文字と発音
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- a, e, i, o, u: 基本的にはイタリア語やスペイン語などと同じ。
- e, o: 上昇二重母音 ea, eo, oa の第一要素になる。
- i: 語末無強勢で直前が子音のときは、その子音を軟口蓋化し、母音としては発音しない。
- â, î: どちらも同じ音 ?(非円唇中舌狭母音)をあらわす。â は語中に、î は語頭と語末に現れる。
- ă ?: a と â の中間の音。閉じた「ア」。
- ş ?: 無声後部歯茎摩擦音
- j ?: 有声後部歯茎摩擦音
- ţ ?: 無声歯茎破擦音
- c, g: イタリア語と同じく、e, i の前で硬口蓋音化し、h の挿入によって軟口蓋音に保たれる。
文法的特徴
- 男性・女性・中性の3性を持つ
- 後置定冠詞
- 他のロマンス諸語とは違い、格変化を保っている
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ブルガリア語やアルバニア語などバルカン諸語と共通の特徴を持つ(バルカン言語連合)。
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アルーマニア語(マケドルーマニア語)については、独立した言語と見る見方とルーマニア語の方言とする見方とがある。
歴史
ダキア・ルーマニア語は、ラテン口語やダキア・
トラキア語などを起源にもつバルカン・ロマンス語の一方言が
スラヴ語などの強い影響を受けることにより、中世に成立した。現在のルーマニア語諸方言は、7世紀から10世紀のある時点までは、ひとつの言語だったと考えられている。
周辺にスラヴ語民族が多く、教会(現在の
ルーマニア正教会)の典礼言語がかつては
教会スラヴ語であったことから、スラヴ語の影響を極めて多く受けた。語彙にスラヴ語の影響が多く20%がスラヴ語からの借用である。十九世紀以前の記録は
キリル文字で書かれている。また十六世紀以降はトルコ語からの借用語が増大した。
18世紀に行なわれた“浄化”運動により、アルファベットをキリル文字から
ラテン文字に改めるとともに、スラヴ語や
ギリシア語、
トルコ語などの影響を
ラテン語、
フランス語、
イタリア語などからの借用により排除する再ロマンス語化が行なわれ、今日のルーマニア語が形成された。しかしながらスラヴ語の影響を完全に除去することは出来なかった。
特筆すべきこととして、ルーマニア語は、
東方正教会を信仰する地域の言語であるため、他のロマンス語と異なり、文化的にほとんど
ローマ・カトリックの影響を受けていないことが挙げられる。
関連項目
外部リンク
- アルーマニア語版ウィキペディア
- モルドバ語版ウィキペディア
ルーマニア語ラジオ
*るうまにあこ
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)