岩国寿司(
いわくにずし)とは
山口県の内、主に
岩国市周辺で作られる
押し寿司の一種であり、その規模、豪華さは日本屈指といえよう。地元では「角ずし」と呼ばれることが多い。
概要
- 今から約380年前、岩国藩で収穫された米と蓮根に野菜を配し、近海の魚の身を入れ、保存食にするため味付けを寿司にした。保存食である理由は、山城であり、水が確保できない岩国城においての合戦に備えるため。そのため別名「殿様寿司」とも言われる角ずし。
- 見た目が鮮やかであるため、一見ちらし寿司風である。2〜3人前ずつ一層で作られる通常の押し寿司と異なり、一度に3升〜1斗もの大きな木枠に何層にも重ね、サンドイッチ状にする作り方である。層の区切りに仕切り板を使うものは全国にあるが、バショウやハスの葉を用いるのがユニークである。
- 炊いた飯を酢飯にして、春菊などの青菜、岩国名産のレンコン、椎茸、錦糸卵などをのせ、サワラやアジなどの生魚の身をほぐして混ぜ込むのが特徴。これを一人前ずつに切り分けて供するため、一度に数十人前が出来上がることになる。
画像:JaIwakuni1IwakuniSushiAj01CR.jpg| 岩国寿司の一例 海老は後乗せ(2006年12月1日撮影)
画像:JaIwakuni1IwakuniSushioke03CR.jpg|岩国寿司を製造する為の型枠(木枠)(2006年11月26日撮影)
画像:IwakuniSushiCut01C.jpg|切り分け作業中の岩国寿司(2006年11月3日撮影)
関連リンク
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)