概要
解説
機構・スタイル
- 発表前、過去のベビー・ランボルギーニはV8エンジンを搭載したモデルで占められて来たことから、ベールを脱ぐ瞬間まで大半のモータージャーナリストが、ライバルであるフェラーリ・360と同等クラスの排気量(大体4L前後)を持ったV8エンジンを搭載したモデルと睨んでいたが、大勢の予想は大きく裏切られる格好となる。
- エンジンは、バンク角90°を持つ水冷V型10気筒エンジン。アルミ鋳造製のエンジンブロックは、アウディのものをベースにしているといわれている。重心を下げるためにバンク角度を広く取っているが、等間隔燃焼を実現するためにクランクピンを18°オフセットし、仮想上の72°バンクを設定している。排気量は5Lで、ちょうど1L当たり100psを達成する500psを発生し、非常にパワフルである。しかもこのエンジンは、ボア×ストロークが82.5mm×92.8mmという、かなりロングストロークの方向に寄ったものであるため、低回転域のトルク特性に優れている。それでありながらレッドゾーンは8,200rpmから始まるので、相当な操縦性と動力性能を秘めていると言える。
なお2006年モデルより排気系の見直しにより520psへ変更されている。
- このエンジンをミッドシップマウントするが、これだけのパワーを持つエンジンだと二輪駆動では満足なトラクションの確保が難しく、不安定な車になりかねないので、トラクションを確保する手段として、4WDシステムを搭載することが決定された。だが、ディアブロのように、エンジンを前後逆に配置し、トランスミッションを室内センタートンネルに食い込ませる方法は採用されず、一般的な形で配置されている。この4WDシステムは、エンジンとともに限界まで下げた状態で搭載されている(透視図を見るとフロアギリギリの位置)ため、低重心化に一役買っている。複雑な制御で知られるアウディ製クワトロシステムではなく、シンプルなビスカスカップリング式センターデフを使用した、基本的にディアブロのそれに準じる基本構成となっている。
- ボディは、ムルシエラゴでは採用されなかった、アルミ押し出し材によるスペースフレームで骨格を形成し、そこに同じくアルミのボディパネルを貼り付ける構造を持つ。このフレーム構造はアウディからの技術注入によって実現したもので、ボディ単体で250kgと軽量に仕上げられている。車体重量は1,430kgと公称されていて、これは360モデナと比較して100kg以上重い値ではあるが、大きいエンジンに4WDシステムの重量増を加味すると、それほど極端に重くなっている訳ではない。
- またガヤルドには、日常性を向上させる目的で、ランボルギーニ伝統ともなっているスイングアップドアは採用されず、通常の車と同じく横に開くタイプになっている。
2005年モデルよりフロントだけリフトアップ出来るようになっている(オプションかどうかは不明)
ガヤルドRG-3
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FIA GT選手権に新たに作られたGT3クラスへの参戦を目的に作られたレースカーをベースに、日本のSUPER GTの規定にあわせて作り直されたワンオフマシンである。開発は全て日本のJLOCによって行われ、2007年より参戦を開始し、開幕戦から2台持ち込んでいる。しかし、準備期間が決して満足が行くほどなかったため、ボディなどは規定に対応したものに改造されたが、肝心なミッションやエンジンといった部分はノーマルとほぼ同じといっていいものであり、まだ本来の力を出せていなかったものの、現在では一応予選通過までこぎ着けており、2008年では最終戦の練習走行で1位を獲っている。
歴史
初代(2003年-)
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2003年のジュネーブショーで発表、同年からクーペが日本でも発売された。
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2005年10月、オープンモデルの「ガヤルド・スパイダー」を追加。電動ソフトトップを採用し、開閉時間は20秒である。
- 2007年3月、ジュネーブショーでガヤルドをベースに車体を軽量化した「ガヤルド・スーパーレジェーラ」を発表。エンジン出力は530psまで高められ、車体重量もドライ時に100kg程度の軽量化が成されている。オプションとして大型カーボンリアウイングがあり、ノーマル仕様に装備されている非可動式リアウイングの代わりとして付けることが出来る。
- 2008年3月、マイナーチェンジ。ジュネーブショーで発表。名前も「ガヤルドLP560-4」と改めた。排気量アップにより、最高出力560ps 55.1kgmを実現した。
関連項目
リンク
かやると
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)