『笑っていいとも!』で発言)。
- かなりの酒豪でブランデーを一晩で一本空けた事がある。
出演作品
映画
- 明日から大人だ(1960年、大映) - 小松良恵
- おとうと(1960年、大映) - 看護婦・宮田
- 俺の涙は甘くない(1960年、大映) - 奥田杏子
- 顔(1960年、大映) - 玉宮公子
- 弾痕街の友情(1960年、大映) - 中桐敏子
-
女は二度生まれる(1961年、大映) - 山脇里子
- うるさい妹たち(1961年、大映) - 山村尚子
- 銀座っ子物語(1961年、大映) - 桃子
- 恋にいのちを(1961年、大映) - 富士美琴
- 誰よりも誰よりも君を愛す(1961年、大映) - 木南優子
- 北上夜曲 北上川の初恋(1961、大映) - 角屋洋子
- 若い仲間(1961年、大映) - 川内みさお
- 女は夜霧に濡れている(1962年、大映) - 堂本ますみ
- 鯨神(1962年、大映) - トヨ
- 化身(1962年、大映) - 阿井子
-
その夜は忘れない(1962年、大映) - 芳子
- 閉店時間(1962年、大映) - 牧サユリ
- 悪名一番(1963年、大映) - 圭子
- 暗黒街NO.1(1963年、大映) - ミッチィ・ハギンス
- 嘘(1963年、大映) - 竹中美恵
- 黒の商標(1963年、大映) - 浜中順子
- 定年退職(1963年、大映) - 小高秀子
- わたしを深く埋めて(1963年、大映) - 徳丸めぐみ
- 「女の小箱」より 夫が見た(1964年、大映) - 青山エミ
- 海底犯罪NO.1(1964年、大映) - かおる
-
大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1964年、大映) - カレン
- 悶え(1964年、大映) - 沢木みつ子
- 宿無し犬(1964年、大映) - 唐沢麻子
- 酔いどれ博士(1964年、大映) - カルメンお春
- 殺られる前に殺れ(1964年、大映) - 戸川アケミ
- 帯をとく夏子(1965年、大映) - 小暮須美子
- 学生仁義(1965年、大映) - おりん
- 黒い誘惑(1965年、大映) - 三崎邦子
- ごろつき犬(1965年、大映) - 柴田まゆみ
-
ザ・ガードマン 東京用心棒(1965年、大映) - 井本みどり
- 花実の無い森(1965年、大映) - 節子
- 不倫(1965年、大映) - 麻樹
- 密告者(1965年、大映) - 山口和美
- 女賭博師シリーズ(1966年〜1971年、大映) - 大滝銀子
- 殺人者(1966年、大映) - 真壁千穂子
- 銭のとれる男(1966年、大映) - 双見陽子
- 復習の切り札(1966年、大映) - 花田明江
- 若親分喧嘩状(1966年、大映) - トクーズ姫
- 海のGメン 太平洋の用心棒(1967年、大映) - 乾由起
- 毒薬の匂う女(1967年、大映) - 高木由美
- 妻二人(1967年、大映) - 永井利恵
- 早射ち犬(1967年、大映) - 宮本文子
- 若親分兇状旅(1967年、大映) - 小山千代子
- 悪名一番勝負(1969年、大映) - おりん
- 女殺し屋 牝犬(1969年、大映) - 福沢香代
- 女諜報員 唇に賭けろ(1970年、大映) - 塩沢香織
- 二人だけの朝(1971年、東宝) - 森村亜紀
- 出所祝い(1971年、東宝) - 児島夕
- 昭和おんな博徒(1972年、東映) - お藤
-
木枯し紋次郎(1972年、東映) - お夕 ※菅原文太版
- 津軽じょんがら節(1973年、ATG) - 中里イサ子
- 再会(1975年、松竹) - 村田葉子
- 告訴せず(1975年、東宝) - 浜島篠
- 横浜暗黒街 マシンガンの竜(1976年、東映) - 池部里子
- 悲愁物語(1977年、松竹) - 仙波佳世
-
赤穂城断絶(1978年、東映) - 浮橋
- 真田幸村の謀略(1979年、東映) - 阿茶局
- 日本の黒幕(1979年、東映) - 山岡登志子
- 純(1980年、東映セントラルフィルム) - 夜行列車での隣席の女
- 幸福号出帆(1980年、東映セントラルフィルム) - 山岡房子
-
遠野物語(1982年、日本ヘラルド映画) - 巫女
- 愛しき日々よ(1984年、東宝) - 広井ぬい
- あっこちゃんの日記(1985年、現代ぷろだくしょん)
- 国士無双(1986年、サンレニティ) - オケラのお六
-
ドグラ・マグラ(1988年、活人堂シネマ) - 呉八代子
- 悲しい色やねん(1988年、東映) - 関部守
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利休(1989年、松竹) - ちか
-
豪姫(1992年、松竹) - とわ
- ナースコール(1993年、東宝) - 婦長・小笠原松子
- 集団左遷(1994年、東映) - 高杉文世
-
白痴(1999年、松竹) - 仕立屋(藤村俊二)の妻
-
極道の妻たち 地獄の道づれ(2001年、東映ビデオ) - 柿田リュウ
-
KT(2002年、シネカノン) - 金甲寿(筒井道隆)の母
- 姐御(2003年、東映ビデオ) - 磯島順子
TVドラマ
舞台
バラエティー番組
関連項目
外部リンク
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)