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貫通扉

貫通扉(かんつうとびら)とは、鉄道車両の車両間に構成される貫通路を仕切るため車両の妻面に設置される扉である。

概要

列車は一般的には複数の車両で組成されるが、そのような列車では連結した車両間で移動できるように通路が設置され、この通路を貫通路と呼ぶ。その貫通路を仕切る扉が貫通扉で、車両連結間から車両への音の進入や、車両間での風の吹き抜けを防ぐことなどを目的として設置される。
多くは、先頭に出ることのない妻面に設置されるが、編成の併合時に先頭部間に貫通路を構成する場合もあり、この場合、先頭車両の前面に貫通扉が設置される。この先頭車両の前面に設置された貫通扉は、非常時における脱出用として使用されることがある。
前面に貫通扉が設けられている先頭車両を貫通型、貫通扉が設けられていない先頭車両を非貫通型ということがある。
貫通扉は、固定された編成の中間部の場合、コストダウンや、見通しを確保して開放的な印象を与えるために省略される場合がある。具体的には、連結された車両でそれぞれ車両の妻面に貫通扉を設置すると、車両間には2枚の扉が存在することになるが、このうち片方の扉を省略することや、場合によっては両方とも省略してしまうこともある。

地下鉄車両の非常扉

) 非常時は、このように扉を開け、ここより避難をする。]] これは、車両とトンネル壁間にスペースがなく、乗客が側入口の扉を開けて避難できない場所で用いるもので、車両の末端部から乗客を車外に脱出・誘導する際に使用する目的で設けられている。

例外

10番線ホームに入線する205系3100番台)]] 地下区間を運行する東京臨海高速鉄道りんかい線京葉線(東京〜新木場間)、仙石線(あおば通〜苦竹間)、大和路線今宮駅JR難波駅間)、近鉄難波線上本町駅近鉄難波駅間)、同奈良線新大宮駅近鉄奈良駅間)などを走行する車両は乗務員室前後方に非常用扉を設置していない車両もあるが、トンネルの内径を広く取ってあるので、万一の緊急時には、乗務員が車両横の扉を開け、乗客をトンネル内の避難用通路に誘導するようになっている。

関連項目

かんつうとひら

出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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