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2016-02-12 15:32
在日米国海兵隊報道部
伊江島「顔の分かる交流」若者と海兵隊のバスケ
【沖縄県伊江村】沖縄本島北部沖に位置する伊江島の北西部に広がる米海兵隊伊江島訓練施設では、年間を通じて野営演習やパラシュート降下訓練など、さまざまな訓練が行われています。また毎週火曜日の夕方、伊江島の若者と海兵隊員が村内の体育館でバスケを楽しみます。
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【沖縄県伊江村】沖縄本島北部沖に位置する伊江島の北西部に広がる米海兵隊伊江島訓練施設では、年間を通じて野営演習やパラシュート降下訓練など、さまざまな訓練が行われています。
訓練のため沖縄本島の他基地から短期間派遣される海兵隊員らを受け入れるのが米海兵隊作戦支援分遣隊(Operational Support Detachment)、通称OSDです。
OSDは、2015年6月、村内の国営地下ダム建設に伴い、旧施設から西よりの現在地へ移転しました。
日米両国旗がはためく真新しい白ペンキ塗りの建物に事務所と最大48人が滞在できる短期宿舎があり、24時間体制で訓練隊員をサポートする役割を果たしています。
日本人従業員スーパーバイザーを務める島俊哲さんは、「小さな基地だけに、和気あいあいとした雰囲気が特徴ですね」とOSDのチームワークのよさを語ります。
海兵隊員11人と日本人従業員18人が働くOSDでは、他基地より日米職員が協力して働くことが多いといいます。
毎朝7時半の始業時には、同職員らがホワイトボードを囲みながら、その日の訓練日程を確認します。
OSD施設内は、食堂はないものの、24時間利用可能なトレーニングジムや自炊キッチン、リラックスルームにミニバーなども備えます。
真新しい施設だけに、沖縄本島から短期で滞在する隊員も「自分の宿舎よりも居心地がいい。もっと長く伊江島に滞在したい」の要望する隊員も多くいるそうです。
伊江島補助飛行場内の演習場では、1月下旬から2月上旬にかけて、やや規模の大きい訓練が行われました。
キャンプ・ハンセンから派遣された隊員80人は演習場にテントを設置し野営。
2月の強い北風が吹き付ける演習場は、沖縄とはいえ寒さを感じます。
そんな中、野営訓練の前後に立ち寄る海兵隊員を、OSDはアットホームな雰囲気で迎え入れます。
OSDは、島の住民とも積極的な交流を図っています。
ハーリーや村一周マラソンに海兵隊員が参加するだけでなく、OSDで開かれるバーベキューやハロウィーンに地元住民を招くなど相互交流が盛んです。
同施設司令官のジーザス・ラモス中尉は、「島の皆さんと、お互いの顔と名前が分かる関係を築いているのが私たちの誇りです」と強調します。
毎週火曜日の夕方、村内の体育館に海兵隊員と地元の若者が集まりバスケットボールを楽しみます。
長身の海兵隊員が高さを活かしてシュートを決めると、島の若者チームは素早い動きでボールを奪いネットを揺らします。
島の若者チームをまとめる村役場職員の玉城瑞喜さん(26)は、「島にいながら、アメリカ人と交流できるのはとても嬉しい」と額の汗を拭いながら笑顔で話します。
OSDに駐在する海兵隊員も、休日には島の中心部に出て、伊江島タッチュー(島中央にそびえる鳥帽子を思わせる独特な形の山で正式名称は城山)に登ったり、島内のスーパーで買い物しながら、のどかな休日を楽しみます。
2月上旬、4日間の訓練を終えた本島から隊員らが、帰還のため伊江島訓練施設を後にしました。
「アメリカにまったく同じような菓子があるんだ」とフロリダ州出身の海兵隊員はフェリーターミナルで自分の出身州とまったく同じようなピーナツ菓子をみて驚き、お土産に抱えられるだけピーナツ菓子を買いこみました。
厳しい訓練を行う一方で 、家庭的な雰囲気を感じる伊江島。
帰還する隊員らはOSDの駐在員と伊江島タッチューに見送られ、惜しみながら島を後にしました。
訓練のため沖縄本島の他基地から短期間派遣される海兵隊員らを受け入れるのが米海兵隊作戦支援分遣隊(Operational Support Detachment)、通称OSDです。
OSDは、2015年6月、村内の国営地下ダム建設に伴い、旧施設から西よりの現在地へ移転しました。
日米両国旗がはためく真新しい白ペンキ塗りの建物に事務所と最大48人が滞在できる短期宿舎があり、24時間体制で訓練隊員をサポートする役割を果たしています。
日本人従業員スーパーバイザーを務める島俊哲さんは、「小さな基地だけに、和気あいあいとした雰囲気が特徴ですね」とOSDのチームワークのよさを語ります。
海兵隊員11人と日本人従業員18人が働くOSDでは、他基地より日米職員が協力して働くことが多いといいます。
毎朝7時半の始業時には、同職員らがホワイトボードを囲みながら、その日の訓練日程を確認します。
OSD施設内は、食堂はないものの、24時間利用可能なトレーニングジムや自炊キッチン、リラックスルームにミニバーなども備えます。
真新しい施設だけに、沖縄本島から短期で滞在する隊員も「自分の宿舎よりも居心地がいい。もっと長く伊江島に滞在したい」の要望する隊員も多くいるそうです。
伊江島補助飛行場内の演習場では、1月下旬から2月上旬にかけて、やや規模の大きい訓練が行われました。
キャンプ・ハンセンから派遣された隊員80人は演習場にテントを設置し野営。
2月の強い北風が吹き付ける演習場は、沖縄とはいえ寒さを感じます。
そんな中、野営訓練の前後に立ち寄る海兵隊員を、OSDはアットホームな雰囲気で迎え入れます。
OSDは、島の住民とも積極的な交流を図っています。
ハーリーや村一周マラソンに海兵隊員が参加するだけでなく、OSDで開かれるバーベキューやハロウィーンに地元住民を招くなど相互交流が盛んです。
同施設司令官のジーザス・ラモス中尉は、「島の皆さんと、お互いの顔と名前が分かる関係を築いているのが私たちの誇りです」と強調します。
毎週火曜日の夕方、村内の体育館に海兵隊員と地元の若者が集まりバスケットボールを楽しみます。
長身の海兵隊員が高さを活かしてシュートを決めると、島の若者チームは素早い動きでボールを奪いネットを揺らします。
島の若者チームをまとめる村役場職員の玉城瑞喜さん(26)は、「島にいながら、アメリカ人と交流できるのはとても嬉しい」と額の汗を拭いながら笑顔で話します。
OSDに駐在する海兵隊員も、休日には島の中心部に出て、伊江島タッチュー(島中央にそびえる鳥帽子を思わせる独特な形の山で正式名称は城山)に登ったり、島内のスーパーで買い物しながら、のどかな休日を楽しみます。
2月上旬、4日間の訓練を終えた本島から隊員らが、帰還のため伊江島訓練施設を後にしました。
「アメリカにまったく同じような菓子があるんだ」とフロリダ州出身の海兵隊員はフェリーターミナルで自分の出身州とまったく同じようなピーナツ菓子をみて驚き、お土産に抱えられるだけピーナツ菓子を買いこみました。
厳しい訓練を行う一方で 、家庭的な雰囲気を感じる伊江島。
帰還する隊員らはOSDの駐在員と伊江島タッチューに見送られ、惜しみながら島を後にしました。
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