太陽と海とジョガーの祭典「第３３回ＮＡＨＡマラソン」が３日午前９時、国道５８号明治橋交差点からスタートする。今大会には海外からの参加者９８９人を含む２万８３６９人のジョガーがエントリー。南部５市町にわたる４２・１９５キロを駆け抜ける。

　本番を翌日に控えた２日、那覇市の県立武道館では選手受け付けや開会式があり、ゼッケンを受け取った多くのジョガーたちが、それぞれの目標達成に向けて気合を入れていた。

　主催者あいさつで大会会長の城間幹子那覇市長は「ＮＡＨＡマラソンは日本を代表する市民マラソン。楽しく、無理のないペースで駆け抜けてください。ゴールで待っています」とエールを送った。

　ジョガーを代表し、沖縄陸上競技協会推薦選手で県記録保持者の濱崎達規さん（２９）＝南城市＝と、前人未到の６連覇に挑む廣瀬光子さん（４３）＝東京都＝が「平和の喜びと情熱を持って走り抜くことを誓います」と選手宣誓した。