概要
バラエティに富む参加車
ヨーロッパのメーカーは、ワークスやセミワークス車に
スターリング・モス(メルセデスベンツ)や
フィル・ヒル(フェラーリ)、ハンス・ヘルマン(ポルシェ)などのトップドライバーを乗せるなど非常に力を入れており、特にフェラーリやポルシェは、毎年カレラ・パナメリカーナ・メヒコのために特別に開発したマシンを持ち込むなどの力の入れようであった。
なお、ポルシェの主要モデルとして知られる
ポルシェ・911"カレラ"のネーミングは、カレラ・パナメリカーナ・メヒコ向け特別モデルから取られたものである。また、アメリカのバックヤード・ビルダーが部品をかき集め、独自に組み立てた「カバッロ・デ・ヒエロ」(鉄の馬)などのワンオフ車が多数出場しているのも特徴の一つであった。
独裁政権の広告塔
中止
しかし、この様に年々激しさと華やかさが増していったものの、毎年ドライバーの死亡事故がおきるなど危険なレースとも知られ、ついに1954年を最後としてメキシコ政府はレースの開催を中止した。
主な参加車
- リンカーン・カプリ(1951年)
- メルセデスベンツ300SL"カレラ・パナメリカーナ・メヒコ"(1952年)
- フェラーリ330"メキシコ" (1952年)
- ポルシェ550"カレラ"(1953年)
- フェラーリ250"モンツァ・カレラ・パナメリカーナ"(1954年)
- ペガソZ-102(1954年)
関連事項
出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)