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2015-11-14 14:52

在日米国海兵隊報道部

嘉手納基地で地元障害者のためのスペシャル・オリンピック開催

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嘉手納基地で地元障害者のためのスペシャル・オリンピック開催
【米空軍嘉手納基地】どこまでも続く青く澄みわたった秋空の下、心地良いそよ風が吹きぬけて行きます

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【米空軍嘉手納基地】どこまでも続く青く澄みわたった秋空の下、心地良いそよ風が吹きぬけて行きます。

嘉手納基地(沖縄県)にあるライズナー運動施設で11月7日、16回目を数えるスペシャル・オリンピックが開催され、約900人の地元アスリートが集結しました。

地元25校の学校と31ヶ所の福祉作業所から参加したアスリートの乗るバスが会場に差し掛かると、嘉手納基地消防署の消防車両が放水で作ったアーチの中をバスが通り抜け、会場に到着しました。

バスから降りてくる一人ひとりのアスリートを出迎えてくれたのは、いろいろなコスチュームに身を包んだキャラクターたち。

そして会場へ続く通り道の両側に並んで拍手と笑顔と歓声を投げかける数え切れないほどのボランティアの人、人、人で、アスリートたちも嬉しそうな笑顔でハイタッチを交わしながら通り抜けて行きました。

嘉手納基地司令官バリー・コーニッシュ准将によると、2000年から始まったこのスペシャル・オリンピックにより、身体や知的障害のある地元の方たちとの垣根を取り払い、お互いを理解し、受け入れ、包み込む環境を作り出してきました。人々の笑顔や頑張る姿が、このイベントの意義の証です。ここでの経験は他に比べようのない報奨に値しますと説明しています。

地元アスリートと1200人以上のアスリートの家族やキャロライン名桜大学英語学科長と80人以上の名桜大学生のボランティアなど、約3000人のボランティアが一同に集い、スペシャル・オリンピックの開会式の幕が切って落とされました。

在日米軍司令官ジョン・ドーラン空軍中将や在日米海兵隊司令官ローレンス・ニコルソン海兵隊中将などのスペシャル・ゲストが見守る中、地元中学3年生が聖火ランナーとして会場に現れ、聖火台に点火し、海兵隊音楽隊の演奏でイベントが開幕しました。

アスリートたちは30メートル走、200メートル走、車いすソフトボール投げ、車いす50メートル走など、いろいろな競技に参加する中、施設内にあるジムではアーティストによる作品の展示会も同時開催され、来場者に提供されました。

ボランティアとして参加した海兵隊員は、「今日は一日アスリートに付き添うバディーとして参加しています。いろんな種目で選手のサポートや応援を担当します。地元に役立ち、誰かの人生の役に立つことは大切なことだと思います」と話しています。

バディーと呼ばれるボランティアが一人ひとりのアスリートに付き添い、競技場の移動や食事をちゃんと取っているか確認し、会場内でのサポートを提供します。

参加した選手のひとりは、「参加できてとても嬉しいですし、外人と交流できるのはとても素晴らしいです」と笑顔で話してくれました。

在沖縄米軍が地元のスペシャル・オリンピックを支援することで、沖縄とアメリカの両コミニュティ間に築かれた関係はかつてないものでしょう。このイベントは関係者にとって特別な日となり、イベントを通して心に深く感じた優しさ、思いやり、友情、そして素晴らしい思い出が築かれることでしょう。

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