「デ・ジュリ」と「デ・ファクト」は、それぞれ
法律上の問題、
政治上の問題、技術標準などにおいて「原則では」「実際は」を表現する際に使われる。例えば法律や国際標準化機関が定めた規則や基準はデ・ジュリのものであるのに対し、取引慣習や市場競争で成立して実際に使われている
慣習や業界標準はデ・ファクトのものである。デ・ファクトの慣例や基準が広まり、デ・ジュリの規則や基準が空文化すると、やがて実態のほうが追認され、無視されている法律や標準のほうが廃絶されデファクトスタンダードが新たな標準となることもある。
「法律上の」又は「事実上の」という表現はたいていの場合は「デ・ジュリ」又は「デ・ファクト」に置き換え可能である。ただし、「法律上の主張」又は「事実上の主張」というときの「法律上」又は「事実上」は「法律に関する」又は「事実に関する」という意味であり、「デ・ジュリ」又は「デ・ファクト」の意味ではないので注意を要する。
関連項目
てしゆり
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)