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戸田競艇場

]] 戸田競艇場(とだきょうていじょう)は埼玉県戸田市にある競艇場戸田漕艇場の西端にある。漕艇場を含めた水面は1940年の幻の東京オリンピックのために整備されたものである。1964年東京オリンピックボートの競技会場もここである。

概要

利用客は住之江競艇場尼崎競艇場平和島競艇場に匹敵するくらい多く、関東の競艇場では売上・利用客共に一番多い。その証しとして1996年賞金王決定戦競走の第8回大会が開催された。また、川口オートレース場が比較的近いため、同じ日に両方をはしごする人も多いようである。
例年、周年記念(GI)として戸田グランプリが行なわれている。2004年は埼玉国体の漕艇会場として水面を利用するため、大きな競走(レース)は行わなかった。マスコットはウインビーとウインク。
企業杯(GIII)として、アルファクラブ杯が行なわれている。
女子リーグ戦の名称は、かつて近隣の川口市に工場を所有していた関係で、サッポロビールがスポンサーとなっている(サッポロビールカップ)。
正月には埼玉選手権、ゴールデンウィークにはマスコットキャラクターでもある「ウインビー」にちなんでウインビーカップ、お盆には戸田ボート大賞という名称で、オール埼玉支部選手によるレースが行われている。この際埼玉県在住の選手については、出走表の現住所欄に市町村の名前が表示される。
施行者は地元の戸田市等を含む戸田競艇組合と、県庁所在地のさいたま市等を含む埼玉県都市競艇組合である。
午後10時30分〜11時00分に、他の埼玉県の公営競技と一緒にバッハプラザというレースダイジェストでレース結果等が放映される。この番組では第12競走の様子は必ず放映するため、第12競走の冠協賛競走のオーナーになると、自分でつけた競走名が前日(競走予想)および当日(競走結果)のときに、テレビでアナウンサーに読み上げてもらうことが可能となる。ただし、冠協賛競走は2008年4月から休止となっている。
競艇場のキャラクターは「ウインビー」。ビーバーをモチーフにしている。 最近では「ウインク」という恋人役もできた。こちらの名前は一般公募で決定された。
高崎線沿線にあるボートピア岡部と、山梨県甲斐市ミニボートピア双葉で全競走の舟券を購入することが可能である。

施設の特徴

元々が漕艇場として人工的に開削された水面であるため、漕艇場としては十分な幅をもっているが、競艇場として見た場合、水面の横幅の狭さは日本一である。そのため、ホームストレッチ側では観客の目の前を舟が通り、舟がバックストレッチ側を通っていても水面際から非常に見やすいというメリットもある。また、チルトは24競艇場中唯一、-0.5・0・0.5の3種類しか使えない。
ガラス張りの大きなスタジアムを有し、競艇場内には吉野家や床屋等の施設もある。また大きなイベントホールを持っていて、競艇開催時にはほぼ毎日歌謡ショーがあり、一般戦でも優勝戦出場者インタビューがある。施設を地図で確認するとモーターボートの形状を模擬していることがわかる。施設内は冷暖房完備である。また、展示時およびレース時には、現在走っている艇のエンジン音を館内にも流すため、館内でも臨場感のある観戦が楽しめる。場間場外発売の売上が最も高い競艇場といわれる一方、本場開催中は基本的に併売は行っていない。また、全24競艇場中唯一、ナイター競走の場外発売を行っていない。
実況はオフィス・ケイ・ステーション堂前英男・吉原完・二宮淳一の3名が担当している。以前は北嶋興が担当していた。堂前はバッハプラザで司会を務めることもある。
単勝・複勝販売窓口は4Fにある。競艇選手によるモーター・ボート説明会が時々行われるが、その会場は4Fのメディアギャラリーの部屋である。JLCのグッズの販売およびパソコンが置いてあるのも、このメディアギャラリーである。
解放型の旧館スタンドが残されているが、2005年の耐震改修工事により、4階、5階部分が撤去された。ここでは通称「戸田座り」で親しまれてきている独特の腰掛け方(ただしマナーとしては良くない)を見ることができる。
対岸にはTBSラジオの中波送信所があり、アンテナ鉄塔がそびえ立っている。この様な立地の都合、場内のテレビは強力な電波干渉による画像異常を防止する必要があり、電磁シールドを強化した収納箱に収められている。この為、場内テレビの画面はやや暗く見える。

水面の特徴

荒川の水を利用しており、淡水であり、あまり大きな波は立たない。1マークを大きくホームストレッチ側に寄せているため、他の競艇場と比較すると1コースの勝率が比較的低めである。エンジンは消音のものを使用している。狭いコースゆえ旋回性を重視し、ボート底面のフィンは他場のものより大きい。水面は基本的には漕艇場のものであるため、最終レース後はターンマークなどを撤収し、水面上に浮かんでいる漕艇コースとの仕切り(自走式)を移動させ、漕艇競技者に水面を解放している。漕艇の大会があるときには、競艇の開催はなるべく行わず、場外発売のときには水面への立ち入りを制限する等の措置をとっている。場外発売時も水面は解放されており、対岸の大型ビジョン前を漕艇が通過する光景が見られる。
1コースが24競艇場で最も弱い。前づけを行う選手も1コースまでは入ってこないケースが多い。1コースまで前づけで入ってきたとしても深インになってしまうケースが多く、その場合は、よほど展開に恵まれない限り1着になることはない。3コースからのまくり、およびダッシュからのカドまくりが目立つが、実力者が1コースに入った場合はしっかりイン逃げしてしまうことが多い。またチルトが最大+0.5までなので、6コースからの大外まくりはかなり難しい(ただ6コースからの勝率は6〜8%程度と、他の競艇場と比較するとかなり高い方の部類に入る)。コースの幅が狭いため、水面に慣れていない選手がターンマークの近くでエンストや転覆を起こすケースが散見され、「抜き」の醍醐味が失われるケースが見られるのは残念なことである。エンジン交換は毎年7月に行っている。

過去のSG開催実績

※一番右は優勝者

埼玉支部の有名選手(登録順)

アクセス

無料送迎バスを利用するとバックストレッチ側にある駐車場でバスを降りることになる。バスを降りた後は戸田公園大橋というつり橋を渡って、競艇場にアクセスすることになる。つり橋は第1マークに隣接しており、つり橋の上から第1ターンマークの攻防を眺めることができる。その為かこの戸田公園大橋が第2のスタンドに成る事も有ると言う。多摩川の是政橋同様、通称「オケラ橋」とも呼ばれている。
遠方から公共交通手段を使用して競艇場に来る場合には、川口駅からのアクセスよりも戸田公園駅からのアクセスのほうが便利である。戸田公園駅の方が無料送迎バスの便が多く、競艇場に近く、またバス乗り場の近くにモニターがあり、競艇場の中継がなされているという利点がある。
休日は最終レースまで観戦すると無料送迎バスの乗り場および周辺の道路が大変混むため、時間に余裕を持って行動する必要がある。

周辺

外部リンク


出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
Text is available under GNU Free Documentation License.


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