概要
生のままの野菜や、ポテト、豆類などの煮たものを冷ましてから盛り合わせ、
マヨネーズ、
ドレッシング、塩等をかけて食べるものが一般的だが、野菜以外の材料を多く含む「卵サラダ」、「ツナサラダ」、「ハムサラダ」、「マカロニサラダ」などもサラダと称される。素材の選び方によっては
ビタミンC・
食物繊維などを多く含む。
サラダのドレッシングに適した油のことを
サラダ油という。また、サラダ油を使った煎餅やスナック菓子などで塩味のものを「サラダ味」と称することがある。英語では「新鮮でみずみずしい」というイメージから、「若くて駆け出しの頃、ほろ苦い青春時代」を「salad days」と呼ぶ。
日本のサラダ伝来
江戸時代以前の日本では、
瓜、
スイカなどを果物として食べ、
ネギなどを
薬味にする以外に、野菜をそのままで生食する習慣はなかった。付け合せや
ビタミン源としての野菜は
漬物がその役割を果たしていた。
サラダの種類
日本で一般的なサラダ
各国の特色あるサラダ
タイ
-
コブサラダ
-
シーザーサラダ
- ツナサラダ(tuna salad)
- ハムサラダ(ham Salad)
- チキンサラダ(chicken salad)
- ジェローサラダ(Jello salad) - インスタントゼリーの素「ジェロー(Jell-O)」を使ったサラダ。野菜、果物、ナッツなどをジェローでよせたもの。
-
コールスロー
- パスタサラダ
フランス
- リヨネーズ(salade Lyonnaise、リヨン風) - マスタード入りドレッシングで和えた葉野菜の上にベーコン、ポーチドエッグ、クルトンを乗せたサラダ。
- ニソワーズ(salade Niçoise、ニース風) - オリーブやマグロの缶詰を用いる。
- スュド・ウェスト(salade Sud-Ouest、南西風) - フランス南西部のペリゴールおよびラングドック地方の料理。砂肝サラダ。家禽類の砂肝を炒めたものおよび鴨の生ハムを葉野菜の上に彩る。半熟の目玉焼きを乗せる場合もある。
- マセドワーヌ(Macédoine)- 1cm角に切った野菜または果物のサラダ。野菜のマセドワーヌ(マセドワーヌ・ド・レギュム Macédoine de légumes)は温菜、冷菜どちらとしてもよい。
- タブール (taboule)- クスクスを調理して冷やし、トマトやキュウリなどの角切りやオリーブ、乾燥フルーツなどを混ぜたサラダ。クスクス粒による独特の食感がある。原型は東地中海地方の「タブーリ」(後述)。
-
ムスクラン (mesclun)- 色々な種類の若菜を取り合わせた、南仏のサラダ。
Image:Salade-Lyonnaise.jpg|リヨネーズ
Image:Salade niçoise ingredients.jpg|ニソワーズ
イタリア
ギリシャ
トルコ
- ジャジュック(Cacık) - キュウリのヨーグルト合えサラダ
- ピヤズ(Piyaz) - 白インゲン豆のサラダ
- パトルジャンサラタス(Patlıcan salatası) - 焼きナスのペースト状サラダ
アラブ圏
- タブーリ (Tabouli)- 水でもどしたブルグール(Bulgur)、刻みトマト、刻み玉葱、刻み葱、刻みミント、たっぷりの刻みパセリをオリーブ油とレモン汁のドレッシングで和えたサラダ。タブーレ、タッブーリ、タッブーレとも発音される。キャベツやレタスの葉で包んで食べる。元々東地中海地方(マシュリク)に伝わるサラダであるが、パセリがたっぷり入った今日のタブーリが生まれたのは避暑地として有名なレバノンのベカーア県ザハレ(Beqaa、Zahle)である。フランスの「タブール」の原型。
アラブ人のサラダには一般的に
ヴィネグレットに似たサラダドレッシングが用いられるが、ヨーロッパのヴィネグレットよりも油に対する
酢やレモン汁の比率が高い。
使われる材料
- 葉野菜
- 根野菜
- 果野菜
- 豆類
- ナッツ
- 肉類、乳製品
- 魚介類
- その他
一般には生の野菜を使うとはされるが、一部には茹でた直後のまだ温かい物をサラダとする温サラダや、茹でた野菜が主体となる
温野菜料理などがある。なお、日本ではブロッコリー、
カリフラワー、
ズッキーニ、
マッシュルームなどを生野菜サラダにすることはまずないが、これは
北米や
ヨーロッパでは決して珍しくない食習慣である。
サラダの注意点
サラダは
美容に良いとされるが、気を付けなければならない事がある。それはドレッシングには大抵油が使われており、それだけでも
カロリーが高く、油は
酸化し易いのでサラダを食べる前に作るのが理想である(ただし、分解されにくい油があるので注意する事)。またドレッシングには
塩分も多量に含む為、
塩などを掛けると更に塩分を増やす事になり、水太りの原因になる。
関連項目
外部リンク
*
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)