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シギショアラ歴史地区

シギショアラ歴史地区は、ルーマニアの世界遺産の一つである。ルーマニアの都市シギショアラのうち、トランシルヴァニア地方のザクセン系入植者によって12世紀に建造されたシタデルの区域に該当する。かつてラテン語でカストゥルム・セクス(Castrum Sex)と呼ばれたシタデルは、現在もなお人々が暮らす中世城塞都市であり、トランシルヴァニア・ザクセン人(Transylvanian Saxons)の850年に及ぶ歴史と文化の例証として、1999年ユネスコ世界遺産に登録された。
ドラキュラ公として有名なヴラド3世の生地であるシギショアラでは、毎年、中世を題材にした祭りが開催されている。その祭りでは、伝統的な工芸美術と、ロック舞台演劇が混じり合っている。
12世紀には、ルーマニア中部にザクセンあるいはルクセンブルクから移住してきたドイツ人たちが入植したが、シギショアラはそうして作られた地域(the Land of Saschen)の北限に当たっている。同種のより大きな都市であるシビウ(2007年の欧州文化首都)やブラショフと同じように、シギショアラは中世ドイツの典型的な建築様式を呈している。共産主義政権下においても、このドイツ的な街並みは保持され、本来の姿を今に伝えている。

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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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