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クロックタワー

クロックタワー』 (CLOCK TOWER) はヒューマンから発売された日本ゲームソフト1995年9月14日スーパーファミコン用のアドベンチャーゲームとして発売された。監督・ゲームデザインは河野一二三

概要

セプテントリオン」、「ザ・ファイヤーメン」に続くパニックソフトシリーズの完結編。
正体不明の殺人鬼の住む館に招かれた主人公が、殺人鬼からひたすら逃げながら館からの脱出を図るゲーム。主人公はか弱い少女であり、敵に見つかればなす術が無いという緊張感と、北欧のドラキュラ城風の舞台が見事にマッチしていると人気を呼んだ。また、ダリオ・アルジェント作の映画、フェノミナへのオマージュが随所に見られる。
続編にプレイステーション用ソフトとして開発された「クロックタワー2」があり、1996年に発売された。また、1997年にプレイステーションで今作が「CLOCK TOWER 〜The First Fear〜」というタイトルで再発売されている。さらに1999年にWSで本作が移植された。

ストーリー

北欧の山間にある大きな屋敷。主人の名はバロウズ。屋敷には大きな時計塔があり、土地の人々はその時計塔の鐘の音を合図に放牧を行っていた。いつしか人々は屋敷の事をこう呼ぶようになった。クロックタワー、時計塔屋敷、と。しかし、鐘の音は途絶えてしまう。まるで時を止めてしまったかのように。
1995年、両親を早くに亡くした少女ジェニファーは、グラニット孤児院に引き取られた。そしてある日、友人3人と養育先が決まり、教師のメアリーと、その養育先へと向かうこととなる。そこでおこる恐怖の出来事をまったく知らずに。

登場人物

ジェニファー・シンプソン
本編主人公。14歳。可憐な容姿の美少女。孤児院で育ったが、バロウズ家の養子として屋敷へ向かう。しかし、屋敷内で突然行方不明になった友人たちを探してさ迷う内、恐ろしい殺人鬼に狙われることとなってしまう。転んだだけで体力が減少してしまうほど肉体的に非常にか弱い。
アン
ジェニファーの親友。15歳。4人の中では年長である為か、ややワガママな性格。内気なローラとは仲良し。ゲーム中では一番死亡のパターンが多い。姓が無いのは、捨て子だから(小説版クロックタワー2より)。
ローラ・ハリントン
ジェニファーの親友。14歳。おっとり系の少女。強気なアンとは仲良し。ゲーム中においては特定のエンディングで生き残れる(小説版クロックタワー2では死亡扱いされている)
ロッテ
ジェニファーと最も気が合う親友。14歳。メンバーでは唯一ショートヘアにGパン。見た目の通りに活発・快活な性格。ジェニファーとは別に単独でバロウズ家の秘密を探ろうとするがシザーマンにより殺害される。アン同様、捨て子。
メアリー・バロウズ
グラニット孤児院の教師。35歳。ヒステリックで生徒からは煙たがられている。ジェニファー達を時計塔屋敷に引率してきた。実は今回の事件の首謀者でボビィとダンの母親でありサイモンの妻。エンディングによって死亡の仕方は様々だが、小説版クロックタワー2は、「鳥に全身をついばまれた死体」となっている。
ボビィ・バロウズ
本作におけるシザーマンでサイモンとメアリーの息子。9歳。双子の弟。巨大なハサミが特徴の殺人鬼。物理的な攻撃では決して死ぬことがない。動物、人間とその手に掛けた者の数は計り知れない。生年月日は、ウォルターの手記から逆算して1986年11月6日から7日頃と思われる。
ダン・バロウズ
サイモンとメアリーの息子でボビィの兄。9歳。その年齢とは思えない位の巨体である。超能力を持ち、屋敷内の怪奇現象は彼の仕業と思われる。
サイモン・バロウズ
37歳。屋敷の当主だが中庭の牢屋に入れられている。更に酷い虐待を受けたせいか発狂している。小説版クロックタワー2では、死亡した事が判明。
ウォルター・シンプソン
ジェニファーの実父。産婦人科医。メアリーの出産に立ち会うためにバロウズ家へ来るが、出産の際に彼らに腕を食いちぎられた上に密室に幽閉され、ジェニファーとの再会が叶わぬまま死んでしまう。

スタッフ

CLOCK TOWER 〜The First Fear〜

SFC版のリメイクとして、1997年7月17日に発売された。「カラスの屍骸のアップ」「ミイラが動き出す」と言う要素が追加された。加えて、一部のアイテムの配置と効果音の変更がなされた他、ハードの違い上BGMの音色も異なる。またジェニファーの体力の回復に要する時間が大幅に短縮された他、バグ等も修正されている。更に続編『2』への伏線となる演出も追加された。
PC版の第1作目も発売されている。初回版として、メモリーカードホルダー・ブックレット・オリジナルソフトカバーが付いた。
WS版はハードの性質上モノクロであり、一部細かい違いがあるが基本的にSFC版を忠実に再現している。

システム

体力回復
画面両端にいなければ、△ボタン(初期配置)を押して(又は立ち止まる)、そのままジェニファーが座り込んで体力を回復する。走れば体力は減少するので体力回復はこまめに必要となる。
パニック回避
シザーマンと遭遇してしまったら、×ボタンを連打することで一時的に回避可能。ただし完全に回避するには隠れるか、撃退するしかない。このシステムは「Renda Sezuniha Irarenai(連打せずにはいられない)」の頭文字を取って、「RSIシステム」と呼ばれていた。

関連項目


出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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