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2013-10-25 20:52

在日米国海兵隊報道部

地元やアメリカ軍関係者の人たちも那覇大綱挽を楽しむ

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沖縄県那覇市】15世紀が起源とされるギネス認定を受けた世界一の大綱挽には、伝統や慣習がしっかりと根付いています。

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沖縄県那覇市】 15世紀が起源とされるギネス認定を受けた世界一の大綱挽には、伝統や慣習がしっかりと根付いています。
大綱挽に先立ち行われる旗頭行列、空手演武、演舞披露では奥深い琉球の文化をさらに強調しました。

10月13日に那覇市で開催された第43回那覇大綱挽まつりには、世界各国からの訪問者を魅了し、何万人もの地元の人たちに混じって参加しました。

那覇市大綱挽保存会によると、那覇大綱挽は、琉球王国時代の那覇四町綱の伝統を引き継ぐ長い歴史を有する沖縄最大の伝統文化催事です。

海兵隊員のカイル・レイド上等兵は、「沖縄にいるなら、絶対見に行って、参加すべきイベントの一つです。
大勢の人が集まってお互いに張り合っているのを見るのは壮観です。
皆が絶叫して、楽しんでいたので、忘れられない経験となりました」と語っています。

翁長雄志那覇市長は、重さ43トン、2本の縄を繋げて全長200メートルにもなる世界最大級の縄を引くには何千人もの人の力が必要だと話しています。

勝負は綱をつないだ「かぬちぐち」が東西5メートルの勝負線を越えれば勝敗が決まるが、東西どちらも5メートルに届かない場合は、30分以内に2メートル以上引いた方を判定勝利とします。
いずれも2メートル未満であれば引き分けとなります。

綱挽衣装を着た両チームの綱方が一定のリズムで掛け声をかけると、参加者はそれに合わせて一斉に綱を引きます。

レイド上等兵は、「勝利の鍵はチームワークです。
綱方が笛を吹く合図に合わせて全員が同時に綱を引くことで、引く度に多くの力が加わるんです」と説明しています。
何万人もの参加者が本綱に取り付けられた280本の手綱を握って27分間奮闘した後、東チームが優勢勝ちしました。
大綱挽に参加した那覇在住の大城たおささんは、「いい勝負でしたね。何度か縄が相手チームに引張られていると感じましたが、最後は勝ちました」と述べています。

イベントの最後は、東西両チームが沖縄特有の庶民舞踊であるカチャーシーを踊り、手綱を切り取って持ち帰えりました。

大城さんは、「手綱を持ち帰るのは縁起が良いとされ、持ち帰ることが習慣となっています」と語っています。

在沖米国商工会議所のボランティアや海兵隊員たちは、祭りの参加者の安全を確保し、順序よく手綱を切って、観衆に配るのを手伝いました。

レイド上等兵は、「とても楽しかったです。皆が集い、チームとして連携することで偉業を成し遂げることができました。
西チームが何度か挽回して綱を引き寄せて少し優勢となる場面もありましたが、最後は東チームが勝利を収めることができました。
来年はどのチームが勝つのか勝負が楽しみです」と話していました。

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