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2016-12-03 07:00:00

沖縄タイムス社

「あれ?返事ない…」 新聞配達員が異変察知->独り暮らし高齢者の命救う

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「あれ?返事ない…」 新聞配達員が異変察知->独り暮らし高齢者の命救う
沖縄タイムス社は、新聞配達員が独居高齢者宅の異変に気付いたら、家族や警察に連絡し、安否を確認する「・・・

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 沖縄タイムス社は、新聞配達員が独居高齢者宅の異変に気付いたら、家族や警察に連絡し、安否を確認する「地域見守りサービス」を展開している。9月上旬と11月下旬には、那覇市内で配達員が異変に気付いて自宅で倒れている高齢者を見つけ、警察や消防に迅速に通報するなどして、救助につなげた。(社会部・山田優介) 二人の高齢者を救ったのは、沖縄タイムス銘苅販売店の店主、島尻セツ子さん(71)と夫の錦市(きんいち)さん(74)。場所はいずれも、独居高齢者が多い那覇市安岡の県営安岡市街地住宅だった。

 最初のケースは9月6日夕方。セツ子さんが同市街地住宅の5階に住む、独り暮らしの90歳の女性宅を集金で訪ねると、朝刊がまだ新聞受けに入ったままだった。電話や呼び掛けにも反応がなかったため、警察を呼び、隣の部屋からベランダを伝って確認してもらうと、女性が台所で脳出血を起こして倒れており、病院へ緊急搬送された。

 2件目は11月28日午前3時20分ごろ、新聞配達をしていた錦市さんが、6階に住む80代女性宅の異変に気付いた。「玄関の電気がついたままで、ドアが2、3センチ開いていた。呼び掛けても返事がなく、事件かもしれない」と不安に思い、とっさにドアを開けた。

 錦市さんによると、女性は心臓に持病があり、入退院を繰り返しており、日頃から気にかけていたという。「ドアを開けると、玄関前に女性が倒れていた。意識はあったが、ろれつが回っていなかった」。女性は病院へ運ばれ、命に別条はなかった。

 セツ子さんは「気付かずにいたら、(いまごろ)どうなっていたかわからない。地域を見守るためにも、独居高齢者を含めて異変に気付いたら速やかに警察に連絡したい」と話した。» 沖縄タイムス高齢者見守りサービス 

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