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2015-05-29 15:31:09

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キャンプシュワブ海兵隊と園児たちのふれあいボランティア

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キャンプシュワブ海兵隊と園児たちのふれあいボランティア
【沖縄県名護市】厚いどんよりとした雨雲が梅雨に入った沖縄をすっぽりと包む朝、保育園からは園児たちの元気な声が聞こえてきました。名護市辺野古にあるキャンプ・シュワブからボランティアとして市内にあるあすなろ東保育園を訪れた海兵隊員が、約70人の園児たちと一緒に遊びながら英語を教える「外国人とあそぼう」というプログラムの中で、楽しいふれあいのひと時を過ごしました。

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【沖縄県名護市】厚いどんよりとした雨雲が梅雨に入った沖縄をすっぽりと包む朝、保育園からは園児たちの元気な声が聞こえてきました。
名護市辺野古にあるキャンプ・シュワブからボランティアとして市内にあるあすなろ東保育園を訪れた海兵隊員が、約70人の園児たちと一緒に遊びながら英語を教える「外国人とあそぼう」というプログラムの中で、楽しいふれあいのひと時を過ごしました。

キャンプ・シュワブの隊員たちとあすなろ東の園児たちの交流は、隊員たちにとっては日頃の厳しい訓練から開放される息抜きの時間となり、園児たちにとっては遊びながら英語に触れるという時間になりました。

両者の関係は年長組の子供たちが年少組にいる頃から始まっており、かれこれ2年以上も続いています。

仲村美香園長によると、「3、4、5歳児のための異文化交流会ということで毎月一回(海兵隊員たちに)来て頂いています。子供たちに私たち日本人とは言葉が違う、髪の毛の色も違う外国の人たちが居るということを肌で感じて欲しいということで来て頂いています」と説明しています。

さらに仲村園長は、「子供たちはすごく喜んでいて、見ていると言葉が通じる通じないは関係無く、ふれあいがとても楽しそうで、体を使った遊びをして頂けるので喜んでいます。それに子供たちからグッドモーニングとかの英語が出てきて、自然と会話の中で英語を覚えてくる部分もあるので、親しみを持って接しています」と続けて述べています。

交流会は伊波文雄キャンプ・シュワブ基地渉外官による参加者の紹介から始まりました。

風船を使った遊びでは年少組、年中組、年長組に分かれてそれぞれが違った色の風船をカゴに入れる競技を行い、それから二人一組で風船を落とさないように運ぶリレーなど、園児たちは大喜びでゲームに没頭していました。

ゲーム終了後、伊波渉外官が沢山ある風船の中からひとつの風船を拾い上げ、「これは何色ですか?」と園児たちに尋ねると、園児たちは一斉に「レッド」や「イエロー」など風船の色を英語で答えていました。

楽しい時間もあっという間に過ぎ、隊員たちが園児たちにお別れを告げる時間が来ると、園児たちの中には別れを惜しむような仕草をする子もいました。

ひとりの女の子は、「とても楽しかった。また早く来て欲しいなー」と笑顔で話していました。

保育士の比嘉梓先生は、「なかなか外人さんと触れ合う機会がないので、とてもいい機会だと思います。交流会は3歳の子たちから始めるんですが、3歳の子たちはちょっと人見知りで近づく子も少ないんですが、4、5歳になると、何回か会ううちに親しみを持って語りかけたり、積極的にふれあい、抱っこされたりする子もいます。散歩の時間にも一緒に手を繋いだり、毎月色々な活動を楽しんでいます」と述べ、毎月の訪問客に感謝していました。

最後に隊員のひとりは、「始めて参加しましたが、とても楽しかったです。来月ハワイに戻りますが、また沖縄に戻ってきます。退役したら沖縄に住みたいですね」と述べて、園児たちとの交流を本当に楽しんでいるようでした。
在日米国海兵隊報道部

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