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2017-01-19 16:23:00

沖縄タイムス社

沖縄産紅いも使ったラテ、中東ドバイで人気の理由

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沖縄産紅いも使ったラテ、中東ドバイで人気の理由
沖縄磯駒屋(那覇市、深田浩介会長)の県産紅イモを使っ�・・・

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 沖縄磯駒屋(那覇市、深田浩介会長)の県産紅イモを使った「紅いもラテ」が中東諸国で人気が出ている。食用としてイモが親しまれているドバイで、ラテで飲む意外性が受け、出荷量が伸長。アブダビの国際展示会では出展企業千社の中から、革新的な商品に贈られる賞を日本企業で初めて受賞した。台湾の大手コーヒーショップと商談を進めており、2020年までにアジア・中東で輸出額1億円を目指す。(政経部・照屋剛志) 沖縄磯駒屋は、静岡市でのりやふりかけを製造、販売する磯駒海苔(のり)(深田浩介社長)が2015年11月に設立。磯駒海苔は、のりを破砕してふりかけを作る技術を活用して、抹茶ラテを製造している。粉末タイプでお湯を注いですぐ飲めるため、外国人観光客に人気があるという。

 アジアへの輸出を目指し、那覇空港の国際貨物ハブなどの物流網が整う沖縄に進出した。15年に紅いもラテを開発し、抹茶ラテとセットで売り出している。

 昨年3月にドバイの企業と代理店契約を結び、湾岸諸国への輸出を開始。高級ホテルやレストランで提供したところ、人気が出てさらに2回追加で出荷した。深田会長は「イモの味がしっかり感じられるのに、さっぱりして飲みやすいと評価されている」と話す。

 昨年12月にアブダビであった国際展示会「SIAL(シアル)」では、紅いもラテがシアルイノベーション賞を受賞した。

 深田会長は「ドバイだけでなく、中東全域でも市場性があることが分かった。沖縄を拠点にアジアから中東まで幅広く展開していきたい」と意気込む。

 台湾の輸出も伸びており、今後はシンガポールやベトナムなどアジアでも輸出先を拡大する方針。3年後には輸出額を10倍に増やす考えだ。

 【ラテとは】イタリア語で牛乳の意味。カフェラテは、コーヒーに牛乳を入れたもの。抹茶に牛乳を混ぜ合わせた商品は抹茶ラテと呼ばれている。

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