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2013-07-10

在日米国海兵隊報道部

陸上自衛隊将校が海兵隊CBRN隊員と合同訓練

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陸上自衛隊将校が海兵隊CBRN隊員と合同訓練
【在沖米海兵隊施設キャンプ・コートニー】陸上自衛隊将校が在沖米海兵隊のCBRN(化学・・・・

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【在沖米海兵隊施設キャンプ・コートニー】
陸上自衛隊将校が在沖米海兵隊のCBRN(化学・生物・放射性物質・核防護)専門隊員と共にうるま市具志川にあるキャンプ・コートニーで、6月24日から28日までの日程で一緒に訓練を実施しました。

両者はお互いの作業手順をよく理解し、使用している装備の性能や機能を把握するため、教室での研修と実践訓練を行いました。

CBRN担当官のクリストファー・ジョイ二等准尉は、「自衛隊とのやりとりが頻繁にある訳ではないので、共に訓練する機会が得られて嬉しいです。以前他国のCBRN班と共に訓練したことがあるので、部下や私は今回の機会に恵まれたことを非常に光栄に思っています」と語っています。

自衛隊将校は交流プログラムの一環として海兵隊員との仲間意識を深めながら技術や戦術を共有することができる訓練に参加しました。

双方の部隊は自然災害または人災が起きた際、相手側の能力や専門知識を知る必要があります。

CBRN防護専門員のロバート・カーター伍長は、「この訓練の主要ポイントは、自衛隊員に私たちの装備に慣れてもらい、私たちの能力を把握し、お互いの装備を用いて連携できるようになることです」と説明しました。

陸上自衛隊の将校は防護態勢やCBRN脅威検知機器を使用した戦略的レベルで海兵隊員との取組みや調整を学ぶ訓練を実施しました。

陸上幕僚監部CBRN担当官の早川健太郎三等陸佐は、「この訓練は双方のCBRN機能の類似点や相違点が分かるので素晴らしいですね。各レベルで海兵隊員が備えているものを把握できる上に、双方の関係を向上する大きな一歩です」と話しています。

自衛隊将校は訓練で海兵隊CBRN部隊の作戦構造や命令系統を把握する事ができました。

ジョイ二等准尉は、「訓練が始まるまで、自衛隊員は海兵隊CBRN部隊には士官がいないということを認識していませんでした。海兵隊CBRN部隊を直接指揮するのは准尉なので、何かが起きた際には、誰と調整を図れば良いのか知ってもらえました」と述べています。

訓練終了後には、双方とも今後の軍事作戦でどのように連携すればよいのか理解を深めることができました。

早川三等陸佐は、「お互いのCBRN対応に関する知識を共有する素晴らしい機会でした。関与した全員が訓練で成果を挙げられるようにCBRNの隊員たちが一生懸命取組んでくれたことに謝しています」と語りました。


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