概要
1976年(昭和51年)
6月22日発売の
集英社『
週刊少年ジャンプ』29号に、月例ヤングジャンプ賞入選作品(4月期)の読み切りとして掲載され、同年
9月21日発売の同誌42号から連載を開始した。長いタイトルは、できるだけ作品が印象に残るようにという、秋本の考えだった。
2006年に連載30周年を迎え、週刊少年ジャンプ誌上で「
こち亀30周年企画」が行われ、
2007年には連載通算1500回を迎えた。30年以上にわたる長期連載で週刊誌にもかかわらず、
一度も休載していないことでも知られ、「少年誌の最長連載記録」の
ギネス記録の保持、更新を続けている。コミックスの売り上げは累計1億3000万部以上にものぼる。メディアミックスも盛んで、
1977年に初の実写映画化、
1985年に「ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント」でアニメ映画化された。
フジテレビではアニメ化のために約10年にも渡ってラブコールを続けてきた。その一方で「中年の警察官を主役に据えたアニメが成功するわけがない」という声が大きかったが、
1996年6月にテレビアニメ化され、一定の成功を収めた。
1999年と
2003年にはテレビアニメ版をもとにアニメ映画が作られているが不振に終わった。
2004年12月にレギュラー放送としては終了する。その後も特別番組としてしばしば復活している。
読者は主に『こち亀』と略して呼ぶ。『下町奮戦記』の巻末に作者が「これからはこち亀と略してください」とコメントしたことで『こち亀』が公式な略称となった。
連載当初の作者のペンネームは、当時の人気漫画『
がきデカ』の作者
山上たつひこをもじった山止たつひこ(やまどめ たつひこ)名義だった。次の連載でペンネームを本名に変えようと考えていたものの、人気が出て連載が続き、連載100回目を区切りにペンネームを止め、本名の「秋本治」名義に変えることになった。また、それを印象付けるために、
秋本麗子を登場させた。
作品の舞台と設定の推移
主な舞台は亀有公園前派出所がある
東京都葛飾区亀有地区、両津勘吉の実家がある東京都
台東区浅草を中心とした
下町、
東京23区東部。ただし、話の展開によっては、日本国内はもとより全世界、宇宙、天国、地獄、過去、未来などを縦横無尽に駆け巡る。
亀有公園前派出所
亀有公園は亀有駅北口からすぐのところに実在するが、
亀有公園前派出所は実在しない。一昔前には、こち亀へのファンレターをこの住所に送ると、そのファンレターがなぜか作者
秋本治のスタジオ「アトリエびーだま」に届くという現象があった(ジャンプコミックス第34巻の作者コメントに書かれている)。なお、派出所とは
交番の旧称である。
1994年、慣習的に呼ばれていた交番を正式名称としたが、作品タイトルは「派出所」のままである(作中でも正式名称の「交番」への改称は触れられている。現在でも、一部地域では警察官が常駐していない所謂空き交番を「
警備派出所」という名称で残されているところもある)。
亀有警察署 - 葛飾警察署 - 新葛飾警察署
連載開始から10数年の間、亀有公園前派出所の所属する警察署は実在する「
亀有警察署」だった。しかし、
1992年頃の
自主規制の際に、既刊コミックスも含めて全てを「
葛飾警察署」に修正した。その後、10年近くの間「葛飾警察署」を名乗っていたが、
2002年12月10日に本田(ほんでん)警察署が葛飾警察署と改称し、「葛飾警察署」が実在する警察署になってしまったことから、「葛飾警察署」の庁舎改築、再改築というネタを経て、「新葛飾警察署」へと名称変更した。アニメ版では「かつしか署」と表記され、外観は実在の亀有警察署庁舎をモデルにしたものになっている。1976年より週刊少年ジャンプにて連載開始。現在も連載中。
東京下町葛飾区の亀有公園前派出所を舞台に、破天荒な警官、両津勘吉が巻き起こす数々の
騒動と、それらに彩りを添える個性豊かなサブキャラ達の活躍を描いた痛快ギャグ漫画である。
初期は只の職務怠慢バイオレンスポリスマンだった両津だが、連載を重ねる毎に作者の画力の
変化で丸みを帯び、それと共に圭角が取れた下町人情オヤジの要素が付加されていった。
連載が軌道に乗った中期以降も、緻密な取材とそれを活用する構成力、
背景にまで細やかに気遣う丹念さ、実験的で革新的なアイディアを武器に
ジャンプ黄金期にあっても同作品は白眉であった。
登場人物
コミックス・関連書籍
ジャンプコミックス
コミックスには主にジャンプに連載した作品が収録されている。ただし、全て連載順に収録されているわけではなく、諸般の事情により収録順が差し替わるか、次巻に持ち越され、あるいは表現の問題から収録されない話が出ることがある。
- 第1巻の第1話が「始末書の両さんの巻」となっているが、これは連載前の読み切り作品で、雑誌掲載時にはサブタイトルはなく、コミック収録の際に新しく付けられたものである。
- 第4巻の第1話「派出所自慢の巻」が1992年頃の自主規制で削除され、差し替える形で『こちら葛飾区亀有公園前派出所 下町奮戦記』描き下ろし作品「野球狂の男の巻」が巻末に収録された。
- 第1巻から第6巻までは、旧ペンネームの「山止たつひこ」名義で出版された版が存在し、これらの単行本の希少価値が高い。なお、ペンネームの変更に合わせて巻末の解説に使用されている「山止先生」「ミスターヤマドメ」などの言葉が「秋本先生」「ミスターアキモト」などに変更され、一部、文が変更されている。
- 1巻から44巻の作者紹介は、初期は実際の写真だったが、45巻からはイラストに変わり、1から44巻の写真もイラストに差し替えられている。なお、141巻は初期単行本のデザインを再現した装丁のため、唯一、作者紹介に作者の写真(ただし白黒の後姿)が使用されている。これと同時にカバーのタイトル・巻数表示・裏表紙のバックの部分の色の濃さなどが変更されている巻がある。
- 巻末のコメント文は、かつてはアイドルや芸能人、作家からなど多岐に渡っていたが、110巻のユースケ・サンタマリアを最後に、現在までアニメ・舞台版こち亀の関係者、漫画家などいわば「身内」からのコメントのみである。
コミックスにはさまざまな仕掛けやおまけがついている。
100巻は、初版本のみ特典が目白押しだった。
- カバータイトルロゴが金箔押し
- シリアルナンバー入り(懸賞用)
- カバーを取ったデザインが3種類
- カバー裏におまけマンガ(カラー)
- スペシャルブロマイド
- カラーページ
- こち亀銀行券
- 巻末のジャンプコミックス紹介部分がすべてこち亀
151巻から155巻のコミックスは、かなりの変更点がある。
- 3コマ漫画劇場
- カバーや、目次などが縦書き。
- カバーがつやなし
- タイトルがゴシック体から変更。
- 両津教授のなんでもベスト5(全6回)
- 背表紙がベスト5のネタになっている。
- 151巻の背表紙:秋本麗子='''セクシー麗子ベスト5
- 152巻の背表紙:中川圭一='''ぶっこわれ中川ベスト5、セクシー麗子ベスト5その2
- 153巻の背表紙:大原大次郎='''部長の怒り落ちベスト5、セクシー麗子ベスト5その3
- 154巻の背表紙:本田速人='''本田の悲惨なシーンベスト5
それ以降は上記の全てが無くなった。
愛蔵版コミックス
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所 下町奮戦記』(1988年12月)
テーマ別の傑作選。ジャンプの増刊号などに掲載されたコミックス未収録の番外編4話(
小林よしのりとの合作も含む)、描き下ろし作品「野球狂の男の巻」が収録されている。
JUMP COMICS DELUXE
こち亀の解説と詳細な分析を行なっている大全集。
イミダスのパロディ。『Kamedas』では1 - 76巻、『Kamedas2』では77 - 127巻までをカバーしている。他漫画家との合作漫画や、作者へのインタビューなどがある。
JUMP MAX ジャンプ特別編集 こちら葛飾区亀有公園前派出所
1994年12月から発売された冊子版。全6巻。毎回ユニークな懸賞品があった。
JUMP J-BOOKS こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さんの下町少年時代編
集英社文庫コミック版
- 「こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治自薦こち亀コレクション」(全26巻)
- 「こちら葛飾区亀有公園前派出所ミニ 秋本治自薦こち亀コレクション アンコール」(全4巻)
- 「こちら葛飾区亀有公園前派出所 大入袋」(全10巻)
- 「こち亀文庫」(既刊8巻)
こちら葛飾区亀有公園前派出所 -読者が選ぶ傑作選-
1996年12月に発売された新書判コミックス。読者が選んだ10本と、1003話達成記念に行った「読者によるこち亀構想募集」の最優秀作「日暮2号!?登場の巻」が収録されている。カバーの背には巻数の部分に「別注」とあり、カバー表紙には「特別注文」の上に「ベッチュー」と書かれているため、通常のコミックスとは簡単に区別できる。題字の背景が黒いが、これは当時スニーカーなどの別注は黒が多かったためだと作者は語っている。
こちら葛飾区亀有公園前派出所(SUPER JUMP REMIX)
2001年8月から発売が開始された冊子版。第7弾まで出ている。
両さんと歩く下町―『こち亀』の扉絵で綴る東京情景
2004年11月に発売された集英社新書。こち亀の扉絵を題材に、その舞台となった
東京下町について語り、こち亀の制作秘話も明かしている。映画監督の
山田洋次と対談も収録されている。
こち亀 千両箱
2005年発売。両津の少年時代のエピソードが10話収録されている。一部作品は掲載当時のままカラー収録されているほか、「おばけ煙突が消えた日」は特別にフルカラーで掲載されている。「友情の翼!の巻」は作者の当初の構想に基づき、『千両箱』用に改稿されている。
- でかめ
2005年の非売品で『こち亀 千両箱』発売記念企画の景品。その名の通りサイズが大きく、「大きい」ことに関連する作品数話が収録されている。
超こち亀(超こち亀道楽BOX)
小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所
2007年5月こち亀連載30周年&日本推理作家協会60周年を記念して発行。作家の各々の作品の登場人物とこち亀キャラとのコラボレーションが行われている。
テレビアニメ版
1996年
6月16日から
2004年12月19日まで、
フジテレビ系列で、日曜日19:00-19:30に放送された。全372話。当初、放送開始日の二週前に前作「
キテレツ大百科」のエピソード「ルルル!未知からのメッセージ」を放映する予定であったが、元々94年末に終了予定であったこともあり放映中止、この作品の第一話を制作することになった。スタッフはキテレツからの続行も多い。
設定など
原作を元にした作品だが、一部のキャラの設定が異なっている。また、アニメオリジナルのキャラクターも登場している。
アニメは原作と別の流れなのでキャラクターの登場する順番も異なり、アニメのほとんどの話は原作の話をつなぎ合わせており、タイトルも異なるため、原作とタイトルとオチが同じ話は極めて少ない。また話によって作風が異なる話があり、例えば『両さん小さくなる!』と『逆襲 罰当たりジジィ』では前者が普段と作画が異なる話なので後者では前者の回想シーンがあり作画が異なりその違いがわかる。
またこち亀世界がフィクションだと意識している話があり原作の『劇画刑事・星逃田!』と『住人と色』は漫画版では漫画の世界、アニメ版ではアニメの世界だと意識している。また原作の『人生色いろ!』はアニメでは『運命の分かれ道』として内容は大幅に異なるものの再現されている。
1997年の
ポケモンショック以後、各局のテレビアニメでは番組冒頭に視聴者向けに“部屋を明るくして、テレビから離れてみるように”といった趣旨のテロップを冒頭に流すようになったが、本作では登場人物が合唱して『テ、テ、テレビを見るときは部屋明るくしてはなれてみてね』という注意を促し、オープニングが『だまって俺についてこう』の時は
20世紀フォックスのロゴをモチーフとした“注意ロゴ”の前で両津が視聴者にと口頭で注意を促すというユニークな手法を取ったが、オープニング変更後廃止された。
当初はセル画で制作されていたが、第145話よりCGでの制作となっている。
- 1.セル画での制作中に、一度だけCGで制作されたことがある(第122話)。
- 2.第145話以降はCGで制作されていたとあるが(上記参照)、その後もセル画で放送された回があるようである(第147話A・Bパート、第148話)。
1996年放送分はアイキャッチがなく本編の最後に警察を意識して『本日の被害』と題して、その話で両津が壊したものの一覧を紹介するコーナー(一度だけ麗子が壊したものを紹介した時がある)があったが、1997年1月以降はアイキャッチが出来たため『本日の被害』は時間上廃止された。アイキャッチは原作を意識した車の扉絵のようなものであった。CG化した後、夏季は両さんの顔のデザインの花火、冬季は両さんの雪像のアイキャッチが流れていた。
アニメのサブタイトルの画像は1996年は両さん一人の画像、1997年は自転車に乗ってる両さん、中川、麗子、部長、寺井、犬の画像。1999年からCG化するまでは青色の画面で両さんの顔度アップの画像であり、CG化以降はたくさんの両さんの顔の浮き彫りに加工した画像になり、終盤はその回の画像がパズルのようにバラバラになっておりそれでピースが組み合わさって完成するような形になった(話によって例外もある)。一時的に1998年の第91話から第96話まではその話に関係ある物、主に背景が画像になっていた。
また次回予告は1998年まではEDの前であったがそれ以降視聴率競争のためかED後になった。
地方局での放送
特別番組版
2004年
12月19日の「アニメ大忘年会祭り!! こち亀最終回! サザエまる子ルフィで両さん8年間ありがとうスペシャル」枠内で放送された『さよなら両さん大作戦』をもってレギュラー放送は終了となったが、その後も不定期に
特別番組としてスペシャル時に復活し、レギュラー時代同様フジテレビで放送されている。
かつてはこれまでと同じく日曜の夜の特番に内包されていたが、
2007年に日曜19時枠のアニメ枠が消滅した影響から、現在では同じく19時枠で放送していた『
ONE PIECE』の枠である日曜午前9時台での不定期放送になった。
過去放送したSP版は下記の通り。(放送時間はすべてフジテレビにおけるもの)
- 「お正月だヨ お年玉アニメスペシャル」の枠内で放送(8:35 - 9:05 一部地域のみ)。
- 2005年3月27日『両津VS泣き虫アイドル!? 日本1周大すごろくゲーム!!』
- 「お待たせッ! 両さんも揃って大興奮! 桜満開アニメスペシャル!!」の枠内で放送(19:54 - 20:54)。
-
さとう珠緒が声優に挑戦し、“泣き虫アイドル・くるみ”として出演した。
- 2005年10月23日『両さんと忠犬ラッキー物語 〜亀有大包囲網をかわせ!!〜』
- 「サザエさん生誕60周年結婚秘話など大公開! まる子両さんルフィもお祝いだよアニメSP」で放送。
- この話の中では海外ドラマ『24』のパロディで、画面が分断され、中央にデジタル時計が表示するおなじみの演出がなされた。
- 「祝ちびまる子ちゃんドラマ化決定&サザエさん生誕60周年&こち亀30周年をルフィもドンとお祝いするゾ!SP」でが放送された。
- 「サザエさんも秋祭りこち亀は30周年大活躍ワンピースも2本立て超豪華アニメSP!!」で特別版が放送された。
- 通常『ワンピース』を放送している時間枠(9:30 - 10:00)にて前・後編に分け、2週連続で放送(一部地域のみ)。『シートン探検隊!隅田川の誓い〜思い出の白い鯨を探せ!』後編終了後に、2007年秋(9月30日『ONE PIECE』を放送している時間枠(9:30 - 10:00))の特別番組の予告が流れた。
- これ以降はワンピースの枠で放送をしている。
- 8月放映のスペシャル同様、ワンピースを放送している時間枠にて前編・後編分け、2週連続放送。
-
泉谷しげると時東ぁみがそれぞれ寿司職人とその娘役でゲスト出演した。
- この作品は44年前の1964年に幼少時代の両津・中川・麗子・本田・左近寺・ボルボが同年代というかなり無茶苦茶な設定である。
- ワンピース放送枠にて前後編放映。タイムスリップエピソード。
-
佐藤めぐみが秋本優役でゲスト主演した。
- ワンピース放送枠にて2週連続放送。
スタッフ
主題歌
オープニング・テーマ
- 夏が来た!(Diamond Head) - 「渚の女王様」より
- 超作詞:S中野
- 作曲:Danny Hamilton
- 編曲:西脇辰弥
- 唄:女王様
- 使用:第1話 - 第12話
-
Everybody Can Do!
- 作詞:山本成美
- 作曲:秋元直也
- 編曲:秋元直也
- 唄:TOKIO
- 使用:第13話 - 第38話
-
葛飾ラプソディー
- 作詞:森雪之丞
- 作曲:堂島孝平
- 編曲:中山努・堂島孝平
- 唄:堂島孝平
- 使用:第39話 - 第135話
- こちら亀座の女
- 作詞・作曲:つんく♂
- 編曲:小西貴雄
- 唄:山田修とハローナイツ
- 使用:第136話 - 第144話
-
おいでよ亀有
- 使用期間中の数話のOPで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
-
だまって俺についてこい
- 使用期間中のOPで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
-
葛飾ラプソディー〜ヤムヤムversion〜
エンディング・テーマ
- スマイル
- いいことあるさ
-
淑女(レディー)の夢は万華鏡
- 作詞:森雪之丞
- 作曲:佐橋俊彦
- 編曲:岩本正樹
- 唄:奥菜恵
- 使用:第39話 - 第72話
-
ブウェーのビヤビヤ
- 作詞・作曲:所ジョージ
- 編曲:井上鑑
- 唄:所ジョージ
- 使用:第73話 - 第122話
- “Kyun”
- 君と僕
- 気持ちだよ
-
葛飾ラプソディー
- 作詞:森雪之丞
- 作曲:堂島孝平
- 編曲:中山努・堂島孝平
- 唄:堂島孝平
- 使用:TVSP 両さんアメリカへ行くでのみ使用 (特別バージョン)
- 毎日、ノープロブレム
- 作詞:うえのけいこ
- 作曲・編曲:佐橋俊彦
- 唄:小町&奈緒子(三浦理恵子、三橋加奈子)
- 使用: 第152話 - 第193話 ※第163話を除く
- 使用期間中のEDで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
- ロボ刑事番長の歌
-
おいでよ亀有
- 使用:第194話 - 第247話、第282話 - 第293話、第335話 - 第353話、第367話(レギュラー放送最終回、アニメーション、曲両特別バージョン)
-
ナイスな心意気
- 作詞:戸沢暢美
- 作曲:飯田建彦
- 編曲:石塚知生
- 唄:アラシ(当初は「嵐」と表記されていたが、途中から「アラシ」に変わっている)
- 使用:第248話 - 第274話
- 夏が来た!(Diamond Head) - 「渚の女王様」より
- 超作詞:S中野
- 作曲:Danny Hamilton
- 編曲:西脇辰弥
- 唄:女王様
- 使用:第275話 - 第281話
- テツandトモのなんでだろう〜両さんバージョン〜
- テツandトモのなんでだろう〜こち亀バージョン〜
- 作詞:テツandトモ
- 作曲:トモ
- 編曲:三沢またろう
- 唄:テツandトモ
- 使用:第306話 - 第315話
- Hai,Irasshai(ハイ! いらっしゃい)
- 作詞・作曲:NICEGUY人
- 唄:NICEGUY人
- 使用:第316話 - 第325話
- 語れ!涙!
- ジュゲム〜こち亀バージョン〜
- 作詞:古典落語、川崎敏郎
- 作曲:関川秀行
- 編曲:関川秀行
- 唄:両津勘吉and大江戸台風族
- 使用:第354話 - 第366話
主題歌のアニメーション
- オープニング
- 最も長く使われたのは『だまって俺についてこい』であるが、『葛飾ラプソディー』は『堂島孝平version』と『ヤムヤムversion』を合わせればこちらの方が長く、番宣CMでも使われていた。逆に一番短かったのは『こちら亀座の女』で9話しか使われなかった。この曲のアニメーションはまだセル画であった。
- エンディング
- OPとは逆に使用期間が短い曲が多いが、『おいでよ亀有』は連続放送時、4回も使用された。使用回数はトータルで一番長い。(アニメーションに関しては下記参照、TVSP『両津VS泣き虫アイドル!? 日本1周大すごろくゲーム!!』のEDも『おいでよ亀有』)基本的に両津中心、女性キャラ中心、登場人物集合の場合の映像がある。『ブウェーのビヤビヤ』の登場人物集合シーンでは御所ヶ原組長、ダメ太郎、炎之助など当時アニメ未登場のキャラが先行して登場した。劇場版の公開直前は劇場版の主題歌(『気持ちだよ』、『語れ!涙!』)が流れていた。『君と僕』の最後のワンシーンには登場人物が集合している。また、チャーリー小林やドルフィン刑事など、アニメではたった1話しか登場しなかった人物も登場している。
おいでよ亀有
- 『おいでよ亀有』は1回目のED使用時に4回変更されている。第209話から第215話までは、『こち亀 言えるかな?』という過去登場したキャラのワンシーンを流すアニメーション、第216話から第218話までは『こち亀 言えるかな? 回答篇』、第219話から第236話までネガの中に今までのエピソードのワンシーンをながすアニメーション、第237話から第248話までは両津の少年時代を映画風に流したものが使用されている。(第237話から制作のASATSU-DKの表示がアサツーディ・ケイとなった 現ADK)2回目のED使用時は、275話から281話までは背景に流れるシャボン玉の中に、これまで放送されてきたこち亀の話の一部のシーンを取り上げたものが流れているものが使用された。(これは最終回でも使用された、最終回ではシャボン玉の数も増え、もちろんアニメーションも追加されている) 283話から使用終了までは1度目と同じネガの中に今までのエピソードのワンシーンをながすものが使用された。(アニメーションは変更されている。1度目はセル画のみ、2度目はCGのみ)OPとして終了後も番組後期の提供テロップの曲としても使用されている。歌詞にあったアニメーションはOPのみである。
関連CD・DVD
バンダイビジュアルでは、ビデオ(通常放送)、DVD(両さん奮闘編)をレンタルしている。ビデオは全32巻、DVDは毎月末にリリース。スペシャル版はビデオで数巻出されたままで発売が止まっており、製造も未定である。また、このアニメのセレクションDVDも発売されている。
-
コロムビアから過去に2枚の音楽集が発売されたが2枚とも廃盤となり、入手困難とされたが、2007年3月21日に「音楽集」が再発売された。「音楽集弐」の再発売については未定である。なお、未収録曲も多数存在するが、これらのCD化はされていない。その他、劇場版のサウンドトラックが2枚存在する。
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集 2007年3月21日発売(再発売)
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集 1997年2月21日発売(廃盤)
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集弐 1997年8月21日発売(廃盤)
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE オリジナルサウンドトラック 1999年12月18日発売
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 オリジナルサウンドトラック 2003年12月17日発売
番組の変遷
原作とアニメの相違点
両津は、現在の原作では夏の時期では腕まくりをしていないが、アニメでは旧制服をベースにしているため夏の時期でも腕まくりをしている。
- 原作初期の頃の中川、麗子は、両津を越えるほどの破天荒ぶりだったが、アニメでは当初からまともな性格となっている。
- 中川の制服にある縦縞が省略されており、またアニメではほとんど帽子を被っていない。
- 中川が両津にいくら頼まれても一切金を貸さない。
- 戸塚金次、佐々木洋子などの初期レギュラーはアニメではゲストとしてのみの登場となっている。
- 原作ではレギュラーとして登場している磯鷲早矢、乙姫菜々、早乙女リカはあまり登場せず、早矢に至っては1度も登場しない。そのため、婦警のレギュラーは、麗子、マリア、纏だけである。そして早乙女の役柄はオリジナルキャラの小野小町が務めており、その他原作に登場する多くの脇役の婦警もアニメではほぼオリジナルキャラに変更されている。
- 原作では、両津が金儲け等を企む時、本田、もしくはボルボと左近寺をつき合わせているが、アニメでは両方とも同時に付き合わせることが多い。
- チャーリー小林が原作では安全バンドのボーカルだということに対しアニメでは「ビジュアル系バンドチャーリー小林」になっている。
- 原作では両津はマリアの格闘家時代の「麻里竜二」の存在を知らないが、アニメでは「麻里竜二のファン」ということになっている。
- 年末の借金取りの方法が原作だと追いかけて奪うが、アニメではロボットなどを使用してる。
- アニメ両津が警官として真面目に仕事をしている場面が原作よりかなり強調している。同様にパトカーやミニパトの表記も「警視庁」ではなく「かつしか署」となっている。但し劇場版ではパトカー全てが警視庁になってる。
- 制服は1994年3月まで使用されていた旧型に類似したデザイン(色はブルー)で、旭日章に変えて架空の徽章を用いた。両津の新人時代を描いたときにはグレーがかった旧型と酷似している。
- 原作の絵崎教授は、授業中にビールを飲んだり、自分でビールを作ったりと、酒作りに凝っていたが、アニメでは下戸(酒が飲めない)である。
- 派出所のデスク上に付けられた棚に載った広報アンプ(派出所前の信号機柱に取り付けられている交通安全指導スピーカ用)を警察無線の固定機と設定している。
-
特殊刑事の登場が原作よりかなり多い。
- 日暮熟睡男の両津勘吉に対する呼び名が原作では「両さん」と呼んでいるが、アニメでは彼を呼び捨てしている(ただし、ある回では「両さん」と言った事がある)。
- 檸檬は滅多なことでは決して泣かない性格だが、アニメ版では良く泣く性格だった。
その他
- 第209話『こちら東銀座歌舞伎座前派出所』(2001年1月14日放映)で、両津が銀座の歌舞伎座前派出所に一時異動になる展開があり(原作の39巻後半に相当)、「こちら東銀座歌舞伎座前派出所」という作品の予告が行われた。番組の中で『おいでよ亀有』の歌詞が変更された。そして最後に『ウンジャラゲ』という架空の国の派出所に勤務することになり『こちらウンジャラゲ王宮前派出所」となった。この回からOPが『黙って俺についてこい』、EDが『おいでよ亀有』となった。
- ED1回目の『おいでよ亀有』の『こち亀 言えるかな?回答篇』の絵崎コロ助の『絵』が『江』となっていた。
- 第222話『視聴率を盗んだ男』で本人役で当時プロデューサー補の萬代知が声優として出演している。
透明人間の話しは02年3月にやる予定だったが。制作の都合でしゃっくりパニックに変更された
その他の映像作品
1985年版アニメ
1985年、「ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント」用として製作、会場上映された作品で初のアニメ化である。この、特番放送後に毎週放送が始まるという展開は、前放送の「キテレツ大百科」と同じである。ちなみにキテレツ大百科の特番はこの2年後放送された。
第43巻第7話「罰当たり!両さんの巻」、第45巻第1話「シルバー・ツアーの巻」の二本立て。なお一部のキャラクター設定が異なっている。
1988年にジャンプのプレゼント景品としてビデオソフト化され当選者に配付され、サウンドトラックもでていたが、その後一般販売されておらず視聴は困難となっている。
スタッフ
キャスト
こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
アニメ版を映画化したもの。前述の実写版とは異なり、
東宝系で上映。TVアニメ版の視聴率が堅調で、ファミリー層に受け入れられていたためヒットすることが期待された。だが興行収入は平凡な物に終わり、次の年も続けて映画化されることはなかった。
2003年末にも再び東宝系で映画化されるが、前作の興行収入を上回ることは出来なかった。また、この作品では最後にこち亀メンバーが勢揃いする。
-
1999年
12月23日上映
-
2003年
12月20日上映
実写版
しかし、撮影中に東映の
岡田茂社長が『
男はつらいよ』シリーズに負けない長期シリーズにしたいと意向を示したものの、続編は制作されず、ビデオソフト化もされていない。これが初主演作のせんだみつおは、ビデオソフト化されないのは、原作者の意向なのだろうと語っている。
キャスト
スタジオコント劇
キャスト
その他
舞台版
ラサール石井が脚本・演出も担当している。アニメ版の主題歌として使われた「おいでよ亀有」は元々この舞台版の主題歌であった。
2006年の『舞台版 こちら葛飾区亀有公園前派出所 〜30周年だよ!おいしいとこ取りスペシャル!!〜』は
フジテレビ721で放送された。
こちら葛飾区亀有公園前派出所(1999年版)
出演
こちら葛飾区亀有公園前派出所(2001年版)
出演
- 両津勘吉:ラサール石井
- 中川圭一:伊藤明賢
- 秋本・カトリーヌ・麗子:大河内奈々子
- 大原大次郎:原金太郎
- 小野小町:三浦理恵子
- 麻里愛:斉藤レイ、
- ボルボ西郷:岸祐二
- 左近寺竜之介:岩崎征実
- 海パン刑事:海津義孝
こちら葛飾区亀有公園前派出所 〜海パン刑事の逆襲・檸檬も出るのじゃ!〜
出演
- 両津勘吉:ラサール石井
- 中川圭一:伊藤明賢
- 秋本・カトリーヌ・麗子:大河内奈々子
- 大原大次郎 : 佐山陽規(声のみ)
- 擬宝珠纏:原史奈
- 擬宝珠檸檬:齋藤彩夏
- 擬宝珠夏春都:小宮孝泰
- 麻里愛:斉藤レイ
- 海パン刑事:海津義孝
こちら葛飾区亀有公園前派出所 〜30周年だよ!おいしいとこ取りスペシャル!!
出演
- 両津勘吉:ラサール石井
- 中川圭一:伊藤明賢
- 秋本・カトリーヌ・麗子:森下千里
- 大原大次郎:佐山陽規
- 麻里愛:斉藤レイ
- 海パン刑事:海津義孝
- 白鳥麗次:木村靖司
特徴
作風の変化
30年間以上にわたる長期連載のため、時代によって作風はかなり異なっている。
- 連載当初は、派出所内の警察の活動を中心とした劇画タッチのギャグ漫画だった。この当時は、まだ大人の不良警官としての描写で、世間の流行や子供向けの趣味に対しては否定的だった、そのため、両津がチャーリー小林の歌ってた、全歌詞が英語のポップスミュージックを「何、意味不明な曲を歌ってんだ!」と、悪評した挙句、小林を殴り飛ばしたり、長髪の若者を「警官より、若い美形の男は公然わいせつ罪と言われる可能性があるから注意しろ!」と若者に、架空の法律をでっち上げ、嫌がらせするなど現在では考えられないシーンが原作初期で見られる。連載が軌道に乗ると、人情物やSF物、あるいはジャンプの他の人気作のキャラクターをゲスト出演させるなど、実験的な手法も織り混ぜ始めた。
-
1980年代前半は台詞の機微や背景の細かい書き込みなどで笑わせるテクニックが増えた。両津が子供のホビーに入れあげて、ホビー全般に造詣が深いことが特技として定着するようになる。
- 1980年代には非現実的なストーリーが増えた。宇宙人が登場したり、部長の家がジャングル化したり、両津が花山理香に小さくされ、また他の生物に変えられたり、天国や地獄に行くなど。しかし1990年代になると花山が登場するような非現実的な話は1991年、1999年のたった2回になるなど極端に減少し、後述のサブカルチャーの話がメインになった。しかし2000年代に珍しく宇宙人が登場した。
- 1980年代後半から1990年代中盤までは、さらに実験的な手法による漫画表現を追求し、また、「両津の少年時代編」、「アイディア物」など挑戦的・実験的な作品が世に送り出された。
- 1990年代中盤からは、サブカルチャーを題材にした回が増え始めて、新レギュラーキャラが続出。この傾向は2000年以降も続いている。
- 作者は、女性の描き分けが苦手と公言しており、90年代中ごろまでは、アシスタントが作画を担当するモブを除くと、女性キャラクター出番は比較的少なく、また作画も似通っていた。『Mr.Clice』連載以降、女性キャラクターの描き分けに積極的になり、多くの女性キャラクターが登場するようになった。女性キャラクターの描写は、外国人やハーフはもちろん、日本人であっても長身かグラマラスな体形であることが多い。2000年頃に、レギュラー・準レギュラー級の女性キャラクターのデザインをリニューアルした。しかし読者に非常に不評だったため、ほどなくして元の画風に戻されている(『超こち亀』での作者コメントより)。
-
1980年代は、両津のように漫画を読み、テレビゲームにはまるような大人は少なかったため、両津の行動は読者に対して異常なものとして映っていたが、1980年代後半からそのような大人が増加し、それまでは異端と捉えられていた両津の行動が時代の変遷と共にふつうになってしまった。
- 連載が長期にわたるため、画風については年々と変化している。作者自身も、過去の画風を再現したエピソードでは、過去の単行本を参考にわざわざ真似して描いているほどである。(141巻の表紙)
- キャラクターの性格や台詞回しの印象も、連載時期ごとに異なる場合がある。逆に、初期から一貫しているのが敬語の誤用である。
自主規制・改訂問題
-
1980年代中盤までは全般的に規制が緩かったため、「過激な台詞」はそのままコミックスにも収録されていた。しかし、1980年代後半から1990年代中盤にかけて雑誌メディアに蔓延した自主規制の風潮を受けて、1992年頃までの改訂で亀有警察署は全て葛飾警察署と書き改められたのを始め全ての「過激な台詞」が削除・改変された。台詞の改変は過激なものだけでなく、当時の時事ネタや作者の身内ネタも含まれている。
- また、第3巻第7話「射殺命令!?の巻」が「テレビ出演の巻」にタイトル変更され、第4巻第1話の「派出所自慢の巻」に至っては欠番扱い(旧日本軍をブラックユーモアで風刺した話だった)になっている。第96巻「コンビニ天国!!の巻」では、大地震でもコンビニは開いているという設定だったが、直後に阪神大震災が発生したため、内容を水害に差し替えてコミックスに収録した。
- 作者や当時のアシスタントが描き込んでいた背景のお遊びもほぼ消されている。細かい箇所まで含むと、改訂箇所は実に数千箇所以上におよぶ。
- 上記の改変は、出版社の手によるものではなく、原作者自身の意思による修正である。「コミックスには時代背景の注釈をつけた上でオリジナル版を掲載して欲しい」との意見もあるが、具体的な企画はない。
- しかし、一連の改訂により矛盾が生じた話もある。第2巻の第4話「タバコ屋の洋子ちゃん…の巻」は、昔の版では中川が両津に貸した拳銃は本物ということになっているが、現在ではオモチャであることになっている。しかし、これにより両津がその拳銃で中川を脅す場面が不自然になってしまっている(中川がオモチャだと主張したのは単なる出任せの可能性もあるが)。
-
警察不祥事・犯罪については非常に慎重に避けられている。(痴漢冤罪などの冤罪を取り扱わないのはこのため。)また、不祥事に限らず、警察そのものへの批判につながりかねない題材は、両津個人の不始末として落ちを付けることが多い。
- コミックス34巻の両津が禁煙するエピソードの中ほどでは、ほぼ1ページを用いて作者が喫煙者を激しく糾弾し、「今後いっさいこの漫画にタバコを出さない」という宣言をするシーンが登場していたが、現在では丸々削除されている。しかし、タバコを出さない宣言は守られている。
実在の事件や社会/時事問題
-
ベレンコ中尉亡命事件を下敷きにした20巻「真夜中のパイロット!の巻」。
-
三億円事件をネタにした話が数回ある(12巻「ボーナスはまだか!?の巻」など)。
- 三億円事件、青酸コーラ事件、ロッキード事件を解決できない警察をなじる発言(4巻「亀有大合唱!?の巻」。ただし青酸コーラ事件の発言のみ、現在の版は台詞の改訂で削除)。青酸コーラ事件に関しては、3巻「ゴキブリと両津の巻」でも事件を連想させる描写がある(派出所に来た子供がビン入りのコーラを持っており、不審に思った両津が事情を知らない中川に毒味させた。毒は入っていなかったが、後に子供が道端で拾ったものと思わせる場面がある)。
- 東京都のごみ袋が半透明・名前記入に統一されるとき、実施日が急遽1994年1月17日に延期になってしまったため、「(予定通り1993年)10月1日に実施されたと仮定して読んでくれ」と扉絵で説明した上で、実施後の問題点を想像して取り扱った86巻「大東京ゴミ事情!の巻」。
-
阪神大震災発生後には、両津が支援金を募金したり、お仕置きで「救援物資」として被災地に送られたり(93巻「テレビ電話時代!?の巻」)、麗子が避難所に支援物資を届けたり被災者の援助や対応をしている姿(96巻「麗子のプライベートの巻」)が描かれた。
- 136巻「両さんの春スキー!?の巻」で、「山奥県フランス市モンブラン大字モンブラン字モンブラン」という架空の地名が登場する。市町村合併によって南アルプス市や西東京市などわかりにくい地名が日本全国で登場しているのを皮肉ったものである。
- 実在の有名人が出てくることも多い。この傾向は連載初期からあり、作者が当時ファンだったアグネス・ラムや太田裕美が有名。また秋本やアシスタントが好きな芸能人に関しては、セリフや背景の書き込みなどによく記述されている(ビートたけし、中島みゆき、YMO、矢沢永吉、斉藤由貴など)。Puffyの大貫亜美が中川とデートする回や葛飾署イメージソングを作曲するために中川の友人として登場した小室哲哉なども存在する。
両津の少年時代編
- 中学時代を描いた20巻「ガキ大将!勘吉」などを経て、1980年代半ば頃から両津の少年時代を描いたエピソードが登場し始める。「浅草物語」が「Kamedas」および連載1000回時での読者の人気投票で1位になるなど、ノスタルジーと人情を描いたエピソードを好む読者は多く、現在も年に1回くらいのペースで発表されている。
- 時代設定は昭和30年代後半、両津が小学校4年生前後の話が多い。この年齢設定は作者の年齢にほぼ準じている。
- 話としては、昭和30年代の下町の名所・名物を話ごとに一つ取り上げ、それをテーマにしてゲストキャラクターとトン・チン・カンの三人組との交流を描く話となっていることが多い。千住火力発電所(通称:おばけ煙突)は過去に2回取り上げられている。
脚注
関連項目
外部リンク
*