ジャミング(
英語:
Jamming、
電波妨害とも)とは、
混信もしくは
電波障害を引き起こす
電波、すなわち正規の電波通信に対してそれとは異なる同じ
周波数または周波数帯の電波を発信して正規の
通信を妨害する電波のこと、または自国民に視聴させたくない
国際放送に妨害をかけることを指す。
ラジオ放送が中心だが、
テレビジョン放送でもあり得る。
軍事の分野においては、
レーダーなどの無線通信設備が授受する電波を攪乱させ、正常な通信ができないようにすることを指す。この目的に適合するように作られた
航空機を
電子戦機と呼ぶ。また
ミサイルなどの誘導兵器の誘導電波などを妨害して無力化する行為を指す事もある(この場合、
レーザーなどの光学的誘導手段の妨害も含まれる)。 電子戦機]]
電子戦機]]
主な電波妨害として以下のものが挙げられる。
主なジャミング
過去
- ※「オールウェーブ受信機ノ取締ニ関スル件」の通達は、終戦後の1945年10月、東京逓信局から社団法人日本放送協会会長宛て「全、短波受信機ニ関スル件」が通達されたことによって、全ての短波受信施設の禁止措置が解除されるまで続く。
現在
- 2006年5月5日から北朝鮮拉致被害者向けの短波放送しおかぜ(5890kHz)の放送に北朝鮮がジャミングを行い始めた。その後この周波数は廃止され周波数を変更しながら現在は、第一放送は、国内から第一放送5965kHz、第二放送5985kHz、で送信しているがいずれもジャミングされている模様。
-
コンサートホールや図書館などにおいて、騒音の防止などを目的として携帯電話に対するジャミングを行うケースがある。こうした行為は無線局の設置とみなされるため総合通信局の許可が必要であり、無許可での実行は未遂を含め電波法違反となり処罰の対象となる。総務省の方針として許可はコンサートホールやそれに順ずる施設に限ることとなっており、特に移動局の許可はほぼ取得できないとしている。
- 2008年12月、関東総合通信局はATM(現金自動預け払い機)において携帯電話の通話を抑制する無線局を免許した。これは千葉銀行が振り込め詐欺対策のため試験的に導入した装置に対するものである。
関連項目
外部リンク
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)