沖縄wikipedia検索はごーやーどっとネット検索

wikipedia検索
ホーム > wikipedia検索 > ハウス食品
wikipedia検索[ハウス食品]

ハウス食品

ハウス食品株式会社(ハウスしょくひん 英称:House Foods Corporation)は、大阪府東大阪市東京都千代田区に本社を置く、カレールウを中心とする日本の大手食品メーカーである。通称はハウス食品ハウスHouse。株式の略号は「ハウス食」。パナソニックとの関わりが強いが、ハウス食品自体はパナソニックグループではない。

概要

1913年に大阪・松屋町にて浦上商店として創業される。創業後にカレー粉の「ホームカレー」を販売していた会社、稲田商店を譲り受ける。しかしホームカレーの商標はそれから間もなく、商標権問題が発生したため使用できなくなった。すると創業者・浦上靖介の妻の靖代が発した「日本にはホームの概念はあらしまへん。カレーを売るならハウスだす」の一言で「ハウスカレー」と商品名が決まった。後に社名をハウスカレー浦上商店、ハウス食品工業、現在のハウス食品と相次いで変更する。それ以降「バーモントカレー」に代表されるカレーシチューの素(主に板チョコ状の固形ルー)や菓子類を主力商品としている。中でもカレールーでは断突のシェアを誇り、同業他社のエスビー食品江崎グリコに対して圧倒的差をつけており、2007年現在シェアは第1位である。菓子類では、スナック菓子を中心に、ガムなども製造している。
1973年にはインスタントラーメン事業に進出、袋入りの製品に特化しており、カップ麺の販売は現在まで行なっていない。
地域限定のいわゆる「ご当地ラーメン」を比較的古くから積極的に発売しており、1979年九州地方限定で発売した、とんこつ風味のラーメン「うまかっちゃん」は、マイルドでクセのない味わいで人気を集めた。その後「うまかっちゃん」の成功を契機として北海道限定で「うまいっしょ」、近畿(関西)地方で「好きやねん」といったご当地ラーメンを発売、現在は3銘柄全てが全国で発売されている。また1987年頃には、関東地方(山梨県、静岡県含む)限定で「東京ラーメン・わっしょい」も発売されていたが、現在は製造中止になっている。
1983年に「六甲のおいしい水」を発売する。以降は飲料事業にも力を入れ、「ウコンの力」や「ニンニクの力」などの健康飲料も発売。さらに、「PURE-INシリーズ」や「黒豆ココア」といった健康食品の製造・販売も行なうなど、新分野に取り組んでいる。2005年12月26日武田薬品工業の子会社である武田食品工業の事業を当社と武田薬品が合同出資する新会社「ハウスウェルネスフーズ」に2006年4月に移行し、2007年をメドとしてハウス食品の完全子会社にすることが発表され、健康食品事業を更に強化することになった。そして2007年10月1日、武田薬品の保有株式(34%)をすべて取得、ハウスウェルネスフーズを完全子会社化した。
北米では豆腐事業を展開し、現在業界2位の位置を手にしている(北米でのハウス食品の企業としての知名度は低い)。これは、同社が豆腐事業に着目したが、日本では中小企業が多い産業に大手企業が参入するのを防ぐ法律(中小企業事業分野調整法)があるため、大手企業は日本では豆腐事業(他にラムネ業界など)に事実上参入出来ないという事情による。これは森永乳業も同様である。 テレビCMはスポット主体だが、一部番組提供扱いもある。平成新局を含む一部の地方局や独立UHF局の一部、スカパー!(CS)チャンネルではCMは放送されていない。またかつては10秒、7秒半および5秒のバージョンも存在したが、今は放映されていない。

沿革

  • 1913年(大正2年)11月11日 - 創業者浦上靖介、大阪市南区(現・中央区)松屋町筋に薬種化学原料店「浦上商店」を創業。
  • 1926年(大正15年または昭和元年) - 「ホームカレー」の稲田商店を吸収し、布施市(現、東大阪市)御厨の工場で即席カレー(ホームカレー)の製造をはじめる。
  • 1928年(昭和3年) - 「ホームカレー」を「ハウスカレー」と改称。
  • 1934年(昭和9年) - 浦上商店が会社組織になる。
  • 1947年(昭和22年)6月7日) - 株式会社組織に改め、社名を「株式会社浦上糧食工業所」とする。
  • 1949年(昭和24年) - 社名を「株式会社ハウスカレー浦上商店」と改める。
  • 1954年(昭和29年) - 東京に営業所を設置(現、東京支店)。
  • 1955年(昭和30年) - 名古屋市に営業所を設置(現、名古屋支店)。
  • 1956年(昭和31年) - 福岡市に営業所を設置(現、福岡支店)。
  • 1957年(昭和32年) - 札幌市に営業所を設置(現、札幌支店)。
  • 1959年(昭和34年) - 広島市に営業所を設置(現、広島支店)。布施市に新工場竣工(現、東大阪工場)。
  • 1960年(昭和35年) - 社名を「ハウス食品工業株式会社」と改める。初めての固形ルウタイプカレー「印度カレー」を発売。
  • 1962年(昭和37年) - 布施市(現・東大阪市)に本社社屋完成。
  • 1963年(昭和38年) - 「バーモントカレー」を発売。テレビCMにも登場し、爆発的ヒット商品となる。
  • 1964年(昭和39年) - 仙台市に営業所を設置(現、仙台支店)。「プリンミクス」を発売しデザート事業に参入。
  • 1965年(昭和40年) - 本社営業部を大阪営業部に改称(現、大阪支店)。
  • 1966年(昭和41年) - 奈良県大和郡山市に郡山工場竣工(現、奈良工場)。「シチューミクス」を発売。
  • 1968年(昭和43年) - 大阪に営業所を設置(現、大阪支店)。ジャワカレー発売。
  • 1969年(昭和44年) - 高松市に営業所を設置(現、高松支店)。
  • 1970年(昭和45年) - テクノロジーセンター(研究所、現ソマテックセンター)、イデアックセンター(研修所)完成。栃木県佐野市に関東工場竣工。「ククレシチュー」を発売し、レトルト食品分野に参入。
  • 1971年(昭和46年) - 東京・大阪両証券取引所市場第2部に株式上場。「ククレカレー」を発売。
  • 1972年(昭和47年) - 名古屋証券取引所市場第2部に株式上場。(現在は上場廃止)
  • 1973年(昭和48年) - 東京・大阪・名古屋各証券取引所市場第1部に株式上場。「シャンメンしょうゆ味」を発売し、ラーメン業界に参入。
  • 1974年(昭和49年) - 東京本部を設置(現、東京本社)。「ねりわさび」を発売。
  • 1975年(昭和50年) - 「私作る人、僕食べる人」の会話を使ったシャンメンのCMが婦人団体から「女性蔑視」とクレームがつき、放映中止。
  • 1976年(昭和51年) - 福岡県粕屋郡古賀町(現、古賀市)に福岡工場竣工。「フルーチェ」を発売、大ヒット商品となる。
  • 1977年(昭和52年) - 米国ゼネラル・ミルズ社との技術提携により「ポテトチップス」を発売し、スナック食品分野に参入。
  • 1978年(昭和53年) - 「とんがりコーン」を発売。スナックの大ヒット商品に。
  • 1979年(昭和54年) - 「うまかっちゃん」を発売。
  • 1980年(昭和55年) - "楽しい家庭料理の世界をひろげるハウス食品"を新しいスローガンに、社のマーク及びロゴタイプを一新。
  • 1981年(昭和56年) - ロスアンゼルスに営業所を設置。
  • 1982年(昭和57年) - 静岡県袋井市に静岡工場竣工。
  • 1983年(昭和58年) - 「六甲のおいしい水」を発売し、飲料業界に進出。東京ディズニーランドに企業参加。「カレーマルシェ」「楊夫人(マダムヤン)」を発売。
  • 1984年(昭和59年) - 関東支店を設置。
  • 1985年(昭和60年) - 電子レンジ専用食品「レンジグルメ」を発売し、コンビニエンス食品の新分野開拓。フジテレビ系アニメーション番組世界名作劇場小公女セーラ』への番組提供開始。以降、1993年の『若草物語 ナンとジョー先生』まで、単独提供を継続。(番組自体は1997年まで続いた)
  • 1988年(昭和63年) - 決算期を11月30日から3月31日に変更。
  • 1989年(昭和64年または平成元年) - オーブントースター専用食品「ディッシュアップ」を発売。
  • 1990年(平成2年) - 「オー・ザック」を発売。
  • 1993年(平成5年) - 千葉県四街道市にソマテックセンター(研究所)を竣工。社名を「ハウス食品株式会社」と改める。この時、一部社員から「ハウス株式会社」にしては、との声もあったが、「建築会社と間違われる」と却下。東京本社、大阪本社の2本社体制に。"知恵ある暮らしをデザインする"を新しいコーポレートメッセージとする。HOUSE FOODS AMERICA CORPORATION 設立。
  • 1994年(平成6年) - 「細打名人」を発売。
  • 1995年(平成7年) - 「冷しゃぶドレッシング」を発売。
  • 1996年(平成8年) - 「こくまろカレー」「北海道シチュー」を発売。
  • 1997年(平成9年) - 東京都千代田区に東京本社ビル完成。国際品質保証規格「ISO 9002」全工場取得。上海カレーハウスレストラン有限公司設立。
  • 1998年(平成10年) - 環境マネジメントシステム「ISO 14001」静岡工場取得。
  • 2000年(平成12年) - 台湾カレーハウスレストラン有限公司設立。全工場「ISO-14001」取得。
  • 2001年(平成13年) - 東京ディズニーシーに企業参加。「さわやか吐息」を発売。
  • 2002年(平成14年) - 上海事務所開設。上海ハウス味の素食品有限公司を設立し、中国レトルトカレーを発売。「こくまろシチュー」を発売。
  • 2003年(平成15年) - HOUSE FOODS HOLDING USA INC. 設立。初めて「環境レポート」を発行。「黒豆ココア」「やさしい食卓」を発売。生産技術部門「ISO 9001・2000年版」取得。
  • 2004年(平成16年) - 創業90周年を機に”おいしさとやすらぎを”を新しいコーポレートメッセージとする。中国で香辛調味食品を製造販売する上海ハウス食品有限公司設立。ハウス食品分析テクノサービス設立。株式会社ギャバンと業務提携。六甲工場竣工。「ウコンの力」発売。
  • 2005年(平成17年) - 吉川工場(チルド製品製造)竣工。台湾におけるカレーレストラン事業に、株式会社壱番屋資本参加。全工場に加え、東京・大阪両本社、ソマテックセンターでISO 14001統合認証取得。「カップシチュー」、「カップdeカレー」発売
  • 2006年(平成18年) - 「うるおい美率」「火鍋房」発売
  • 2007年(平成19年) - 『レ・ミゼラブル 少女コゼット』で、世界名作劇場への番組提供再開。(冠協賛だが、複数スポンサー。また放送局はBSフジへ移行)

連結子会社・持分法適用関連会社

歴代のキャッチフレーズ

これらは1社提供を含む筆頭・冠協賛を行うテレビ番組(後述)のスポンサー読み上げの時に使われている。(60秒提供は省略される場合あり)
  • 1980年〜1993年 - 楽しい家庭料理の世界をひろげる、ハウス食品
  • 1993年〜2004年 - 知恵ある暮らしをデザインする、ハウス食品
  • 2004年〜 - おいしさとやすらぎを、ハウス食品

ハウス食品の主な製品とTVCM

ハウス食品のテレビCMには、ジャニーズ事務所に所属する男性アイドルが数多く出演しているのが特徴的である。また、番組提供以外にスポットCMとして流れることが多く放送されている(一部地域、一部局をのぞく)。
ハウス食品で発売している製品の具体的な主な種類とCMに起用されたタレントは次の通り。

カレー・シチュー系

バーモントカレー
ククレカレー
ジャワカレー
ザ・カリー
プライムカレー
北海道ホワイトカレー・北海道シチュー
こくまろカレー
カリー工房
デリッシュカレー
カレーマルシェ
カリー屋カレー
とろける旨さのビーフカレー
完熟トマトのハヤシライスソース
ハッシュ・ド・ビーフ
シチューミクス
カップシチュー
ビストロシェフ
カップdeカレー
カレーキャンペーン(ジャワカレー、バーモントカレー、こくまろカレー)

飲料系

  • 六甲のおいしい水
  • 食物せんいのおいしい水
  • ウコンの力
  • ニンニクの力
  • うるおい美率
  • PURE-INドリンク
  • 黒豆ココア
  • むぎ茶
  • 健美茶房はと麦茶
  • C1000
  • 生ローヤルゼリー1000ドリンク※
  • うるおい習慣※
  • プラッシー
※=子会社のハウスウェルネスフーズ扱い。
終売になった飲料系製品
  • It's(イッツ)1980年代中頃に発売されたニアウォーター的製品。アップル、グレープフルーツ、レモンライム、オレンジライムの4種類があった。
六甲のおいしい水
ウコンの力・ニンニクの力
うるおい美率
C1000
※子会社のハウスウェルネスフーズ扱い。
生ローヤルゼリー1000ドリンク
※同上。
うるおい習慣
※同上。
むぎ茶
黒豆ココア

スナック系


さわやか吐息
とんがりコーン
オーザック
ナチュラルブラウン
ソイチップス

おいしいWA!
リボンギャル
  • 渡辺千秋
リトルボール
チップスカンパニー
  • 西田ひかる
ジャック

めん系

  • うまかっちゃん「うまかラーメンうまかっちゃん」
  • 好きやねん「浪速の中華そば、好きやねん」
  • うまいっしょ「北のラーメン屋さん うまいっしょ」
  • 豆乳を練りこんだしらたき麺のスープ
終売になっためん系製品
  • シャンメン(「わたし作る人、ぼく食べる人」のCMが物議をかもした)
  • 本中華(後に商品名が「本中華・醤(ジャン)」に改名される)
  • つけ麺(「天下一品」)
  • 王風麺(ワンフーメンと読む。白湯スープ味と合せ味噌白湯スープ味が存在していた、ワカメを具に添えた「わかめ王風麺」も発売された。)
  • 楊夫人(マダムヤンと読む。先例の明星食品中華三昧に対抗する形での高級ラーメンとしてCMでも話題に)
  • 303(3時3分と読む。工藤夕貴の「お湯をかける少女」で話題に)
  • みそとことん
  • 味わい厨房
  • 北のラーメン屋さん
  • 東京のラーメン屋さん
  • たまらんちゃん
  • たまごめん
  • 細打名人
  • 洋風ラーメン うまいジャン
  • 花さぬき(同社の即席麺としては唯一のうどん系和風麺)
  • わっしょい(首都圏静岡県限定)
他、多数
シャンメン
つけ麺
好きやねん
うまかっちゃん
BIGシャンメン
たまらんちゃん
うまいっしょ
本中華
たまごめん
花さぬき
マダムヤン
細打名人
豆乳を練りこんだしらたき麺のスープ、スープdeおこげ

ドレッシングタレ

冷しゃぶドレッシング
火鍋房

高速調理食品系

  • シェフズセレクト
  • レンジグルメ(終売)
  • ディッシュアップ(終売)
レンジグルメ
ディッシュアップ

デザート系

  • プリンミクス
  • プリンエル野村佑香
  • ゼリエース野村佑香
  • フルーチェ
  • カラダ癒しスイーツ
  • シャービック(アイスシャーベット)吉沢京子
終売になったデザート製品
  • フルーツインゼリー
  • スカッシュゼリー
  • PURE-INゼリー
  • フルーツパラダイス(関東地方限定)
プリン
  • 大場久美子
  • 河合奈保子
フルーチェ
フルーツインゼリー
ピュアインゼリー

スパイス・香辛料系

ラミネートチューブ
  • ねりからし
  • ねりわさび
  • 特選生わさび
  • ねり唐がらし(終売)
など

その他のハウス製品

  • スープスパゲッティ
  • マカロニグラタン
  • 北海道グラタン
  • ハンバーグヘルパー
  • 炒飯の素
  • おでんの素
  • たまごにグー
  • 新玄※
  • だし亭※
※=子会社のハウスウェルネスフーズ扱い。

その他の終売製品

  • ジョリエール(レトルトスープ。はらたいら・秋川リサ、チェリッシュがCM出演)
  • 豆乳SOY200
  • おにぎり囃子(シブがき隊がCM出演)
  • サザエさんちシリーズ(ふりかけ、お茶づけ、おにぎり)
  • 汁の里(時任三郎がCM出演)
  • 炊き込みご飯の素(地井武男がCM出演)
他、多数

その他

1980年代、文化放送ニッポン放送などで平日夜11時台の番組内で「ハウス・ハッピージングルスポット」という30秒のラジオCMが放送されていたことがある。このCMは、大学生が数人ほど出演し、ハウス製品の魅力を語るというものだった。

スポンサー番組

ハウス食品のスポットCMを放送していない放送局

関連項目

外部リンク


出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
Text is available under GNU Free Documentation License.


Copyright© 2012 Goyah.net Inc. All Rights Reserved.