【死霊の唄】 ~奥武島~
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羽地村字真喜屋の北、屋我地島との間に、奥武島という小島がある。
夜な夜なその小島で、同じ歌ばかり歌う女がいた。
その昔、真喜屋の村に、なかしじぶーぶーという武士がいた。
ぶーぶーはある事情のために職を辞して、
奥武島の近くに小屋を作り、船で魚をとって生活していた。
~続き~
ぶーぶーは武人であり、歌や三線にも秀でた風流な人だった。
ある晩、ぶーぶーが用をすべく奥武島の近くを通ると、
ほがらかな女の歌声が聞こえてきた。
「やがじめぬくるす、わたららんくるす。」
「やがじめぬくるす、わたららんくるす。」
上の句を、2回も3回も繰り返し、繰り返し歌っているので、
ぶーぶーはすかさず、
「ななちばしかきてぃ、わたちたもう。」
と、下の句を読んだ。
それ以来、下の句まで歌う声が、度々聞こえてくるという。
以前、奥武島に漂着した女が渡し船を待っている時、
船人に暴行されて死んだ。
その女は、今でも歌うんだという。
「やがじめぬくるす、わたららんくるす。
ななちばしかきてぃ、わたちたもう。」
(屋我地の前の黒潮、渡れない黒潮。
七つの橋を掛けて、渡して下さい。)
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