利用可能な鉄道路線
駅構造
名古屋線・湯の山線が乗り入れる高架駅舎と、内部線が使う地上駅舎に分かれており、両者は改札外連絡となっている。
名古屋線・湯の山線(高架駅舎)
島式3面6線のホームを持つ
高架駅。改札・
コンコースは2階、ホームは3階にある。改札口は南北双方に1ヶ所ずつある。地上からコンコースへと、コンコースから各ホームに客用エレベーター、上りエスカレーターがある。
かつて東側に中部近鉄百貨店への直通の改札口が設けられていたが、2006年2月末に閉鎖された。
内部線(地上駅舎)
頭端式1面2線の島式ホームを持ち
地上駅で、名古屋線の高架下にある。名古屋線・湯の山線コンコースとは改札外だが陸橋で連絡している。改札口は頭端部の1ヶ所のみである。
のりば
※
近鉄の中では最も
ホームの番号が多い。また、7・8番のりばは地上駅時代に存在した。
※4番のりばからは伊勢中川方面へ、また、5番のりばからは名古屋方面への出発も可能である。内部行き・西日野行きの発着のりばは、朝ラッシュ時に逆になる場合がある。
構内店舗
- 1・2番のりば−ポケットプラット
- 3・4番のりば−ポケットプラット
- 改札内コンコース−Kプラット、ベーカリーショップ
- 南口改札前−マツモトキヨシ近鉄四日市店、軽食店舗、ベーカリーショップ
特徴
ダイヤ面
- ほぼすべての普通が急行・特急と連絡する。特急はノンストップ特急を除き、すべて停車する。
- 津方面は急行・特急の順でくる。ほとんどの急行が伊勢若松(稀に塩浜ないし塩浜・伊勢若松の両駅)で特急に抜かれ、白子には特急が先着する。
- 名古屋方面は特急・急行の順でくる。こちらは江戸橋か塩浜で、急行が特急に抜かれている。
- また一部の普通は特急・急行列車の2本に抜かれるため、10分程度の長時間停車がある。当駅をまたいで普通に乗車する場合、時間がかかる。
- 名古屋発着の準急の設定は当駅までとなっている。しかし実際には、ほとんどの準急が当駅で普通列車に系統変更して伊勢中川まで直通する。この準急は近鉄蟹江からは各駅停車で、普通との差はまったくないのだが、当駅までなら後発の急行に抜かされずに到着することが可能であるため、系統上準急の名で運行している。
- またラッシュ時に名古屋〜四日市間は5両編成で走る準急もあるが、ここから津方面の普通は2両ないし3両に切り離される。
- 逆に名古屋行きの準急は当駅で増結する列車もある。ダイヤの都合上、副本線である4番のりばでの増結が多いが、平日朝に1本のみ3番のりばに入線し、その増結作業の間に急行が待避線の4番のりばで客扱いをしている(南方側線から準急の増結車が入線し、そこから4番のりばへの直接の進入はできないためである)。
- 早朝に運転される鈴鹿線直通急行の始発駅である。しかし、実際には平日のみ名古屋〜四日市間を普通として運行し、当駅で鈴鹿線直通急行に系統変更している。休日は側線にワンマン対応の1010系、2000系、2444系のどれかが止まっており、時間になってホームに入線する方式である。
- 平日7時台に、5番のりばから四日市始発津新町行き名古屋線普通が出発するが、これは湯の山線の到着列車が系統変更して名古屋線に乗り入れるためで、実質的な湯の山線〜名古屋線の直通列車となっている。
駅設備面
- 自動改札機は日本信号製が設置されている。北改札口と南改札口には赤い自動改札機が設置されており、出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応している。
- 自動精算機については北改札口と南改札口に各1台設置されている。ICカード履歴確認、高額紙幣に対応したタッチパネル式の精算機である。
-
スルッとKANSAIやJスルーカードはエリア外のため、使用できない。但し、公式にはアナウンスされていないがタッチパネル式の券売機及び内部線改札口の2台あるうちの1台の券売機にこれらを投入して切符の購入が可能。
- 特急券および定期券の購入が可能(自動機も設置)。
- 名古屋線または湯の山線から内部線に乗換の場合、手持ちの乗車券を一旦名古屋線改札機に通して出場し(この場合普通券でも回収されず取り出し口に出てくる)、内部線の改札口でその乗車券を再度改札機に投入して入場する。その逆も同様である。ただし、回数券カード(パールカード11・オフピークチケット・サンキューチケット)から引き換えた乗車券は回収されるため注意が必要(放送で注意を促している)
利用状況
- 主として通学・通勤用に利用される。
- 近鉄四日市駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は52,309人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、12位。
- 名古屋線の駅(44駅、他線接続駅含む)の中、2位。
- 三重県内の近鉄の駅(116駅)の中では最多。
- 三重県下はもとより、名古屋市以外の中部地方を走る全ての民鉄駅では最多を誇るが、最近では最盛期の約半分まで減少した。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(近鉄四日市駅)
駅周辺
路線バス
- 西のりば
- 0番乗り場
- 1番乗り場
- 41系統 笹川団地・笹川ジャブ(南日永経由)
- 41系統 笹川テニス場(南日永経由)
- 43系統 県立総合医療センター(泊山経由)
- 65・66系統 高花平(笹川通り経由)
- 2番乗り場
- 3番乗り場
- 78系統 桜台(大井寺経由)
- 80系統 桜花台(松本駅前・桜台団地経由)
- 80系統 桜リサーチパーク(松本駅前・桜台団地・桜花台経由) ※1日1本
- 03系統 桜リサーチパーク(松本駅前・桜花台経由) ※1日1本
- 04系統 悠彩の里(中川原駅前・松本駅前経由)
- 南のりば
- 4番乗り場
- 5番乗り場
- 01・12・43・66・94系統 市立病院
- 95・96系統 ガーデンハウス東日野
- 6番乗り場
- 61系統 宮妻口(室山・高花平経由)
- 62系統 山本・椿大神社(室山・高花平経由)
- 63系統 小山田病院(室山・高花平経由)
- 64系統 高花平(室山経由) ※平日のみ1日1本
- 7番乗り場
- 51系統 和無田改善センター(内部駅前経由)
- 53系統 平田町駅(内部駅前経由)
- 53系統 佐々木記念館(内部駅前経由)
- 8番乗り場
- 指定なし
- 東のりば
- 10番乗り場
- 61・62・63・64・65・71系統 JR四日市
- 95系統 四日市港(JR四日市・千歳町経由)
- 96系統 四日市港(JR四日市・曙町経由)
- 11番乗り場
- 01系統 JR四日市(東新町経由)
- 02系統 市内循環(JR四日市・北条町経由) ※朝夕のみ
- 12番乗り場
- 南のりば
- 4番乗り場
- 山城駅前(みたき総合病院前・坂部ヶ丘・あさけが丘3丁目経由)
- 暁学園駅前(みたき総合病院前・坂部ヶ丘経由) ※平日のみ1日1本
- 四日市大学前(みたき総合病院前・坂部ヶ丘経由)
- 山城駅前(末永・坂部ヶ丘・あさけが丘3丁目経由)
- あさけが丘3丁目(末永・坂部ヶ丘経由) ※深夜バス金曜日のみ
- 四日市大学前(直行)
歴史
諏訪駅について
昭和30年(
1955年)までは現在の近鉄四日市駅付近には駅はなく、現在地から300メートルほど東、諏訪栄町交叉点の北西側にあたる場所に
諏訪駅が存在していた。
1890年に市街地東縁の地に関西鉄道の
四日市駅が開業していたが、四日市の町の中心は諏訪神社周辺であり、そちらへの駅の設置が望まれていた。大正2年(
1913年)に諏訪神社近くの駅として三重軌道(現在の近鉄内部八王子線)が諏訪駅を設け、続いて同年四日市鉄道(現近鉄湯の山線)も諏訪駅を開業し、四日市郊外からの交通網の拠点として成長した。1929年に伊勢電気鉄道(後の近鉄名古屋線)が開通し、諏訪駅は外部との交通網とも結ばれることになった。なお、その際に先行して諏訪駅を経由して四日市駅まで至っていた三重鉄道(旧三重軌道・内部八王子線)および四日市鉄道(湯の山線)の線路敷は買収されて伊勢電気鉄道の線路となり、両線の諏訪〜八王子区間は廃止されている。
当時の伊勢電気鉄道の線形は、名古屋から南下してきた線路が現在の近鉄四日市駅北方500メートル付近からカーブを描いてほぼ直角に曲がり(天理教カーブ)、諏訪駅に至り、そのまま東に進み、四日市駅前でまたほぼ直角にカーブして(善光寺カーブ)、南に方向転換をして近鉄の四日市駅に至っていた(南側は、現在は関西本線と近鉄名古屋線が立体交差しているあたりで、現在の路線に合流していた)。
諏訪駅の周りには商店街が形成され、
イオングループの前身である
岡田屋もすぐそばにあった。しかし諏訪駅の前後で近鉄名古屋線は大きく左に右にカーブしており(天理教カーブ、
善光寺カーブと呼ばれた)、名古屋線最大の
線形上のネックとされ、速度向上や車両大型化の支障になっていた。また市の中心駅にしては規模が狭く建物の老朽化もあり、大幅な近鉄名古屋線のルート変更で現在地へ移転し名称も「
近畿日本四日市駅」(現・
近鉄四日市駅)に変更された。
線形変更前は、諏訪駅と川原町駅の間には西町駅が存在していた。また、線形変更の結果、近鉄名古屋線と関西本線は四日市では接続しなくなった。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 名古屋線
- * 特急停車駅
- : ■急行
- :: 近鉄富田駅 - 近鉄四日市駅 - 塩浜駅
- : ■準急(蟹江まで各駅に停車)
- :: 川原町駅 - 近鉄四日市駅
- : ■普通
- :: 川原町駅 - 近鉄四日市駅 - 新正駅
- 湯の山線(全列車各駅に停車)
- :: 近鉄四日市駅 - 中川原駅
- 内部線(全列車各駅に停車)
- :: 近鉄四日市駅 - 赤堀駅
関連項目
外部リンク
んてつよつかいち
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)