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ウエストライフ

ウエストライフ(Westlife)は、1998年に結成された5人組アイリッシュ・ボーイズグループ。

メンバー

概要

ウエストライフのファンは国際的で、アイルランドイギリスヨーロッパカナダオーストラリアアジアアフリカラテンアメリカで絶大な人気を誇る。また、イラクでも市場を展開している。
1999年から2007年の間に14曲ものUKナンバー1シングルをリリースしており、これはエルビス・プレスリービートルズにつぐ3番目の記録である。UK音楽史上7曲連続で1位を獲得したのはウエストライフだけで、UKでレコード・オブ・ザ・イヤーに4度輝き、またイギリスで唯一「レコード・オブ・ザ・イヤー」に4度輝いている。イギリスの有名なコンサート会場、ウェンブリー・アリーナで2006年に23回目のライブをしたのも新記録である。
たくさんのビッグ・アーティスト(マライア・キャリーダイアナ・ロス、ドニー・オズモンド、ルル、ドナ・サマー)とデュエットをしている。しかしながら、ウエストライフはアメリカ市場では成功をおさめていない。2000年に『Swear It Again』がリリースされ、MTVでも紹介されたが、ビルボード・チャート20位に終わる。アメリカで一番良く知られているのはUSチャート10位を記録した『Flying Without Wings』。この曲はアメリカン・アイドル・セカンドシーズンの勝者、ルーベン・スタッダードのアルバムに収録されており、USチャート2位を記録した。ITVのレコード・オブ・ザ・イヤーに4度(Flying Without Wings:1999年、My love:2000年 Mandy:2003年、You Raise Me Up:2005年)輝き、ブリット・アウォーズは2度受賞している。
ニッキーは2003年7月に幼いときから付き合っていたアイルランドの首相の娘、ジョージナ・アハーンと結婚。'07年に双子の男の子の父になった。シェーンは、キーアンの従姉妹と2003年12月28日に結婚。'05年にはパパになった。キーアンは元歌手のジョディ・アルバートと交際中。マークは2005年8月19日に自分がゲイであることをUKタブロイドサン紙にて公にした。すでに解散しているボーイズグループ「V」のケヴィン・マックデイドと交際中である。

来歴

結成

ウエストライフは1998年7月にアイルランドスライゴ出身のキーアン・イーガンシェーン・フィランマーク・フィリーと、アイルランドのダブリン出身のニッキー・バーンブライアン・マックファーデンによって結成された。
当初、キーアンシェーンマークの3人はIOUという6人組グループに属しており、この3人はバンドメンバーを探してダブリンで行われたオーディションでリクルート活動をするチャンスを与えられた。そこでニッキーブライアンと知り合う。最初は5人でウェストサイド(WESTSIDE)というバンド名で活動したが、アメリカに同じ名前のグループがいたため、新しいグループ名、ウエストライフWestlife)に改名した。(IOUというバンド名はすでに使われていた)。ボーイゾーンローナン・キーティングがマネージャーとして迎えられ、シェーン、ブライアン、マークがリードボーカルを担当。キーアンとブライアンがピアノギターを弾け、またメンバー全員が作詞をできる。(しかし、ほとんどのヒット曲がメンバー以外の作詞家によって作られている。)この年にはバックストリート・ボーイズの前座としてダブリンでライブをする。

デビュー

4月、ウエストライフのファースト・シングル『Swear It Again』がUKでリリースされ、チャート1位を獲得する。8月には『If I Let You Go』が、10月には『Flying Without Wings』がそれぞれ1位を獲得する。11月にはファースト・アルバム『Westlife』がリリースされ、UKアルバム・チャート2位を記録した。

Coast To Coast

3月にデビュー・アルバムから最後のシングル『Fool Again』がリリースされ、4月にはUKチャート1位を記録する。11月には早くも2ndアルバム『Coast To Coast』がリリースされ、UK音楽史上4番目の売り上げを記録した。このアルバムからはフィル・コリンズの名曲『Against All Odds』と『My Love』をシングルとしてリリースする。『Against All Odds』はマライア・キャリーとのデュエットでUKチャート1位を、バラード調の『My Love』も大ヒットしUKチャート1位を記録した。だが、8枚目のシングル『What Makes A Man』はBBCの子供向け教育番組ボブとはたらくブーブーズ』のテーマ曲『Can We Fix It?』に阻まれUKチャート1位を逃したため、ギネス記録はストップした。

World Of Our Own

初めてツアーを回るようになる。またこの年の12月には3rdアルバム『World Of Our Own』がリリースされる。このアルバムにはウエストライフのメンバー自身が書いた曲が8曲収録されており、その中の『Queen of My Heart』と『World of Our Own』はUKチャート1位を記録した。

Greatest Hits

12月に解散が噂される中、ベスト盤『Unbreakable - The Greatest Hits, Vol. 1』をリリース。Ukアルバムチャート1位を記録する。

Turn Around

約1年ぶりに4thアルバム『Turn Around』がリリースされる。このアルバムもUKチャート1位を記録し、4年で4枚のUKチャート1位を記録した。また、このアルバムからのシングル『Mandy』はUKチャート1位を記録した。(この曲はバリー・マニロウのカバー曲。)また、この年には3度目となるUKレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞する。(5年で3度受賞したことになる)

5人から4人へ

3月9日にメンバーのブライアン・マックファーデンが脱退する。理由は、家族との時間が欲しいとのこと。ブライアンはアトミック・キトゥンケリー・カトーナと結婚していて、2人子供がいる。しかし、9月には離婚。離婚の後、すぐにソロとしてのキャリアをスタートさせ、自分のウエストライフ時代の思いをつづった『Real To Me』はUKチャート1位を記録した。また脱退する際の記者会見で「(メンバーの)シェーンとマークの歌唱力にはかなわない。」とコメントしたことから、メイン・ヴォーカルを務めたかったのではないか、という理由もあげられている。(しかし、実際はブライアンもメインを務めることが多かった。)現在はオーストラリア出身の歌手、デルタ・グッドレムと交際している。詳しくはブライアン・マックファーデンを参照のこと。本来、メンバーを失うとグループは解散する傾向にあるが、ウエストライフは違った。ブライアン脱退後、4つのアリーナツアーを成功させ、またこの年の暮れにはフランク・シナトラ、ボビー・ダーリンなどの名曲をカバーしたスタンダード・アルバム『Allow Us To Be Frank』をリリース。

Face To Face

4ヶ月の休養の後、新曲を発表。シークレットガーデンのカバー『You Raise Me Up』とアルバム『Face To Face』がリリースされ、このシングルとアルバム両方が12月6日にUKチャート1位を記録した。シングル、アルバムが同じ週に両方とも1位を記録するのは初めての出来事であった。ウエストライフはそれでも続く解散の噂を笑い飛ばし続け、最低でも20曲、UKチャート1位を記録する曲を歌いたいとコメントを残した。

The Love Album

初のアジア・ツアーを9月4日から開始。フィリピン韓国シンガポール香港台湾インドネシアで行われた。11月20日にはニューアルバム『The Love Album』をリリース。アルバム・チャートでは、ウエストライフの『The Love Album』がオアシスビートルズU2らの強豪を破り1位に輝いた。4アーティストのアルバムが同じ日にリリースされ、熾烈な争いが注目されたその週のチャート。結果は、ウエストライフ1位、オアシスの『Stop The Clocks』(2位)、ビートルズの『Love』(3位)、U2の『U218 Singles』(4位)の順に終わった。このアルバムからのシングル『The Rose』はウエストライフの14度目のUKチャート1位を獲得。クリフ・リチャードと同数で、上には偉大なエルビス・プレスリービートルズだけとなった。

Back Home

メンバーはロサンゼルスに滞在し、マイケル・ブーブレのカバーをレコーディングとプロモーションビデオの撮影をした。このカバー曲、"Home"はUKで2007年10月29日に発売される前の10月初旬には彼らの公式ホームページで公開された。結果、同曲はUKチャート3位に終わる。オリジナルソング9曲、カバーソング3曲を含めた8枚目のスタジオアルバム、"Back Home"は同年11月5日にリリースされ、UKアルバムチャートで1位を獲得。また、この日は再結成したスパイス・ガールズのベスト盤、"Greatest Hits"のリリース日であったが、スパイス・ガールズはウエストライフとの勝負を避け、リリース日を1週間遅らせた。ちなみに過去には会社側がスパイス・ガールズとアルバムの発売日を同じに設定し、マスコミもこれを大きく取り上げ壮絶な戦いとなったが、ウエストライフが圧勝した。

結成10周年

約10年活動を続けているウエストライフは解散する予定もなく、2008年1月からは"Back Home Tour"と題したツアー活動を行っていく予定である。しかしこのツアーの後、メンバーはしばらく休養を取ることを宣言している。これにファンは動揺したが、メンバーのマークが「ボーイゾーンの様に活動休止する訳ではなく、次の10枚目のアルバムに向けてたっぷり時間をとるっていうことだよ。」と断言している。 2007年11月2日にウェストライフは2008年6月1日にダブリンのクローク・パークでライブをするとアイルランドのテレビ番組で語った。クローク・パークはヨーロッパで4番目に大きいスタジアムとさえれていて、収容人数は8万2300人とされている。またこの収容人数は今までウエストライフが公演してきたスタジアムの中でも1番大きいスタジアムになる。
また、メンバーのシェーンが、2008年はアルバムを発売しないでツアーDVDを発売する予定だと発表した。 2007年11月22日にはシェイン・ワードがクローク・パークでの公演に参加すると発表された。
ライブ終了後、マネージャーであるルイ・ウォルシュは2009年7月1日までの活動休止を発表。また、彼とサイモン・コーウェルはウエストライフが次に戻ってきたとき(2009年、あるいは2010年)にはアメリカ市場を狙ったプロモーション活動をすることを公にした。

世界記録

7曲連続でUKチャート1位
2000年12月にリリースされた8曲目のシングル、"What Makes A Man"が2位にとどまり記録が止まる。
UKチャート1位最多獲得数
1999年5月から2006年11月にかけてウエストライフは14曲チャート1位を獲得。
デビューシングルからチャート1位最多連続獲得
デビューシングル、Swear It AgainからMy Loveにかけて7曲連続UKチャートで1位。
UKチャートトップ5にランクイン連続最多記録
1999年の"Swear It Again"から2007年の"Home"にかけて、9年間かけて22曲連続でトップ5にランクイン
1枚のアルバムで5曲のチャート1位シングル曲
デビューアルバム、"Westlife"から5曲、UKチャート1位を記録した。

ライブ活動

  • Where Dreams Come True Tour(2001年)
  • World Of Our Own Tour(2002年)(イギリス本土のみ)
  • The Greatest Hits Tour(2003年)
  • Turnaroud Tour(2004年)
  • The No1's Tour(2005年)
  • Face To Face Tour(2006年)
  • The Love World Tour(2007年)
  • Back Home Tour (2008年)

ディスコグラフィ

アルバム

ナンバー1シングル

外部リンク


出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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