概要
キラーギターズとは
LOUDNESSの
高崎晃の
ギター製作の為に設立された会社である。ESPに販売製造を委託(廉価版モデルのみ。各モデルの最上位機種は素材加工のみ依頼。組込・微調整加工は自社)していることもあり、オフィシャルサイトにESPのリンクが貼られている。ESPの関連会社ではあるが子会社ではない。
社名の由来は、発足時社長のジョージ吾妻が、高崎晃「アキラ」および創設時のメンバーであった荒木の名前「アラキ」をコラボレートして「キラア」としたのが原点とも言われる。(あきら+あらき→きらあ→キラー)
元々同社は、創設メンバーでありESP所属期から高崎のギターテックでもあった荒木が、高崎の楽器を製作する為に個人単位で作ったブランドであり、それほど多くの楽器を製造するような会社にする予定ではなかった。
元
XでLOUDNESSのメンバーでもあった
沢田泰司が使用している
ベース(KB-IMPULSS)が発売される事になった際、300本もの受注が来て生産が追い付かなくなったことが、その後の生産量・ラインナップを急速に増やすことになる理由の一つだとされる。KB-IMPULSS発売初期ロットまでは、シールド挿入口はシールドジャック寸法+α程度の穴を斜めに堀り、ダイレクトプラグ方式をとっていたが、生産量が多くなったことにより穴を大きめに加工した舟形付ジャック方式に仕様変更され、製作作業の簡略化を図った。
キラーギターズ独特の技術
- キラーオリジナルのネックシェイプである。これは1〜12フレットはVシェイプで12フレット以降はUシェイプである。V部が非対称型仕様(4・5弦間に頂点)も存在する。また、KG-PRIME(高崎晃仕様)、KG-FASCIST(ルーク篁仕様)、KG-FASCIST Skid Blue(shu仕様)等、モデル元であるアーティストによってV角度は異なる。また、指板は共通して6弦から1弦に3度角度が下がっている。尚、現在までにベースでの採用は無い。
- キラーギターズの技術の象徴ともいえる技術である。これはネックのエンド部をボディのジョイント部分に深くインサートしてボルトで留める技術で通常のボルトオンに比べてボディとネックの接触面積が広いため、サスティーンに優れ、ネックとボディの剛性が上がっている。またネックエンドで集中して固定しないことで、接合部の仕上げが滑らかになる為、ハイフレットでのプレイアビリティ向上にも繋がっている。ギターの場合はフロントピックアップを貫通した位置までインサート、ベースの場合は最終フレットよりも数センチ深くインサートされている為視認できるが、ピックガードが取り付けられたモデルでは、取り外さない限りボディ裏側から見て判断するしかない。また、ディープインサートができない機種にはトライポイントというネックジョイント方法がある。
- ボディ内部に7本のエアーダクトが通っていることにより中域と高域のミックスがよくなる。なお現在までに本仕様を採用したものはKB-CRIMINAL・KB-CRIMINAL SIGNATURE・KB-CRIMINAL CAMOUFLAGE・KB-CRIMINAL proのみであり、ベース向けの仕様と言える。
SUPER PRIME 計画
2002年末にユーザーにアンケートを募り、理想の仕様とされるPRIMEを開発するというコンセプトで発足したプロジェクト。その結果、指板:ローズウッド、ボディ・ネック:マホガニー、そしてセットネックといったギブソン系に近いサウンドを狙った物がプロトタイプとして製作された。楽器フェアに展示されたが、その後プロジェクトの動きは聞こえてこなくなり、プロトタイプはKG-SIRPRIMEとして販売された。
なお、KILLERはプロトタイプと同じ仕様やユーザーの希望する仕様での製作は行っておらず、アーティスト以外のオーダーメイドは一切受け付けていない。(一部機種のみカラーオーダーは可能。)
アーティスト一覧
関連項目
外部リンク
きらあきたあす
きらあきたあす
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)