７日に発生した台湾地震の被災者を支援しようと、「チバリヨー台湾　復興支援ライブ」が１１日、沖縄県糸満市西崎町の道の駅いとまんで開かれ、糸満市や那覇市の７団体・個人がエイサーや琉舞などを披露した。

　ライブは、台湾と交流がある糸満市の「古武道太鼓集団風之舞（かじま〜い）」の山城健代表（４６）が企画した。１９９８年の結成直後から沖縄観光や物産のＰＲ、エイサー指導で約３０回、台湾を訪問した。

　地震翌日に開催を決め、市内外の団体に出演を依頼。会場では風之舞の子どもたちが「加油！！　台湾！！」（頑張ろう台湾）と記された募金箱を手に協力を呼び掛けた。

　集まった寄付金１５万４５６８円は近く台湾へ贈る。山城代表は「急な声掛けにもかかわらず、多くの方々に協力していただいた。被災地支援へ有効に役立てほしい」と語った。